タイ国内情勢

タイ開国計画に変更なし、7月までにエンデミックへ移行

投稿日:2022年3月24日 更新日:

タイでは7月1日にパンデミックからエンデミックへの移行計画を正式に承認している。
4つの段階に分けて、7月以降はポストパンデミックへ移行するという計画だ。
またタイでは開国計画も進めている。
本日のCCSA会見において、タイ開国計画が国内感染状況の悪化を招く可能性は低く、エンデミックへの移行を目指すと改めて発表された。

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タイ開国計画とエンデミック移行計画

先週までは月曜日と木曜日の2回開催だったCCSA定例会見は、今週より木曜日のみの週1回開催となった。
以下、本日のCCSA会見英語版をもとにいくつか取り上げていく。

CCSAでは、タイと同程度の感染状況にあるベトナムとマレーシアの状況を注視している。
多くの国がエンデミックへ移行しつつあり、感染にかかわる統計記録方法は、入院を必要とする患者に焦点を当てている。
タイでは海外からの入国者の感染率は0.67%。
タイ開国計画が、国内のパンデミックのリスクに影響を与える可能性は低いだろう。タイではパンデミックからポストパンデミック(エンデミック)へ移行することを目指している。2022年7月までに達成したい。

以上のように、タイ開国計画とエンデミック化計画を同時に進めていく方針を明らかにした。
タイ開国を進めても、国内感染状況悪化をもたらすことはないとの考えだ。逆にいえば、現在の感染状況においてタイ開国計画に変更はないということになる。開国はこのまま進めていく。

タイ国内の感染状況は、新規感染者が27,024人。これは過去最高レベルの数値となっている。

県別では、バンコクが3,722人、ナコンシータマラートが1,746人、チョンブリが1,341人となっている。

この状況でもCCSAは規制強化を考えていない。
むしろ緩和していく方向だ。

現在はワクチン接種を積極的に進めている。
エンデミック達成のためには、ブースター接種率60%が目標。

現時点でのワクチン接種率は、1回目79.1%、2回目72.1%、3回目32.6%となっている。
とりわけ高齢者や基礎疾患のある脆弱グループへのワクチン接種を急いでいる。

ソンクラン中の規制

先週金曜日のCCSA本会議にて、4月のソンクラン期間中の規制措置について決定された。
本日のCCSA会見でも改めて確認。

・伝統的活動は許可する
・路上など公共エリアでの水かけは禁止
・泡パーティ、イベント会場でのアルコール販売・消費の禁止
・ソンクランに参加する場合は、密閉空間では必ずマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを維持すること

要するに水かけは全面的に禁止で、パーティも不可で、伝統的イベントは開催できるが場内では飲酒不可。
県をまたぐ移動は制限されない。国内旅行はできる。

3年連続で水かけは禁止となるが、国内移動と伝統行事に関しては大きな規制はない。

タイへの旅行者数

2022年3月1日から23日までのタイ入国者は、195,703人。
Test&Goが174,268人、サンドボックスが18,188人、強制隔離が3,247人。
195,703人のうち検査で陽性となったのが1,276人。陽性率は0.65%だ。

空路入国者の出発地トップ10も発表されている。

1位がシンガポールで15,402人。以下、ドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、UAE、オーストラリア、ロシア、イスラエル、インドと続く。

先週金曜日の発表では、日本が10位となっていたが、一週間でランク外へ。
そのかわりにインドがランクインしてきた。

やはりインドからの旅行者が増えているようだ。
インドとタイはエアトラベルバブル協定を結び、インドからタイへの国際旅客便が再開された。これにより、インドからタイへ観光旅行できるようになった。

ロシアからの旅行者は依然として8位にとどまる。
先週発表のデータでは4,694人だったので、この6日間で801人がロシアからタイに渡航してきている。1日あたり133人だ。
日本からの旅行者数が不明だが、まだロシアよりも少ないようだ。

4月1日からのタイ入国措置

3月18日のCCSA本会議にて、4月1日からのタイ入国ルールが承認された。
4月1日以降にタイ入国する場合は、出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書が不要となる。
他にも陸路入国ポイントが増えるといった事項はあるが、一般旅行者には陰性証明書不要が最大の緩和となる。

本日のCCSA会見では、新しいタイ入国規制の官報掲載はペンディング(保留)中とのこと。
ただし、今月末までには官報入りするので、4月1日からは新ルールが適用となると明言していた。

完全に最終決定したわけではないが、ほぼ間違いなく決まりだ。
4月1日からは事前の陰性証明書取得が不要となる。

4月1日からの有効となるタイ入国ルール

空路入国では、タイランドパスで事前登録し、入国後はモーチャナアプリを使用する。
出発前14日以内に完全なワクチン接種を終えていること。
出発前のRT-PCR検査は不要。
最低2万ドルをカバーする医療保険に加入すること。ただしタイ人ならびに社会保障に入っているタイ在住外国人は不要。
到着初日のAQ/SHA++ホテル、RT-PCR検査、滞在5日目のATKの事前予約と支払いが必要。

詳細なタイ入国ルールはこちらを参考に。

関連記事:3月31日までと4月1日からのタイ入国ルールの違い、7月1日入国制限撤廃へ向けて

まとめ

タイでの新規感染者は高い水準のままだ。
また、会見でも言及があったが、韓国などでは過去最悪の状況となっている。
そんな中でもパンデミックからエンデミックへ移行する動きは確実に進んでいる。世界的な趨勢といえる。
新規感染者の数だけに拘泥せず、入院が必要な重症者への対応に焦点を当ててる方針だ。
タイではソンクランの水かけが禁止となったが、これはエンデミック移行のための防止措置といったところだろう。
7月1日にエンデミック化が達成されれば、タイ入国制限も撤廃されるかもしれない。

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