7月11日発表のチョンブリ県の感染状況。
新規に確認された感染者はまた増加。
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チョンブリ県感染状況
7月11日、チョンブリ県発表による新規感染者は381人(前日359人)。
死者累計65人(+5)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区144人
シラチャー地区73人
バンラムン地区(パタヤ)42人
他
累計
4月以降の第3波での累計は県全体で11,632人(回復済み7,558人、治療中4,009人)。
ムアンチョンブリ地区が3,233人、シラチャーが2,476人、バンラムン(パタヤ)が3,003人となっている。
各地区別感染者推移
上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
4月、5月、6月の各月累計と7月各日の数値が並ぶ。
バンラムンは5月6月と減少していたが、各地でクラスターが発生し、大きく増加傾向に。
7月11日発表のタイ全国での新規感染者は9,539人。
県別では、バンコク2,741人、パトゥムタニ1,108人、サムットプラカン642人、サムットサコン563人に続き、チョンブリの381人は全国5番目の多さとなった。
新規感染者の感染経路内訳
・ボートン地区での積極調査 21人
・パナットニコムの学校 5人
・不特定多数の人と接する高リスク職業 4人
・ムアンチョンブリのショップ運営者 2人
・医療従事者 1人
・ラヨーンの工場でのクラスター 4人
・刑務官 1人
・高リスクエリアから バンコク4人、ペチャブン1人、パトゥムタニ1
・家族間で感染 110人
・職場で感染 22人
・パーティ 2人
・調査中の感染者と接触 46人
・調査中 57人
961人の接触者と492人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは検査件数を発表している。7月10日の検査件数は2,956件で、うち陽性確認が359件。単純計算による陽性率は12.1%。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
(一部抜粋)
・ナックルアのランポー市場
・Angel Zone Contactlens(セントラルフェスティバルパタヤビーチ)
・パシフィックパークシラチャーのTrue Shop
・パシフィックパークシラチャー4階のフードコート
・パタヤソイユメのグリル店
レムチャバン役所閉鎖命令
チョンブリ県命令第51号が発出された。
7月11日付け。
シラチャーにあるレムチャバン市(テーサバーン)役所内で感染拡大のおそれがあるため、7月12日から7月14日まで閉鎖する。
バンコク-パタヤ 高速7号線夜間一時通行止め
7月12日からのバンコク首都圏とタイ南部4県に対する夜間外出禁止令を受けて、モーターウェイ7号線と9号線は、21時から4時まで通行止めに。
7月12日午前0時1分開始。
7号線はバンコク-チョンブリ-パタヤ-マップタプット区間が通行止め。
ただし、夜間外出禁止の例外規定の対象車両は通行可能とのこと。
たとえば、深夜便に搭乗するためにパタヤからスワンナプーム空港へ夜中に移動することは認められることになる。
ただし、身分証明書や渡航を証明する文書などの提示は必要。
バンコク首都圏とチョンブリの間の移動はよほどの緊急性がないかぎり不可と考えたほうがよさそう。
今回の夜間外出禁止は、要請ではなく、罰則を伴う命令となっている。(チョンブリ県には夜間外出禁止令は出ていない。)
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