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パタヤ近況

チョンブリ規制強化:夜間アルコール販売禁止とパーティ禁止

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連日多くの新規感染者が報告されているチョンブリ県。
毎日のように工場や市場への閉鎖命令が発出されている。
昨晩、チョンブリより新たな命令出た。

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夜間アルコール販売禁止令と夜間パーティ禁止令

7月2日の夜にチョンブリ県命令第45号が発出された。

命令は2点。

・チョンブリ県内では、20時から翌4時まであらゆるアルコール飲料の販売や供給や交換を禁止する
・チョンブリ県内では、20時から翌4時まで、グループで集まって酒を飲む行為を禁止する
7月3日から新たな指令があるまで有効

アルコールの販売だけでなく、供給も交換も禁止。つまり、店が売るだけでなく、個人的にもらったり何かと交換するなど、アルコールを入手する行為を禁じていることになろう。

これまでは酒に販売に関する規制はなかった。バーは閉鎖されているし、レストラン店内飲酒も禁止だが、コンビニやスーパーでは普通に酒を売っていた。
ただ、チョンブリ県独自の規制でコンビニの営業時間は午後11時まで。営業時間内なら酒は買えた。
今回の規制強化によって、コンビニやスーパーが11時まで営業していても、酒を販売できるのは午後8時までに制限される。

通常の規制で、酒の販売時間は、午前11時から午後2時と午後5時から深夜0時までに制限されている。
つまり、本日からコンビニやスーパーで酒が買えるのは、午前11時から午後2時と午後5時から午後8時までとなる。

2番目の規制強化が、夜間のグループでの飲酒行為の禁止。要するに宴会禁止令だ。
具体的な人数の記載はない。
屋外や屋内といった場所の指定もない。
とにかく集まって酒を飲む行為を禁止している。
これまでの規制でも、公共の場や私有地でもあっても大人数でパーティを開催している摘発対象となっていた。
たとえばパタヤビーチで宴会していたグループが逮捕されているし、プールヴィラでオンライン配信をしていたグループも逮捕されている。
今回の規制今日は、その方針をさらに強固なものにしたといえる。
たとえ室内において少人数で酒を飲んで騒いでいたら摘発されるおそれあり。

パタヤでいえば、いまだにビーチで少人数ながらも酒を飲んでいる人がいる。
またソイブッカオではツリータウン前に座って、近所のコンビニで購入したビールを片手にプチ宴会しているファランとタイ人をよく見かける。大人数ではなく数人程度だが、これも摘発対象となる可能性がある。

言ってみれば、夜間のアルコール禁止令みたいなものである。
夜8時から朝4時までは静かに過ごしておけ。飲むなら部屋で一人で飲んでおけと。

昨年のロックダウン時は、アルコール販売そのものが禁止され、夜間外出禁止令も出ていた。
それに比べればまだまだ緩い。
パンデミック発生以来、現在のチョンブリ県やパタヤは、新規感染者の数でいえば過去最大の危機状態にある。
CCSAでは、国の方針としてこれ以上規制を厳しくすることはないと発表しているが、どうなるかはわからない。
この先も感染状況が悪化するようであれば、国が規制強化せずとも、県独自でさらに厳しい措置をとるかもしれない。

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