6月2日のタイ国内状況。
刑務所クラスターと、各地での工場クラスターにより新規感染者はまた増加に。
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タイ全国の感染状況
6月2日発表、タイの新規感染確認者は3,440人(前日2,230)
(累計165,462)
国内感染(病院にて検査):1,175人
積極調査:1,163人
刑務所:1,087人
外国からの入国:15人
死亡:38人(累計1,107人)
亡くなった38人のうち、バンコクで18人など。
男性24人、女性14人。
10歳から95歳。
タイ国内における致死率は0.67%。
回復済み:114,578人(+2,843)
治療中:49,777人
重症患者は1,247人(+11)、うち人工呼吸器をつけているのが381人(+3)。
刑務所クラスターと海外からの入国をのぞいた国内感染は2,338例。
国内感染上位10県
バンコク680
サムットプラカン466
ペチャブリ449
トラン176
サムットサコン78
ノンタブリ62
パトゥムタニ39
ナラティワート34
アユタヤ33
チョンブリ29
21県では新規感染者が確認されなかった。
4月1日以降の第3波の新規感染者推移グラフ
青色が国内感染、黄色が積極調査、灰色が刑務所クラスター、ほとんど見えないが水色が海外からの入国者。
刑務所クラスターが報告されていて上下が激しいが、刑務所クラスターをのぞいた国内感染はずっと横ばい状態が続いている。
外国からの入国15人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、インド2(タイ人帰国者)、クウェート、中国、ポルトガル、アメリカ、日本2、カンボジア3、ミャンマー3、マレーシア。
日本からの2人は、43歳タイ人女性と34歳日本人男性会社員。
アジア各国の統計
日本は新規感染者は1,793人(前日2,878)と大きく減少に。
インドでは新規感染者が大きく減少してきた。死者は減少傾向にあったが、また3000人台に増加した。
マレーシアは7,000人台と高いままとなっている。
タイワクチン接種状況
2月28日から6月1日までの累計:3,753,718回
初回接種:2,591,372人(+51,881)
2回目接種:1,162,346人(+36,978)
全人口のうち、完全にワクチン接種を終えた割合は1.75%。
CCSAブリーフィング概要
・バンコクのラップラオ地区で新しいクラスターが発生。バンコクではこれまで48のクラスターが報告されている。また、サムットプラカン、サムットサコン、アユタヤの工場でもクラスターが発生している。
・WHOはシノバックワクチンの緊急使用を承認した
・6月1日と2日にシノバックワクチンとアストラゼネカワクチンの94万回分が全国のワクチン接種センターに配布される。集団接種は来週から始まる。
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