実質的に閉鎖状態となっていたパタヤビーチ。
ビーチとその周辺では運動のみが許可されており、座ることも遊ぶことも飲食することも禁止されていた。宴会なんてもってのほか。即逮捕案件だった。
よってパタヤビーチはずっと無人状態となっていた。
が、6月2日、パタヤビーチにようやく人が戻った。
パタヤビーチの再開だ。
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パタヤビーチ再開
6月1日にチョンブリ県が新たな命令を出した。
ビーチとその周辺での活動について、規制を見直すというもの。
ビーチでの食事やサービスの提供は許可されるとなっている。
ただし、酒の提供やパーティは厳禁。
字義通りに解釈すれば、これまで禁止されていたビーチチェア業者の営業が解禁されることになる。
ただ、実際の運用がはっきりしなかった。
6月2日にパタヤビーチの様子を見に行くと、一部のビーチチェアとパラソルが営業を再開していた。
天秤棒を担いだ物売りもビーチを歩いている。
晴れて、パタヤビーチが再開された。
ビーチ上を普通に歩いている人もちらほらと見受けられる。
昨日までは無人だったが、パタヤビーチにようやく人が戻ってきた。
ただ、ビーチチェア業者すべてが営業再開したわけではない。
営業していない業者も多い。
特にノースパタヤエリアでは大半がパラソルをたたんだまま。
ノースパタヤはとにかく人がいない。
パタヤカンからセンタン前付近では半数ほどの業者が営業再開。
全体では、3分の1か4分の1くらいの再開率のように見えた。
外国からの観光客は言うに及ばず、国内観光客もほとんどいない状況では、営業再開しても集客は望めないということだろう。
6月3日は祝日となっている。金曜日も休みを取り、4連休にしている人もいるだろう。
そうなれば、長い週末休みにパタヤビーチに遊びに来る人が増えるかもしれない。
ビーチロードは車線右端は駐車可能なまま。
平日でもそれなりに駐車車両は多い。
週末にかけて車が増えていくだろう。
ただ、ダークレッドゾーンのバンコクから多くの旅行者が遊びに来ることを危惧する声もある。
ビーチとその周辺での宴会は引き続き厳禁となる。飲酒そのものが不可だ。
砂浜や遊歩道でゴザを敷いて酒盛りするのがタイ人の遊び方ではあるが、現状では摘発と逮捕の対象となる。それは変わらない。
おそらく、夜間でも警察のパトロールがあるはずだ。
昼間のパタヤは猛暑である。
屋外での活動はあまりにもしんどい。
涼しくなった夜のビーチで酒を飲みながらだらだら過ごすのは大変心地よい。
でも、今はまだできない。もうちょっと我慢が必要となる。
とりあえずビーチが再開しただけでも、一歩前進と前向きにとらえるしかない。
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