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タイ国内情勢

タイ国内状況5月24日:新規感染者2,713人、ワクチン割り当て計画

投稿日:2021年5月24日 更新日:

5月24日のタイ国内状況。
バンコクでは建設現場キャンプなどで多くのクラスター発生が続いている。
タイ国内生産のアストラゼネカワクチンの各県への配布計画が発表された。

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タイ全国の感染状況

5月24日発表、タイの新規感染確認者は2,713人(前日3,382)
(累計132,213)

国内感染(病院にて検査):1,147人
積極調査:1,311人
刑務所:206人
外国からの入国:49人

死亡:30人(累計806人)

亡くなった30人のうち、バンコクで11人、ナコンラチャシマとラチャブリで3人ずつなど。
男性20人、女性10人。
28歳から105歳。中央値は67歳。
高血圧18人、糖尿病12人など基礎疾患をもっていた。
タイ国内における致死率は0.61%に上昇。

回復済み:86,100人(+1,565)
治療中:45,307人

重症患者は1,169人(-41)、うち人工呼吸器をつけているのが406人(-6)。

刑務所クラスターと海外からの入国をのぞいた国内感染は2,458例。

国内感染上位10県

バンコク951
ペチャブリ669
サムットプラカン180
チョンブリ106
ノンタブリ92
サムットサコン43
パトゥムタニ38
ソンクラー36
ラノーン30
ナコンパトム28

バンコクのクラスターは2箇所増えて、32箇所となった。

27県では新規感染者が確認されなかった。

4月1日以降の第3波の新規感染者推移グラフ

青色が国内感染、黄色が積極調査、灰色が刑務所クラスター、ほとんど見えないが水色が海外からの入国者。
刑務所クラスターが報告されていて上下が激しいが、国内感染はここ1ヶ月ほど横ばい状態が続いている。

外国からの入国49人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
カンボジアから帰国したタイ人が41人、うち2人は不法に国境を越えた。
他はインドから6人、エチオピアとUAEから1人ずつ。

アジア各国の統計

日本は新規感染者は5,041人(前日5,254人)。
インドでは新規感染者が30万人を大きく下回っているが、、死者はまた4,000人を越えた。
マレーシア、カンボジア、ベトナムでは感染者が増加傾向にある。特にマレーシアは7,000人近くまで増加。

タイワクチン接種状況

2月28日から5月23日までの累計:2,910,664回
初回接種:1,941,565人(+43,233)
2回目接種:969,099人(+2,340)

プラユット首相が2回目のワクチン接種を終えた。投与されたのはアストラゼネカワクチン。
首相はワクチンパスポートを手に入れた。


ソース:ThaigovSpokesman

政府は国の計画としてワクチン接種を定め、全国的なワクチン接種開始日を6月7日に定めた。国籍に関係なくすべての人がワクチン接種を受けることを重要視している。
在住外国人のワクチン接種登録は6月7日から開始となる。

CCSAブリーフィング概要

・依然として建設現場でのクラスターがリスクをもたらしている。このリスクに対処するため、バンコク各区が特別運営委員会を設置した。
・タイ国内のインターナショナルスクールで学習している生徒を対象とした各種試験の開催を求める文部省の要請をCCSAが承認した。試験は感染防止対策を実施した状態で通常通りのスケジュールで開催される。
・疾病管理曲は、バンコクのラクシー地区で検出されたインド変異株はアストラゼネカワクチンに耐性がないことを説明した

タイワクチン接種計画とプーケット開放

アストラゼネカワクチンに関する接種計画草案がCCSAにより承認された。

6月から9月に初回投与として配布され、10月から12月に2回目の投与が行われる。

6月から9月のワクチン接種は、バンコク、サムットサコン、ノンタブリ、パトゥムタニのダークレッドゾーン4都県とプーケットに重点的に割り当てられる

国境沿いの17県にも優先的に割り当てられ、7月までにはワクチン接種が開始される。
チェンマイ、チェンライ、ソンクラー、サケオ、ターク、ムクダハン、ナラティワート、ラノーン、ノンカイ、スラタニー、パンガー、クラビ、チャンタブリ、チョンブリ、ラヨーン、チャチュンサオ、サムットサコンの17県。

その後、残り55県に焦点が移る。

アストラゼネカワクチン接種計画
6月:630万回
7月から11月:毎月1,000万回
12月:500万回
年末までの合計:6,130万回

国ではさらに3,700万回分のワクチンを求めている。
ジョンソンエンドジョンソンが1,000万回分、ファイザーが2,000万回分、シノバックが700万回分。
ただし最終的な数は各企業の生産能力によるとしている。

タイ全国伝染病委員会はタイ各県のワクチン接種目標を定めている。
11県では8月までに人口の70%がワクチン接種を受ける予定。

6月:プーケット
7月:バンコク、クラビ、パンガー
8月:パトゥムタニ、サムットプラカン、チョンブリ、サムットサコン、ナコンパトム、スラタニー

プーケットでは観光業で働く94,000人すべてが7月1日までにワクチンを摂取する計画を立てている。
また、県に世帯登録しているすべての居住者もワクチン接種の優先対象となる。約40万人が世帯登録されており、観光やその他の事業で約50万人のタイ人と外国人が雇用されている。
プーケット県の計画では6月末までに県人口の70%のワクチン接種をカバーするので、7月に外国人観光客の再開が可能となるとしている。

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