多少の増減はあるものの、全体としては減少傾向にあるチョンブリ県の感染状況。
本日は新規感染者が減少しており、パタヤでも低い数字となってきた。
昨日より規制緩和で店内飲食が可能となったが、店内アルコール提供は禁止のまま。違反すると客であっても逮捕される。
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チョンブリ県感染状況
5月18日、チョンブリ県発表による新規感染者は33人(前日45人)。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
死者累計15人(+1)
新規感染者内訳
ムアン地区6人
シラチャー地区11人
バンラムン地区(パタヤ)11人
他
累計
4月新波での累計は県全体で3,770人(回復済み2,728人、治療中1,207人)。
ムアン地区が938人、シラチャーが476人、バンラムン(パタヤ)が1,657人となっている。
5月1日以降の各地区感染者数推移
上からバンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
バンラムン地区が飛び抜けて感染者数が多い。
新規感染者の感染経路内訳
・家庭内で感染者と接触 19人
・職場で感染者と接触 6人
・調査で確認 5人
・調査中 3人
また、241人の接触者と620人の積極調査による検査の結果を待っている。
また車両型検査場での検査569人の結果待ち。
チョンブリ県社会保険での検査は合計1,073件。
チョンブリでは連日多くの検査を実施している。
5月17日の検査件数は1,619件で、うち陽性確認が45件。単純計算による陽性率は2.77%。
チョンブリでの感染事例は減少しているが、バンコクではいまだに感染が広がっている。
現在の感染は家庭や同僚の間で多い。
たとえ2,3人でもあっても、一緒に集まって食事をするのはリスク要因となる。
チョンブリ県保健局では、パーティに参加しないこと、集まって食事をしないことなど注意喚起を出している。
5月13日から19日まで、バンラムン地区役所に設置された車両式検査場にて、バンラムン地区とパタヤ市の住人に対する無料の検査を実施している。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
パタヤは掲載なし。
チョンブリ県一般へのワクチン接種予約登録開始へ
チョンブリ県では、18歳から59歳までの一般グループへのワクチン接種予約登録を開始する。
方法は3つ。
・病院
・ウォークイン
・LINEもしくはモープロムアプリケーション(5月31日より)
原則としてタイ人のみ。
外国人もタイのワクチン接種計画に含まれているが、予約や接種の方法については保健省と外務省で協議中。外国人向けの予約登録アプリケーションも現在開発中。
パタヤで店内飲酒で20人逮捕
5月17日の規制緩和により、パタヤでも店内飲食が可能となった。
が、店内でのアルコール提供は不可。
再開初日となった昨日の夜、違法にアルコールを提供しているレストランを摘発。インド国籍者を含む20人を逮捕した。
客はグラスでビールを飲み、店は瓶を店の裏側に隠していた。
20人はパタヤ警察署に連行され、さらなる法的手続きへ進む。
参照:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4234434853244083
このようにパタヤでは取り締まりが厳しい。
店内での飲酒は不可である。
店側が提供するだけでなく、持ち込みであっても飲酒は認められない。
また、ビーチや屋外で集まって宴会しているだけでも逮捕の対象となる。
さらには、アパートやコンドミニアムの部屋内で宴会して騒いでいると、通報されるおそれあり。県より建物のオーナーへ監視と通報するように要請が出ている。ひどいケースだとパーティ参加者は逮捕される。
店内飲食に関する規制だけが緩和されたが、あとの規制はこれまでのものを継続している。
むろんパタヤと同じチョンブリ県のシラチャーでも規制内容は同じ。
日本料理店で多くの日本人客が店内飲酒で逮捕された事件の記憶も新しい。
店内飲食が解禁となっても飲酒には決して手を出さないことだ。
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