ここ最近パタヤローカルの間で少し話題になっているのが、パタヤビーチの沖合いに浮かぶイカ釣り場。
店名は、TAKO TRIP(タコトリップ)。
元々はパラセーリング基地だった大きなイカダをイカ釣り場として利用している。
単なる釣り場だけでなく、カフェやパーティ会場としても提供していて、人気を集めつつある。
少し紹介しておこう。
パタヤビーチの現状
現在のパタヤには外国人観光客がまったくいない。
パタヤに遊ぶに来るのはタイ人と、タイ在住外国人のみ。ほとんどがタイ人だ。
昨日土曜日のパタヤビーチの様子
ほとんど人がいない。
以前のパタヤビーチでは、ジェットスキーやパラセーリングやバナナボートといったビーチアクティビティが盛んだった。
中国人といった外国人がビーチアクティビティで派手に遊んでいた。
が、現在のパタヤビーチではビーチアクティビティはほぼなくなっている。
ローカルタイ人は、割高なビーチアクティビティは利用しない。
在住外国人もわざわざパタヤビーチでパラセーリングに乗ったりしない。
外国人短期観光旅行者が利用するもの。
今のパタヤビーチでは、パラセーリングもバナナボートもジェットスキーもほとんど利用者がいなくなってしまった。
パラセーリングは沖合いに浮かべた基地から出発する。
パラセーリング利用者がいないと、その基地も単なる大きなイカダに過ぎない。
そこで、パラセーリング基地をイカ釣り場やカフェとして利用するに至った。
と、誕生したのがTAKO TRIPである。
TAKO TRIP
タコトリップのタコは、むろん日本語のタコだろう。
画像と情報はFacebookより。
⇒Tako Trip คาเฟ่ตกหมึก ดำน้ำ เรือปาร์ตี้พัทยา
タコトリップ カフェ 墨(イカ・タコ)釣り ダイビング パーティボート パタヤ
タイ語では、イカはプラームック。墨の魚となる。タコも同じくプラームック。
タイではイカとタコの区別をしない。どちらもプラームックだ。
タコはイカの一種だと考えているようだ。タコを表す単語もないわけではないが、あんまり聞かない。
で、基本的にタコは食べない。イカは大好き。
でも、たこ焼きは食べる。TAKOYAKIは、タイでもわりと一般的になっている。
TAKOYAKIのTAKOがプラームックを意味していることも知っているようだ。でも、イカという日本語はほとんど知られていない。
タコもイカも同じプラームックだ。
だったら、イカ釣りがメインでも、タコでいいじゃないか。
だって、どっちも同じプラームックだし。
というわけで、タコトリップ。
いや、勝手に推理しただけなんで、正解かどうかは知らないが。
さて、そんなタコトリップ。
元々はパラセーリング基地だった巨大な艀・イカダをイカ釣り場兼カフェにしてある。
現在でも昼間はパラセーリング場としても利用可能なようだが、詳細は不明。
場所はパタヤビーチの沖合いだ。
グーグルマップ情報では、ノースパタヤエリアの沖合いにあるようだ。
パタヤビーチから眺めてみたところ、いくつか大きな艀が浮かんでいるのが確認できた。
いままで意識してこなかったけれど、けっこうな数の船や艀が浮かんでいる。
でもどれがタコトリップかは不明。
また、プラタムナックの展望台から見てみたが、これまた確認は不可。
たぶん画像左上付近の艀がそうだろうとは思う。
広告
TAKO TRIP利用方法
事前予約が必要。
上掲のFacebookにLINEアカウントが掲載されており、そこから予約するシステム。
現在はプロモーション中で、一人400バーツ。
グループでの利用も可能だ。
まずはバリハイ埠頭からボートに乗って、イカ釣り場まで移動する。
バリハイ埠頭
釣り場についたら、釣りを楽しんだり、まったりとカフェを楽しんだり、日光浴をしたり、音楽を聴いたり、食事を楽しむ。
チケットには、レンタル釣り竿も含まれているようだ。
海上からはパタヤ市街地やパタヤサインを見ることができる。
釣ったイカは、その場で捌いて刺し身にしてもらえるとのこと。
日本流にワザビと醤油で食べることもできる。
釣れるのはイカがメインだが、タコもひっかかるみたい。
タイ人が釣ったタコを食べるとも思えないが、まあタコも釣れるならタコトリップという店名に嘘はない。
日本人ならタコも食べる。
あと、運が良ければカニも釣れるようだ。むろん魚も。
昼間の釣りはあまりにも暑いため、ちょっとしんどそう。
日没後に明かりをつけてイカをおびき寄せて、イカ釣りに興じるのが良さそう。
タコが釣れたらタコも食べたらええねん。
釣り場には、人工芝が敷いてあったり、人を駄目にするチェアなんかも並べられている。
釣りはそこそこにして、だらだらと過ごすだけでも楽しめそう。
夜に雰囲気はなかなかロマンチック。
所感
とにかく外国人観光客がいないパタヤ。
外国人ツーリスト向け施設などは壊滅状態となっている。
そんな中、なんとかして生き残りをはかろうと、あの手この手を打ち出してくる。
このタコトリップは明らかにタイ人ローカル向けだが、日本人もこういった施設は大好きなはず。
タイが開国して、また中国人やインド人などが大量にパタヤに流れこんできたら、パラセーリングも復活するだろう。
でも、イカ釣り場も残してほしい。
近々機会があれば実際にタコトリップを訪問する予定。
イカの刺し身食べたい。
広告