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パタヤ近況

パタヤビーチ沖合いに浮かぶイカ釣り場 TAKO TRIP

投稿日:

ここ最近パタヤローカルの間で少し話題になっているのが、パタヤビーチの沖合いに浮かぶイカ釣り場。
店名は、TAKO TRIP(タコトリップ)。
元々はパラセーリング基地だった大きなイカダをイカ釣り場として利用している。
単なる釣り場だけでなく、カフェやパーティ会場としても提供していて、人気を集めつつある。
少し紹介しておこう。

パタヤビーチの現状

現在のパタヤには外国人観光客がまったくいない。
パタヤに遊ぶに来るのはタイ人と、タイ在住外国人のみ。ほとんどがタイ人だ。

昨日土曜日のパタヤビーチの様子
パタヤビーチ20209月 (2)

パタヤビーチ20209月 (3)

ほとんど人がいない。

以前のパタヤビーチでは、ジェットスキーやパラセーリングやバナナボートといったビーチアクティビティが盛んだった。
中国人といった外国人がビーチアクティビティで派手に遊んでいた。

が、現在のパタヤビーチではビーチアクティビティはほぼなくなっている。

パタヤビーチ20209月 (7)

ローカルタイ人は、割高なビーチアクティビティは利用しない。
在住外国人もわざわざパタヤビーチでパラセーリングに乗ったりしない。
外国人短期観光旅行者が利用するもの。

今のパタヤビーチでは、パラセーリングもバナナボートもジェットスキーもほとんど利用者がいなくなってしまった。

パタヤビーチ20209月 (4)

パラセーリングは沖合いに浮かべた基地から出発する。
パラセーリング利用者がいないと、その基地も単なる大きなイカダに過ぎない。
そこで、パラセーリング基地をイカ釣り場やカフェとして利用するに至った。
と、誕生したのがTAKO TRIPである。

TAKO TRIP

タコトリップのタコは、むろん日本語のタコだろう。

TAKO TRIP (1)

画像と情報はFacebookより。
Tako Trip คาเฟ่ตกหมึก ดำน้ำ เรือปาร์ตี้พัทยา

タコトリップ カフェ 墨(イカ・タコ)釣り ダイビング パーティボート パタヤ

タイ語では、イカはプラームック。墨の魚となる。タコも同じくプラームック。
タイではイカとタコの区別をしない。どちらもプラームックだ。
タコはイカの一種だと考えているようだ。タコを表す単語もないわけではないが、あんまり聞かない。
で、基本的にタコは食べない。イカは大好き。
でも、たこ焼きは食べる。TAKOYAKIは、タイでもわりと一般的になっている。
TAKOYAKIのTAKOがプラームックを意味していることも知っているようだ。でも、イカという日本語はほとんど知られていない。
タコもイカも同じプラームックだ。
だったら、イカ釣りがメインでも、タコでいいじゃないか。
だって、どっちも同じプラームックだし。
というわけで、タコトリップ。
いや、勝手に推理しただけなんで、正解かどうかは知らないが。

さて、そんなタコトリップ。

元々はパラセーリング基地だった巨大な艀・イカダをイカ釣り場兼カフェにしてある。
現在でも昼間はパラセーリング場としても利用可能なようだが、詳細は不明。

場所はパタヤビーチの沖合いだ。
グーグルマップ情報では、ノースパタヤエリアの沖合いにあるようだ。

パタヤビーチから眺めてみたところ、いくつか大きな艀が浮かんでいるのが確認できた。

パタヤビーチ20209月 (5)

いままで意識してこなかったけれど、けっこうな数の船や艀が浮かんでいる。

パタヤビーチ20209月 (8)

パタヤビーチ20209月 (6)

でもどれがタコトリップかは不明。

また、プラタムナックの展望台から見てみたが、これまた確認は不可。

パタヤビーチ20209月 (1)

たぶん画像左上付近の艀がそうだろうとは思う。

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TAKO TRIP利用方法

事前予約が必要。
上掲のFacebookにLINEアカウントが掲載されており、そこから予約するシステム。

現在はプロモーション中で、一人400バーツ。
グループでの利用も可能だ。

まずはバリハイ埠頭からボートに乗って、イカ釣り場まで移動する。

バリハイ埠頭
バリハイ埠頭

釣り場についたら、釣りを楽しんだり、まったりとカフェを楽しんだり、日光浴をしたり、音楽を聴いたり、食事を楽しむ。

TAKO TRIP (6)

TAKO TRIP (8)

チケットには、レンタル釣り竿も含まれているようだ。

海上からはパタヤ市街地やパタヤサインを見ることができる。

TAKO TRIP (4)

釣ったイカは、その場で捌いて刺し身にしてもらえるとのこと。

TAKO TRIP (5)

日本流にワザビと醤油で食べることもできる。

TAKO TRIP (2)

釣れるのはイカがメインだが、タコもひっかかるみたい。
タイ人が釣ったタコを食べるとも思えないが、まあタコも釣れるならタコトリップという店名に嘘はない。
日本人ならタコも食べる。
あと、運が良ければカニも釣れるようだ。むろん魚も。

昼間の釣りはあまりにも暑いため、ちょっとしんどそう。
日没後に明かりをつけてイカをおびき寄せて、イカ釣りに興じるのが良さそう。
タコが釣れたらタコも食べたらええねん。

釣り場には、人工芝が敷いてあったり、人を駄目にするチェアなんかも並べられている。

TAKO TRIP (7)

釣りはそこそこにして、だらだらと過ごすだけでも楽しめそう。
夜に雰囲気はなかなかロマンチック。

所感

とにかく外国人観光客がいないパタヤ。
外国人ツーリスト向け施設などは壊滅状態となっている。
そんな中、なんとかして生き残りをはかろうと、あの手この手を打ち出してくる。
このタコトリップは明らかにタイ人ローカル向けだが、日本人もこういった施設は大好きなはず。
タイが開国して、また中国人やインド人などが大量にパタヤに流れこんできたら、パラセーリングも復活するだろう。
でも、イカ釣り場も残してほしい。

近々機会があれば実際にタコトリップを訪問する予定。
イカの刺し身食べたい。

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