昨日5月15日にCCSAが提案したゾーニングの再設定とそれに応じた規制内容を首相が承認し、官報に掲載された。
施行は5月17日より。
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関連記事:5月17日施行の新しい規制措置詳細
この政府決定を受けて、各県で独自の規制措置を定めることになる。
本日朝にチョンブリ県でも新しい命令が出された。
店内飲食は認められるが、他の規制は継続する。
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チョンブリ県命令
チョンブリ県命令第24号
県PRで要点を説明している。
4月30日に発出した命令書のうち3項目を変更した形となっている。
1.レストランや屋台やフードコードなどでの店内飲食を認める。営業時間は午後11時までとする。店内でのアルコール提供と消費は厳に禁ずる。店は政府の定める規制措置に厳格に従うこと。
2.宴会集会施設は午後11時まで営業可能とする。アルコール提供と消費は厳に禁ずる。
3.学校や教育施設の利用を可能とする。
この3点以外は、4月30日の命令から変更なくそのまま継続する。
命令は5月17日から追って指示があるまで有効とする。
以上
マッサージ屋やジムやプールは閉鎖継続
店内飲食再開は認めるが、あとの規制はすべて継続するということ。
マッサージ屋、遊園地、スイミングプール、ジム、サウナなどは閉鎖されたままとなる。
追加措置で営業が認められる可能性はあるが、現時点では閉鎖の継続が決定。
4月30日命令で閉鎖措置となり、5月17日以降も閉鎖が続く主な施設
・バー、パブ、カラオケ、マッサージパーラーといった娯楽施設
・闘鶏場やムエタイ場
・劇場、映画館
・ビリヤード場、ボーリング場、ローラーブレード場
・ゲームセンター、インターネットカフェ
・屋内外のスイミングプール、ウォーターパーク、遊園地
・託児所や高齢者介護施設(通常業務として宿泊を受け付けている施設はのぞく)
・お守り市場
・マッサージ、スパなど健康施設、美容施設、タトゥーショップ、ピアス店
5月17日からの変化は、店内飲食再開と学校再開のみ。
集会は50人までが許される。
なお、バンコクなどダークレッドゾーンでも店内飲食は認められるが、キャパシティの25%までしか着席は認めないといった厳しいルールが設けられている。
チョンブリはダークレッドゾーンからレッドゾーンに一段階下げられたので、店内飲食時の人数にはついては特に制限がない。
とはいえ、営業にあたっては感染防止策を徹底することが求められており、違反すれば営業停止などの処分が下されることになる。
ビーチの利用についてはまだはっきりしない。
これまでの規制だと、ビーチとその周辺では運動のみが認められる。つい先日もパタヤビーチで宴会していたグループが逮捕されたばかり。
基本はこの措置を継続するはずだ。
ただ、店内飲食可能となれば、ビーチチェアの再開は可能かもしれない。ビーチ上で運動せずにくつろぐ行為が認められるかは不明。アルコールを持ち込んでの宴会はまず間違いなくアウトだろう。
実際の運用がどうなるのかは当局の出方しだい。明日以降の様子見だ。
コンビニやショッピングモールの営業時間は変わらず。
コンビニは午前4時から午後11時まで。
ショッピングモールは午後9時まで。
夜間外出禁止令も出ていないし、県をまたぐ移動の制限もない。なるべく移動は避けてほしいという要請は出ている。
また、アパートやコンドといった建物内でパーティを開催しないよう要請も出ている。
まとめ
とりあえず、5月17日午前0時をもって、店内飲食は解禁となる。実際には17日の朝からレストランで食事が取れるようになる。
マッサージ屋とジムとプールが閉鎖のままなのはつらいところだが、もうしばらく我慢するしかない。
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