昨日のCCSAブリーフィングで新しいゾーニングと規制措置について言及がなされた。
本日のブリーフィングで、ゾーニングの県分けと、各ゾーンに応じた規制内容が発表された。
バンコクはダークレッドゾーンのままだが、店内飲食が解禁される。
パタヤ(チョンブリ県)は、ダークレッドゾーンからレッドゾーンへ一段回下がり、店内飲食は23時まで認められるようになる。
厳密にいうとまだCCSA提案段階であり、最終決定は首相の承認を得てからとなる。開始時期は未定だが、明日かあさってより。
(アップデート:首相承認をへて官報に掲載された。開始は5月17日より)
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新しいゾーニング
ダークレッドゾーン:6県→4県
レッドゾーン:45県→17県
オレンジゾーン:26県→56県
イエローゾーン:設定なし
グリーン・ゾーン:設定なし
ダークレッドゾーン(最高度厳格管理エリア):4県
バンコク、ノンタブリ、パトゥムタニ、サムットプラカン
レッドゾーン(最高度管理エリア):17県
カンチャナブリ、チョンブリ、チャチュンサオ、ターク、ナコンパトム、ナコンシータマラート、ナラティワート、プラチュワップキーリーカン、アユタヤ、ペチャブリ、ヤラー、ラノーン、ラヨーン、ラチャブリ、サムットサコン、ソンクラー、スラタニー
オレンジゾーン(管理エリア):他56県
新しい規制内容
ダークレッドゾーン:バンコクなど4県
マスク着用必須
イベント集会は20人まで
レストラン店内飲食は可能だが、座れるのはキャパシティの25%まで、店内飲食の営業時間は21時まで、テイクアウトのみで23時まで、アルコール提供と消費は不可
コンビニの営業は4時から23時
娯楽施設は閉鎖
ショッピングモールの営業は21時まで
学校閉鎖
屋外運動場は21時まで営業可、無観客で試合開催可
レッドゾーン:チョンブリ(パタヤ)など17県
マスク着用必須
イベント集会は50人まで
レストラン店内飲食は可能で営業時間は23時まで、アルコール提供と消費は不可
コンビニの営業は4時から23時
娯楽施設は閉鎖
ショッピングモールの営業は21時まで
学校施設は県当局の承認があれば利用化
運動施設は21時まで営業可、観客数は制限あり
オレンジゾーン:56県
マスク着用必須
イベント集会は50人まで
レストランは通常営業可能、アルコール提供と消費は不可
コンビニの営業は通常通り(規制なし)
娯楽施設は閉鎖
ショッピングモールの営業は21時まで
学校施設は規制に従い利用可能
運動施設は通常通りに営業可、観客数は制限あり
レストランの営業規則については、ずらずらと説明書きが出ている。
人数は25%-50%
テーブルは1-2メートル離すなど
実際の運用は現場で混乱すること必至。
まとめ
タイ全国で適用されるのが、マスク着用必須で、バーやパブやMPなどの娯楽施設は閉鎖のままで、レストラン店内での飲酒も不可のまま。
外で酒を飲んで遊ぶなということ。
バンコクでは店内飲食が解禁となるが、人数制限ありで、21時まで。
チョンブリ(パタヤ、シラチャー)はダークレッドゾーンからレッドゾーンに引き下げられ、規制が緩くなる。店内飲食解禁で23時まで営業可に。運動施設も使えるようになる。
チェンマイは2段階引き下げられ、オレンジゾーンに。でも、バーは閉鎖のままで、店内飲酒も不可。
開始時期はまだ決まっていない。
首相の承認が得られしだい実行される。CCSAブリーフィングでは、今日か明日には承認されるとのことだ。
もし今日中に承認されれば、16日午前0時スタートとなりそうだ。
そうなれば、明日からは店内飲食できる。
また、上掲の内容すべてはCCSAによる提案である。
首相の承認をへて、官報に掲載され、最終決定となる。
ほぼ間違いなくこの内容で実施されるであろうが。
アップデート:官報に掲載され正式決定となった。5月17日(月)より有効に。店内飲食が可能となるのは月曜日となった。
毎度のことだが、政府の決定をもとに、各県が独自の規制を制定する。
多くは政府基準をそのまま適用するが、中にはさらに厳しい措置を取る県もある。
実際の規制内容は県による決定を待つ必要がある。
レッドゾーンとなったパタヤで、ビーチが再開されるのか、スイミングプールやジムが利用できるのか、マッサージ屋が再開されるのか、チョンブリ県の決定しだいとなる。
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