4月24日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は連日で大幅に増加。過去最多を記録した。
広告
タイ全国の感染状況
4月24日発表、タイの新規感染確認者は2,839人
(累計53,022人)
保健省がわかりやすい英語版も発表している。
外国からの入国:12人
国内感染(病院にて検査):2,523人
積極調査:304人
死亡:8人(累計129人)
回復済み:30,566人
治療中:22,327人
亡くなった8人
・サムットプラカンの48歳男性、肥満症
・バンコクの83歳女性、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症
・バンコクの89歳男性、結腸がん
・バンコクの63歳男性、高血圧と痛風
・チャチュンサオの68歳男性、高血圧、高コレステロール、心不整脈
・サムットプラカンの82歳女性、子宮頸がん
・ナコンサワンの75歳男性、高血圧、高コレステロール、前立腺肥大
・ノンタブリーの62歳男性、慢性腎臓病
国内感染内訳
バンコク1,582
チェンマイ151
チョンブリ119
ノンタブリ96
サムットプラカン84
パトゥムタニ59
サムットサコン57
スラタニ46
ナコンサワン38
ソンクラー34
ラヨーン31
コンケーン31
マハーサーラカーム29
(その他多数の県)
全国での感染者は過去最多。バンコクの感染者も過去最多となった。
ただ、バンコクはこれまでの統計上の漏れなどを整合したため、一気に多い数値となったようだ。
最近1週間の感染者数の推移
2000人台が2日連続となっている。
外国からの入国12人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、インド7、UAE2、アメリカ、バーレーン、オマーン。
アジア各国の統計
日本は新規感染者5,465人で前日(5,292人)よりも増加。東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言発令へ。
フィリピンでは1万人を大きく割り込んでいる。
インドではまた増加して34万人に。
カンボジアでも感染者が増加している。
ラオスでも感染者増加、ビエンチャンがロックダウンされている。
タイだけでなく、アジア各国で大きな感染の波が押し寄せている状況だ。
タイワクチン接種状況
2月28日から4月23日まで累計:1,095,445回
初回接種:934,449人(+100,367)
2回目接種:160,996人(+30,253)
タイ国内のワクチン接種が100万回を越えた。
昨晩のプラユット首相テレビ演説では、今年中に1億回のワクチンを確保して、5000万人がワクチン接種を終えることを目標にしているとのことだ。
昨日時点で2回のワクチン接種を終えたのが16万人。目標達成のためには、あと8ヶ月あまりで4984万人がワクチン接種を終える必要がある。
CCSAブリーフィング概要
ここ数日は連日開催のCCSAブリーフィング。
本日の英語版ブリーフィング担当者は女性広報官だった。
・亡くなった8人のほとんどは基礎疾患をもっていた
・新しく発生した感染は、以前と同じ原因によるもので、それは人々がより用心深くなる必要があることを意味している。原因は、職場や家族、集まりや会食などにある。とりわけ高齢者による集まりは、多くの感染例につながっている。
・感染者が行動履歴を開示することをためらっているため、追跡調査が困難になっている
・タイ赤十字社は、血液が不足しるため、献血をよびかけている
・ノンタブリーは本日より新しい措置を発表した。10人以上のグループ活動への不参加、21時から翌4時までの外出の自粛を求める。また、公共の場での飲酒を控えるよう求める。公共の場所でのマスク非着用が判明した場合、2万バーツの罰金が科せられる。
レッドゾーン18県の小売店とショッピングモールの営業時間変更
タイ小売店協会とショッピングセンター協会が、レッドゾーンに指定されている18県内にある店舗の営業時間を変更すると発表した。
4月25日から5月2日まで。
・ショッピングモール 午前11時~午後8時
・スーパーマーケット 営業は午後9時まで
・コンビニ 午前5時~午後10時
レッドゾーン:バンコク都、コンケン県、チョンブリ県、チェンマイ県、ターク県、ナコンパトム県、ナコンラチャシマ県、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、プラチュアップキリカン県、プーケット
県、ラヨーン県、ソンクラー県、サムットプラカン県、サムットサコン県、サケーオ県、スパンブリ県、ウドンタニ県
ターミナル21パタヤの新しい営業時間は以下のようになった。
ショッピングモール:午前11時から午後8時
フードコート、レストラン:午前11時から午後9時
フードランドスーパー:午前4時から午後9時
現在のコンビニの営業時間は午前4時から午後11時までとなっている。
明日からは、開店が1時間遅くなり、閉店が1時間早まることになる。
広告