2月24日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は横ばい。
タイ初となるワクチンがスワンナプーム空港に到着した。
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タイ全国の感染状況
2月24日発表、タイの新規感染確認者は93人
(累計25,692)
外国からの入国22人
国内感染(病院にて検査):59人
積極調査:12人
死亡:0人(累計83人)
病院での検査59例内訳
サムットサコーン51(タイ人37、ミャンマー人13、ラオス人1)
バンコク2
アユタヤ5
パトゥムタニ1
積極調査12例内訳
サムットサコーン5(タイ人5)
パトゥムタニ6
ノンタブリ1
国内で確認された感染者に占めるサムットサコーンの割合は、71人中56人、78.87%。
外国からの入国22人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
UAEからタイ人12人、日本からは4人でうち1人は日本人、他にイラン、バーレーン、ドイツ、クウェート、パキスタン、ウガンダから。
kここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
引き続き新規感染者の数が二桁台を維持。
ここ最近はほぼ同水準が続いている。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はさらに減少して、3桁台に。
総じて減少傾向に。
チョンブリ感染状況
2月24日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計653人)
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
チョンブリ県では3日連続感染者ゼロとなる。
タイ初のワクチンが到着
タイで初となるワクチンが本日スワンナプームに到着した。
中国よりシノバックワクチン20万回分だ。
ワクチンをのせたタイ航空が、今朝10時5分スワンナプーム空港に到着し、プラユット首相が出迎えた。
シノバックワクチンの初回は20万回分、3月に80万回分、4月に100万回分の合計で200万回分を受け取ることになっている。
金曜日まで倉庫で保管され検査を受ける。土曜日に指定病院に届けられ、接種は来週月曜日に開始される予定。
最初は13県の医療関係者が対象となる。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2073735/first-covid-19-vaccine-arrives
また、アストラゼネカワクチンも急遽本日到着予定となっている。
緊急利用として認可されており、まずは117,000回分。
延び延びとなっていたアストラゼネカワクチンがようやく到着する。
シノバック製ワクチンと合わせると、合計317,000回分。
市民に安心感を与えるため、プラユット首相がタイで一番最初にワクチンを打つと表明している。当初は60歳以上には非推奨とされるシノバックワクチンを打つとまで言っていたが、アストラゼネカ製に変更したとのこと。
来週月曜日から開始予定のタイワクチン接種プログラムのインフォグラフィック。バンコクポスト紙作成。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2073255/jab-arrivals-signal-new-dawn
2月から4月はシノバックワクチン。
6月からはアストラゼネカワクチン。
年内いっぱいまで続く。
ワクチン供給はパタヤやプーケットなど観光地へも
来週から始まるワクチン接種の供給先には、サムットサコンに代表される感染がひどいエリアのほか、主要観光地も含まれる。地域経済の重要性が理由。
初回分
チョンブリ(パタヤ)4,700
プーケット4,000
スラタニー(サムイ島)2,500
チェンマイ3,500
まず医療関係者への接種が優先される。
その後は、旅行者と対面することが多い観光事業者へも供給していくとのこと。
これにより観光地の安全性を高め、多くの観光客を呼び込もうというものだ。
パタヤ市ではいずれはエリア検疫を実施して、隔離無しで外国人観光客を受け入れる計画も打ち出している。
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