昨日4月19日のパタヤの様子を少々。
昨日は本来ならばワンライだった。
広告
パタヤのワンライ2021は中止
一般的にはタイのソンクラーンは4月15日で終了。
チョンブリからラヨーンにかけての地域では、ワンライという独特のお祭りが開催されるため、16日以降もソンクラーンが続く。
開催エリアが徐々に移動していくのが習わしで、ナックルアが18日、パタヤが19日、バンチャン方面が20日という流れになっている。
パタヤのソンクラーンの水かけは、毎年4月19日のワンライでクライマックスを迎える。
それはもう凄まじい祭りで街全体が水かけが行われ、カオスな状態となる。
こればっかりは体験してみないと、その凄さは理解できない。
まあ、一度体験したら十分だと思う人も多いだろうけど。
でもワンライの激しさと狂乱ぶりは一度は体験すべきだと思う。
が、今年のソンクラーンの水かけは中止となった。
一滴の水もかけられることはない。
むろん、ワンライであろうと、水かけは無し。
今年は伝統的なイベントのみ開催可能で、パタヤ市でもワンライのイベントを開催する予定であったが、直前になってイベントを中止とした。
4月10日からは41県の娯楽施設が閉鎖され、4月18日からはタイ全土の娯楽施設が閉鎖。パタヤのあるチョンブリ県はレッドゾーンに指定されて、もはや宗教行事であってもイベント開催どころではない状況だ。
ワンライのパタヤビーチ
快晴のパタヤ。
本来のワンライであれば、ビーチロードは歩行者天国となり、人で埋め尽くされるが、今年は車の通行も当然可能。
ビーチロードのソイ7前からセンタン前付近はイベント開催しており、車の数がそれなりに多い。
なんでも商工会議所関係のイベントらしいが詳しい名称は不明。
古い民家を模した簡易販売所が設置してある。
地域特産品なんかを販売するブースがずらりと並んでいる。
ほとんどが定番の食べ物だ。
雰囲気はなかなかいい。
イベントブースでは民族衣装を着た女性たちによる踊りが披露されていた。
この炎天下の中、ごくろうさまです。
今年のソンクラーンでは、唯一見かけた伝統的行事だ。
パタヤ凧揚げ祭りも同時開催。
どちらも4月19日が最終日となっている。
この2つのイベントはレッドゾーンとなっても開催続行をパタヤ市が決めた。
ビーチ上というオープンエリアであり、人出もそこまで多くないことが理由。
たしかに、それなりに人がいるが、密になるほどではない。
風通しもいいし、感染拡大リスクは低そうだ。
ビーチ上では多くの凧が揚がる。
猫も浮かぶ。
馬も揚がる。
平和でのどかな光景だ。
We Love Pattayaの凧。
夕焼け調にすると、なにか哀愁がこみ上げてくる。
ほんと、パタヤはどうなってしまうのだろうか。
パタヤビーチのパラソルは利用可、ビーチで飲酒宴会は不可
4月18日よりタイ全土への規制強化が実施された。
パタヤのあるチョンブリでは政府が定める基準よりもさらに厳しい規制措置が取られている。
関連記事:タイ全土で本日より規制強化に。バンコク詳細、チョンブリ(パタヤ)はビーチ利用について追加修正あり。
ビーチでの活動については、少々揉めた経緯がある。
当初はビーチの利用は運動のみとも言われていたが、実際にはそこまで厳しいものではなかった。
現在もパタヤビーチ上のビーチチェアやパラソルは通常通りに営業しており、利用可能だ。
ドリンクやフードのオーダーもできる。
ただし、アルコールの提供は不可。客が酒を持ちこんで飲むこともできない。店内でのアルコール消費が禁止なので、全県共通の規制措置だ。ビーチチェアであろうと同じこと。
ただし、チョンブリ県命令では、ビーチ並びにその周辺において集団で騒いだり酒を飲む行為を禁じている。
違反すれば懲役ないし罰金あるいはその両方が科されるおそれあり。
規制開始初日の18日には、当局によるパトロールがパタヤビーチでも実施された。
集まっている人や、酒を飲んでいる人を注意してまわった。
誰も逮捕はされなかったようだが、とりあえず、ビーチで酒を飲んで宴会するのは禁止だ。
実際には遊歩道の座れるスペースでファランが一人でひっそりと酒を飲んでいることもあって、これくらいならほぼお咎めなしの状態とも言えるが。
まとめ
こうして水かけのないワンライは過ぎていく。
2連連続で何もないワンライとなった。
でも、昨年はロックダウンされており、それに比べれば今年はまだマシといえる。
夜間外出禁止令も無いし、アルコール販売禁止令も出ていない。
移動制限もないし、行動は自由だ。
まあ、特にすることはないけれど、パタヤはパタヤ。
今年も無事にここにいられる幸せを祝いたい。
広告