4月9日、本日午後2時よりパタヤは封鎖となる。
かねてより準備中だったパタヤロックダウンだが、チョンブリ県知事の承認を得て、正式に施行されることとなった。
また、外出時のマスク着用が義務化となる。違反すれば懲罰の対象となる。
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パタヤ都市封鎖
ここ数回記事でお伝えしてきたが、いよいよパタヤ都市封鎖が実行となる。
細かい部分ではっきりしないところがあるものの、封鎖は決定。期間は最低でも3週間を予定している。
チョンブリ県による規制命令書13号。
パタヤへの出入りは禁止とする
ただし、パタヤ市内在住者、パタヤで働くもの、パタヤないしバンラムン地区を訪れる必要がある者をのぞく。
チェックポイントを通過する際には、IDカード、職場の証明書の提示が必要。
チェックポイントでは体温検査も実施し、感染が疑われる場合は医療スタッフに引き継がれる。
概要はこのようになっている。
これまで案として出されていたものと同じ内容。
新しい地図も発表になっている。
タイ語表記しかないため、暫定的な日本語地図を作成しておいた。
パタヤロックダウン地図
関連記事:パタヤ都市封鎖チェックポイント地図
(のちほど地図を修正する予定だが、特にチェックポイントなどに変化はない。)
また、パタヤへ出入りするための証明書の雛形が配布されている。
タイ語と英語の両方あり。
職場の関係でパタヤを出入るする人は必須となる。
また外国人の場合はパスポート原本も必ず持ち歩くこと。
さらにはアルコール除菌剤も携行する必要があるようだ。
マスク着用義務
パタヤ都市単位でみればロックダウンだが、パタヤ市内での外出の自由は認められている。家から出られないわけではない。
ただし、本日からは、外出時のマスク着用が義務化となる。
もしもマスクをせずに外出していたら検挙されるおそれあり。
実際に、外出禁止令を破った者が多数検挙されており、懲役刑を課されるケースも多い。
外出禁止令違反の場合、最大で懲役2年ならびに罰金4万バーツとなっている。
パタヤのマスク着用令違反の罰則は、最大で懲役1年と罰金10万バーツとのこと。
今回のタイ政府や各自治体は本気で取り組んでいる。これまでのように、なあなあで済む雰囲気では決してない。
マスクは品薄状態がずっと続いているが、今でも薬局や雑貨店や露天商で購入は可能。
とりわけ布製マスクは比較的手に入りやすい。
マスクが手に入らないという言い訳はもう通じないと思われる。
(追記)日本大使館からのお知らせ
4月9日付けで、在タイ日本国大使館でもパタヤ閉鎖に関するお知らせを出している。
以下、引用。
4月7日、チョンブリー県感染症委員会は、4月9日以降パタヤ特別市への出入りを原則禁止とする指示を発出しました。
本4月9日以降、パタヤ居住者や就労者等を除き、パタヤ特別市の出入りが禁止されるとのことです。
なお、今後の発表等により変更等の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。チョンブリー県感染症委員会の指示の要旨概要は以下のとおりです。
次の者を除き、パタヤの出入りを禁止する。これらの者は、公務員証、国民カード、もしくは国民ID、ないしは顔写真付きの勤務場所を示す証明書を検問で提示しなければならない。
(1)パタヤに居住する者
(2)パタヤで就労している者
(3)パタヤとバーンラムン郡の審議を経て、必要性があると認定された者。パタヤに出入りする者は体温検査を受け、基準よりも体温が高い、もしくは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と疑わしき症状がみられる場合には、医療・保健担当者により、感染症を防ぐための措置が実施される。
COVID-19の拡大を防止し、国民を必要以上に憂慮させないため、パタヤ特別市とバーンラムン郡で審議のうえ、パタヤを出入りする道路に検問を設置する。
パタヤ内のすべての人々は国籍を問わず、外出する際、マスクを着用しなければならない。
本件は対処に遅滞が生ずれば公共に対する多大な損害を発生させる、もしくは公共の利益に大きな影響を及ぼす非常事態であるため、関係者に反対の権利は認められない。
本件指示に従わない、もしくは違反した者については、感染症法第52条に則し、1年未満の懲役もしくは10万バーツ未満の罰金に処し、またはこれを併科する。
⇒https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20200409.html
まとめ
パタヤ在住者は、職場がパタヤ市外にあるといった理由がないかぎり、パタヤ市外に出ないのが賢明。
チェックポイントでは揉めることは充分ありそう。
一度外に出たはいいが、戻ってこられなくなったら目も当てられない。
またマスクの着用も必須。
正直、外出しようという気力はなくなってくる。
あと3週間は部屋に籠もるのがベターかと。
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