2021年のソンクラーン期間中の規制措置は、先週のCCSA本会議にて承認された。
水かけの禁止などが定められた。
これは国としての方針を定めたもので、あとは各県にて独自の規制命令を出す。
国の基準より緩くすることはできず、基準より厳しくすることはできる。
バンコク都が昨日に正式な命令書を出した。
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バンコクのソンクラーン規制措置
バンコク都は、4月10日から15日までのソンクラーン期間中の3つの規制事項について、正式な命令書を交付した。(2021年3月23日)
1)伝統的宗教的なソンクラーンの活動は可能。ただし、300人を越える活動は最初に地区当局からの許可を得る必要がある。
2)100人以上が参加する宴会など、イベント主催者は事前にイベント計画と感染防止対策措置を地区当局に提出する必要がある。開催許可の出た場合、イベントは、換気のいいオープンエリアで開催すること。閉鎖された場所やエアコンのきいた部屋での活動は避けること。多くの人たちが集まってくる活動や、水かけ、コンサート、泡パーティといった濃厚接触が発生する活動は厳格に避けること。
3)グループでのケータリングや集会を避けるのが最善であり、長々とした飲食は避けべきである
命令違反者には、最長2年の懲役あるいは最大罰金4万バーツもしくはその両方が科される。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30404066
バンコク都広報でも規制措置に関するインフォグラフィックを発表している。
ソンクラーン期間中に故郷などすべてのエリアへ旅行することはできるが、様々な土地から集まった人たちで集まって宴会するのは避けるべき。また長時間にわたっての飲み食いも避けるべきとしている。
まとめ
文面を読むかぎりでは、個人への規制というよりも、イベント主催者への規制という意味合いが強いようだが、とにかく水かけは禁止。
極端な話、今年のソンクラーンでは水かけしたら逮捕される。実際に個人に対してはそこまで厳しくしないとは思うが、水かけはやめておいたほうがいい。
なお、各県でもバンコク同様の命令が出されるはず。
ほぼ同じ内容となるだろうから、タイ全国で水かけは禁止。
昨年は県をまたぐ移動も厳しい状況だったが、今年は里帰りは問題なし。ただむやみに人が集まって長時間だらだらと飲み食いするのはやめてくれということのようだ。
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