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タイのワクチンパスポート計画、首相と保健省が実現ヘ向けて調査

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2月28日に始まったタイのワクチン接種計画。
3月1日時点で、3,021人がワクチンを接種した。
実際にワクチン接種がスタートした影響か、俄然、ワクチンパスポートに関する動きが激しくなってきた。

前回のワクチンパスポートの動き⇒タイ、ワクチンパスポートとエリア検疫と観光地ワクチンプログラム準備中

3月2日は、プラユット首相とタイ保健局がワクチンパスポート実施の可能性をさぐりはじめた。

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プラユット首相がワクチンパスポートの調査を命じる

3月2日火曜日、観光産業復興のため、国際旅行者のワクチン接種証明書発行について研究調査するようプラユット首相が命じた。
ワクチンパスポートのアイデアは検討されてはいるが、目標日はまだ定められていない。この間、観光事業者は収入損失について不満を持っている。
首相は、ワクチンがどれほど効果があるのか見守るために、国として慎重に進めるとしている。
準備のために調査を命じたが、他の国々との協力して進めることも重要となるとプラユット首相は自身のFacebookを通じてコメント。

また、ワクチン接種を受けたタイ人たちは、海外旅行に使用できる証明書が与えられることになる。
来週、会議を開き、証明書発行手順や、ワクチンパスポートを持ってタイに入国する外国人観光客の検疫方法について話し合うとしている。

国の経済の11%、試算によっては最大20%ともいわれる観光産業にとって、世界的なワクチン展開は希望を与えるもの。
2020年、タイの観光収入は、1.91兆バーツから3320億バーツに下落した。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2076987/prayut-orders-study-on-vaccine-passports-amid-tourism-wipeout

タイ保健省疾病対策局がワクチンパスポート実施を検討

プラユット首相の声明を裏付けるような報道がタイ語のメディアにおいてなされている。

保健省疾病対策局は、ワクチンパスポートの発行について、3月8日に話し合うとしている。
まず、ワクチンを接種した人に対して病院が証明書を渡す。これは現在の法律上においても実施されている。
その後、ワクチンパスポートのための公的なワクチン接種証明書が必要な場合、保健省が発行できるのか?
ワクチンパスポートがあれば、隔離検疫を免除することができるのか?
3月8日の全国委員会で話し合われる。
ワクチンパスポートはWHOではまだ検討中であり、世界各国で同じ基準のフォーマットを作成するにはどうすればいいのか。クリアになるまで待つ必要がある。

参照:https://news.thaipbs.or.th/content/302010

まとめ

ワクチンパスポートが実現するとして、それを利用するのはタイに入国する外国人だけとは限らない。
タイ人が海外へ行く際にも利用することになる。
国相互間でのルールや共通のフォーマットが必要になるのは明白。各国が好きに発行したワクチン接種証明書だけで、タイ側が隔離なしの入国を認めるはずもないんで。
相手国も同じこと。共通の仕組みの構築が求められる。
これにはかなりの時間がかかりそうだ。

また、現在のところ検討されている様子もないが、国内でもワクチンパスポート制度を活用する可能性はある。たとえば、多くの人が集まるスポーツ大会やコンサートなどの入場にはワクチンパスポートの提示が必要になるといった具合だ。
実装の可能性はタイ国内では低そうだが、ワクチンパスポートにはそういった使いみちもある。
タイ国内利用だけなら、外国は無関係。
まずはタイ国内向けのワクチン接種証明書を発行しておき、外国でも通用するワクチンパスポートが必要となったら、すぐに応用できるように準備しておく。

タイでは、そういった取組みについて来週会議を開く。
会合の結果、方針が定まったとしても、すぐに実現するわけではない。
プラユット首相がいうように慎重に進めていくだろう。
やっぱり時間がかかる。

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