2月22日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は減少。
CCSA本会議にて規制緩和と非常事態宣言の延長が承認された。
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タイ全国の感染状況
2月22日発表、タイの新規感染確認者は89人
(累計25,504)
外国からの入国16人
国内感染(病院にて検査):14人
積極調査:59人
死亡:0人(累計83人)
病院での検査59例内訳
サムットサコーン31
パトゥムタニ9
ターク11
ナコンパトム6
アユタヤ1
アントン1
積極調査14例内訳
サムットサコーン2
パトゥムタニ19
ノンタブリ1
ターク2
保健省ではパトゥムタニとタークの状況を注視している。
パトゥムタニを感染源とするクラスターは、9県430人に広がった。
また、タークのメーソートでは国境越えのトラック運転手に陽性が確認されている。
国内で確認された感染者に占めるサムットサコーンの割合は、73人中31人、42.27%。
外国からの入国16人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
カタールから帰国したタイ人7人のほか、アメリカとイギリスが2人、インド、パキスタン、ラトビア、ポルトガル、アルメニアからそれぞれ1人が入国後の検査で陽性が確認された。
今年に入ってからの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
昨日に引き続き新規感染者の数が二桁台を維持。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は減少に。マレーシアは増加。
チョンブリ感染状況
2月22日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計653人)
昨日はバンラムン病院の医療従事者に感染が見つかったが、本日はゼロ。
ノンプルー公園では出張検査場を設置して、無料検査を実施している。
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
政府ブリーフィング概要
土日は開催されなかったが政府広報官によるブリーフィングが実施された。
ブリーフィングの毎日実施は終了とのこと。
・ブリーフィングがなくとも、政府のソーシャルメディアで情報は得られる
・2月18日にゴルフ検疫を利用する韓国人グループがタイに到着した
・タイに到着した者は、2度の検査を受け、ゴルフ検疫、ヴィラ検疫、政府隔離検疫といった検疫措置を受ける必要がある
・2月9日から13日にパトゥムタニの市場にいたすべての人は自己隔離を行うよう要請
・感染拡大を防ぐために、パーティを避けるよう要請。以下のように勧告する。
1アルコール飲料の消費を減らす
2保護なしにケーキのろうそくを吹き消すことを避ける
3混雑した場所でのパーティは避ける
4タバコの共有はしない
5飲み物のグラスの共有はしない
6食べ物や食器類の共有は避ける
7集まりは避ける
非常事態宣言と規制緩和
ブリーフィングのあとに、CCSA本会議が開催された。
規制緩和とゾーニング見直し、それと非常事態宣言の延長について議論され、いずれも承認された。
非常事態宣言は3月31日まで延長に。
これは内閣の正式承認が必要となるが、ほぼ確定。
また、新しいゾーニングについても発表された。
先日のCCSA特別会議にて提案されたものが、そのまま承認されたようだ。
バンコクはレッドゾーンからオレンジゾーンにレベルが下げられた。
これにより、レストラン店内での飲酒が認められ、バーやパブの営業再開も可能となる。
営業時間は午後11時まで。
バーでは音楽演奏は可能だが、客のダンスは不可。
チョンブリ(パタヤ)はオレンジゾーンからイエローゾーンへ。
深夜0時までの営業が可能となる。
最終決定は内閣の承認を経てから。
今すぐにでも認められるのか、3月1日から施行となるのか、実施日についてはまだはっきりしない。
また実際の規制措置の中身については、各県知事の命令による。
明日以降に詳細がはっきりしてくるだろう。
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