2月12日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は昨日よりも減少。パトゥムタニで感染者急増。チョンブリではひさしぶりに感染者が見つかる。
バンコクのチュラロンコン大学は一時閉鎖に。
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タイ全国の感染状況
2月12日発表、タイの新規感染確認者は175人
(累計24,279)
外国からの入国:8人
国内感染(病院にて検査):47人
積極調査:120人
死亡:0人(累計80人)
病院での検査96例内訳
バンコク9(タイ人6、ミャンマー人3)
サムットサコン35(タイ人15、ミャンマー人18、不明2)
チョンブリ1
サムットソンクラム1
ノンタブリ1
積極調査120例内訳
サムットサコン60(ミャンマー人49、タイ人11)
パトゥムタニ60(ミャンマー人29、タイ人31)
外国からの入国8人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。出発地は、ヨルダン、ドイツ、スウェーデン、インドネシア、イタリア、アイスランド、シエラレオネ、マレーシア。
国内で確認された感染者に占めるサムットサコーンの割合は、167人中95人で、56.89%。
バンコクが9人で5.39%。
そのほかの県が63人で37.72%。
今年に入ってからの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は減少傾向にあり。
マレーシアは横ばい、韓国は増加傾向に。
パトゥムタニの市場閉鎖
バンコクの北に位置するパトゥムタニ県では、ランシットエリアにある二つの大きな生鮮市場を5日間閉鎖すると発表。
市場で272人を対象に積極調査を実施したところ、うち60人に陽性が確認された。
市場を一時的に閉鎖し、感染拡大を防ぎ、すべての外国人労働者と高リスクの人たちを検査する。
チュラロンコン大学一時閉鎖
チュラロンコン大学は、2月5日以降で20人の感染者が出ている。
これを受けて、大学は2月12日から28日まで閉鎖すると発表した。
大学の職員ならびに生徒は住居にとどまり、公共の場に出かけないよう要請。
大学閉鎖中はオンラインで授業を行う。
チョンブリ感染状況
2月12日発表、チョンブリの新規感染確認は1人
(累計650人)
12日ぶりにチョンブリ県内で新規感染者が確認された。
地区はバンラムン(パタヤ含む)。バンラムンの連続ゼロ記録は約1か月で終了。
昨年12月に発生した感染新波のチョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
ずっとゼロが続いていたがついにストップ。
新規感染者は、昨日確認されたラヨーンで働いている感染者の家族との接触によるものとみられる。
ただし、ふたりとも無症状で、わずかに残った遺伝物質が検出されたにとどまる。かなり以前に感染した経歴があるとみられている。
他の家族11人は全員陰性とのこと。
チョンブリ県保健局は、新規確認された感染者がサタヒップのフリーマーケットへの旅行歴があると発表。訪問中はずっとマスクを着用しており、他人への伝染の可能性は考えにくいが、2月7日の午前9時から午前11時にフリーマーケット訪問歴があり、14日以内に症状があるならば、検査を受けるよう促している。
感染新波発生後は、毎日実施されていた政府ブリーフィングは、2月12日から14日まで休みとなっている。
次回のブリーフィングは2月15日を予定。
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