7月27日と28日は連続して禁酒日となった。
酒類販売禁止。よって、酒の提供を主とするバーやディスコは軒並みクローズとなる。
この二日間、夜の街、パタヤはどうなったのか。
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1日目
7月27日。
アサラハプーチャという仏教の日。
コンビニのアルコール販売コーナーには張り紙。
販売不可となっている。
この日は、基本的にあらゆるバーがクローズ。
真っ暗なLKメトロ。
ゲストハウス1階にあるレストラン兼スポーツバーのような店がわずかに営業するだけ。
パタヤにいくらでもバービアはほとんどすべてクローズ。
電気を消した状態で、ほんの少しだけ人が集まっているバービアもあったが、営業しているというより仲間内で遊んでいるだけといった印象。
ソイ7
もちろん、ソイ6は完全クローズ。
店の前で従業員が飯を食べているだけといった状況。
ウォーキングストリートまでは確認していないが、バーはすべてクローズ。ディスコもクローズ。
一部のレストランや商店が営業するだけといういびつな形になったはずだ。
夜の明かりが消えたパタヤ。
何も知らずに、この夜にパタヤへ来た人はさぞびっくりしたことだろう。
2日目
7月28日。
カオパンサーという仏教の日であり、当時に国王誕生日でもある。
パタヤの街のあちこちで黄色いシャツを着たタイ人が目立つ。
また、バーだけでなく通常の飲食店も休業しているところが多かった。
従業員の休暇にあてているのだろう。
タイ人の多くはタンブンに出かける。
パタヤ中心部で一番人が集まるのは、ワットチャイモンコン。
27日と28日はすごい人出となる。
以前の様子。ろうそくに火をともして、境内を3周する儀式あり。
タイ女性に連れられてタンブンに行った人も多いのでは。
あと、パタヤ各地の渋滞がひどかった。
セカンドロードとパタヤカンはなかなか動かない状態。
夜の営業開始
禁酒日は28日24時をもって終了となる。
日付が変わり29日になれば酒類の提供は解禁となるのが建前。
今回は国王誕生日が重なっていることもあり、いろいろと規制が厳しくなるとの声が多かったが、実際はどうだったのか。
LKメトロ
日没後、LKメトロへ顔を出してみた。
やはり、営業しているのはスポーツバーのみ。F1の予選をテレビ観戦。客はソフトドリンクのみ飲んでいた。
バービアでは、ビラボンバーが開店準備を進めている。
どうやら24時以降に本格営業開始させるようだ。
深夜2時頃、再度、LKメトロを訪問。
全体的に暗いまま。
ビラボンは通常通り営業。
他のバービアはほぼ休業のまま。
ゴーゴーでは、クリスタルクラブとパンドラのみ営業が確認できた。
パンドラはちょっと意外だったが、クリスタルクラブは予想通り。最近の禁酒日では、クリスタルクラブだけが営業していることが多かった。
バービア
ソイ6は基本的に終日全滅。
もともと深夜1時ころが閉店時間。たとえ深夜0時まで待って営業開始したところで営業できるのは1時間かそこら。
そのためにわざわざ開店させるバーはほとんどない。
通常のバービアはどうか。
夜10時の時点で、開店準備を進めているバービアは意外と多かった。すでにひっそりと営業を開始しているバーもある。
まだアルコールの提供は表向きはやっていない。ビール瓶は見えない。が、客が飲んでいるそのコーヒーカップに本当にコーヒーが入っているかは不明。そういうものである。
深夜0時には堂々とオープン可能。
ネオンサイン点灯もアルコール提供もオッケーだ。
友人情報によれば、ドリンキングストリートのバービアは軒並みオープンしていたそうだ。
ソイ7、ソイ8、ソイメイドインタイランドも開店率高め。
7割ほどのバーが営業しているように見えた。
これは思っていたよりも多い。
ウォーキングストリート
午後11時50分頃、ウォーキングストリートへ。
まだ日付が変わる前だが、ネオンサインはほぼ全開に近い。音楽も鳴っている。
人通りも多い。ここぞとばかりに観光客が押し寄せてきたかのような印象。
普段どおりのウォーキングストリートに近い雰囲気だ。
ディスコも軒並みオープン。
マリーン
インソムニア
ルシファー
生バンド演奏も始まっている。
ゴーゴーに関しては、一部の店のクローズを確認。
ギンザ、パンダ、イエス、ミスティーズ、エレクトリックブルー、ドールハウス、ベイビードールズ。
他にもあったかもしれないが、大方のゴーゴーはオープンしていた。
呼び込みに話を聞いてみると、午後11時には営業を開始していたとのこと。
これまでのパターンだと、最初はソフトドリンクの提供のみで客を入れて、12時を待たずに、フライングでアルコール提供を開始したものと思われる。
まとめ
1日目は全滅。これはわかりきっていたこと。素直に禁酒。
2日目に関しては、ここ最近の禁酒日に比べると、開店する店舗が明らかに増えている。
やはり2日連続で完全クローズするのは経営的に厳しくなってしまうのだろうか。
短い営業時間とはいえ、営業に踏み切る店が多いとの印象。
また、当局の指導が厳しくなったと言われる中でも、なんとか営業にこぎつける夜の店の底力も感じた。
まだまだやれるぞ、パタヤの夜。
ただやっぱり、夜と酒が目当てなら禁酒日のパタヤは避けるべし。楽しみが半減、いや激減します。
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