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パタヤ近況

SAVE PATTAYA! 罪の街と呼ぶな

投稿日:2024年7月12日 更新日:

現在パタヤでは、パタヤ住民と企業家の間で大規模な抗議活動が行われている。
スローガンは、SAVE PATTAYA!

パタヤを救え
「SIN CITY(罪の街)」と呼ぶな

ことの発端は、THAIRATHというタイではわりと大きなメディアにて、パタヤのことが取り上げられたことだ。
パタヤを「罪の街(SIN CITY)」と呼び、売春婦の楽園と評した。

ソーシャルメディアなどで大きく拡散していった。

これにパタヤ住民やパタヤで働く人達が猛反発した。
観光都市であるパタヤのイメージをダウンさせ、タイ人だけでなく在住の外国人も含めて、さまざまな職業に従事するパタヤの人々の感情を傷つけるものだと。

7月11日には、パタヤ市議会にて臨時会が開かれて、この問題に関して緊急議論が行われた。

7月11日の夜8時には、ウォーキングストリートにて大規模抗議集会が開かれた。
ウォーキングストリートを埋め尽くすほどの人が集まった。

SAVE PATTAYAのスローガンを掲げて、猛抗議。
パタヤは罪の街ではないと。


(画像:パタヤ市警察より)

その後、THAIRATHはパタヤに人々に向けた謝罪文を発表した。

ネガティブな影響を与える言葉を見出しにして、パタヤの街のイメージを失墜させたことをパタヤの人々に謝罪すると。
パタヤはこの国にとって重要な観光地であり、世界の重要な観光名所にランクインしている。
といった感じの謝罪文だ。

7月12日午後5時には、パタヤ市庁舎前広場にて大規模な集会が予定されている。

パタヤ市が住民に対して黄色のシャツを来た上で集まるよう呼びかけており、パタヤ市を上げての抗議集会だ。

以上が、SAVE PATTAYAに関する流れだ。

さて、この話、どうなるでしょうかね。

THAIRATHの表現は悪いかもしれないが、パタヤの街の最重要な側面を的確に言い表していることは間違いない。
ナイトライフ旅行者にとっては楽園と呼ばれるほど完璧な場所なのは確固たる事実だろう。それが罪の街だと言われれば、確かにそうだ。
パタヤからナイトライフがなかったら、現在のようなパタヤの街の規模になるはずもない。
でも今やナイトライフだけの街でないこともまた確か。

個人的にはパタヤはまさにシン・シティだと思うし、むしろそれを誇りにさえ思う。
そういったものをすべて飲み込む懐の深さがパタヤではないのかと。
でもまあパタヤで働く人からすれば、罪の街と呼ばれるのは我慢ならないことだろうしね。
THAIRATHからは謝罪文が出されたことだし、市庁舎前で大規模集会を終えたら、問題もとりあえず終わりとなりそうな気がする。
(追記:市庁舎前の集会はパタヤ市側よりキャンセルの告知があった。THAIRATHの謝罪を受けてのこと)

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