2月12日は旧暦における中国正月。
タイでは今年は特別に祝日に指定された。
例年なら街のあちこちに春節の飾りつけがしてあるもの。
でも、観光客がいなくなったパタヤでは、そんなムードでもない。
ショッピングモールで中国正月フェアを開催している程度だろうか。
センタンのビーチ側広場
中華系の人たちが多いとされるナックルアではあちこちに赤い提灯がぶら下げられているようだが、パタヤ中心部ではこれといって盛り上がりなし。
もちろん毎年恒例の大量の中国人団体旅行者も皆無だ。
街を歩く外国人のほとんどがファラン。
春節夜のパタヤの様子を見てきた。
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ビーチロード
午後10時頃、ビーチロードを走る車は少ない。
ビーチにも人はまばら。
タヒチアンクイーンの看板が光っている。
予告通り、2月12日に再開していた。
1978年からの営業はなおも継続。パタヤ最古のバーに、またロックンロールが鳴り響く。
このあたりには多くのバイクや車がとめてあった。
多くの常連客が再開の祝いにかけつけているようだ。
ウォーキングストリート
メインゲートだけは明るいウォーキングストリートである。
過去何度も言及しているように、現在ウォーキングストリート内では電線地中化工事の真っ最中だ。
入口付近の店はまったく営業していない。
大小いつくも穴が開いている。
以前のパタヤ市長の話では、ゲートの新調とともに、ウォーキングストリート内に春節の飾り付けをするということだったはずだが、そんな様子はない。
去年までは赤い提灯が通り全体を覆うようにして飾り付けられていたが、今年は何もない。
ファーレンハイトなど一部店舗は赤い提灯で中国正月仕様にしている。
呼び込み嬢の衣装が赤いチャイナドレスだったりもするが、全体としてはいつものウォーキングストリートと変わらない。
通りを歩く人は少なく、駐輪駐車車両ばかり。
営業しているバーは、ファーレンハイト、パレス、アトランティス、タントラ、ピンナップ、ウィンドミル、ドールハウス、エレクトリックブルー。
レストランではキングシーフードが営業再開していた。
とにかく人がいない。
団体客なんてとんでもない。
春節のウォーキングストリートがこんな有様になるなんて。
大晦日は営業そのものができなかったが、今は営業自体は可能。
でも営業しても客は来ない。
元気なのはi-barとインソムニアくらい。
駐輪バイクの数が半端ない。
ウォーキングストリートを歩いている人の数倍か10倍くらいのバイクが駐輪してある。
もはやウォーキングストリートではなくパーキング通りである。
ソイブッカオとLKメトロ
ソイブッカオに春節モードなし。
本当にごく一部の店で中国正月仕様にしているだけ。
バービアの衣装がチャイナドレスにしている店もあったが、それほど多くはない。
LKメトロは、ウォーキングストリートの数倍にぎやかだった。
ファラン客が多い。
パーティをやっているバービアは客が外まであふれているほど。
ウォーキングストリートの閑散さが嘘のようなLKメトロの活況ぶりだ。
バチェラーが営業再開していた。
ドールズLKも営業再開済み。ドールズ系列はウォーキングストリート店もソイ6店もずっと閉鎖のまま。LKだけ営業している。LKだったら客が集まるとの見込みのようだ。
他に営業しているのは、パラダイス、デスティニー、クリスタルクラブ、パンドラ、レディラブとなる。
クイーンクラブとショーガールとキンクは営業再開せず。
LKメトロは営業時間厳守が基本。
現在の閉店時間である午後11時にはネオンサインを消してしまう。
一気に真っ暗となる。
店内ではもうしばらく飲み続けることはできるが、それもあまり長くない。
基本は一斉に店じまいとなり、LKメトロをあとにする客と従業員が多数。
よって、LKメトロ前のソイブッカオは大渋滞となる。
2月1日以降はこの風景がお約束なった。
ソイブッカオ界隈のバービアも11時をまわると順次閉店していく。
春節のお祝いモード無し。
そういえばいつもは見かける獅子舞や爆竹鳴らしなども見かけず。
遠くで花火の音が少し聞こえただけ。
夜は11時でおしまい。
なんとも静かな春節となった。
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