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パタヤ近況

パタヤで外国人居住地登録せずに罰金4,000バーツ、ハリウッドでパスポートチェック

投稿日:2023年4月24日 更新日:

タイでは、このところ、警察や入国管理局が不法滞在外国人の取り締まりをバンコクやパタヤで強化している。
パタヤではイミグレーションへの居住通知を怠った中国人旅行者を拘束して罰金をかした。中国人客の多いハリウッドパタヤでも一斉取り締まりを実施した。

パタヤで居住通知せずに罰金4,000バーツ

不法滞在者の取り締まりのため、警察と入国管理局がパタヤにある2軒の家を捜索。
1軒目では、中国人女性1人とタイ人2人が住んでいた、中国人のパスポートとビザに問題はなく、違反は見つからなかった。
2軒目では、中国人3人とタイ人1人が済んでおり、3人の中国人は有効なパスポートとビザを持っていることが確認されたが、本来必要な入国管理局への居住地通知を怠っており、拘束された。その後、4,000バーツの罰金を科されて、釈放された。
この捜索は警察副長官の方針に従ったもの。バンラムンとサタヒップにある7つの警察署に迅速に捜査するよう指令が出ている。

ソース:https://web.facebook.com/STVPattaya

ちなみに元記事では、住所と中国人の本名もばっちり掲載されている。メディアによっては顔写真のモザイクなしだ。

報道では居住通知違反に関する詳しい内容は出ていない。
おそらくは、TM30のことだと思われる。

TM30とは、外国人のための居住通知申請のこと。
外国人がホテルやアパートや民家など宿泊施設に滞在する場合は必ずイミグレーションに外国人が泊まっているとことを通知しないといけない。
本来は宿泊施設側に通知義務があるのだが、もし通知を怠っていた場合に罰せられる可能性があるのは外国人のほうとなる。なんとも理不尽なシステムである。

バンコクではTM30に関する規制は緩いようだが、パタヤではかなり厳しい。
パタヤのイミグレーションで何らかの手続きをするにはTM30が必須となっている。

TM30がないと、滞在延長手続きや90日レポートも不可だ。
そして、滞在延長申請のためにイミグレーションでTM30の申請をしようとすると、期日オーバーとかで罰金を科せられることがままある。罰金額は、多少ばらつきがあるが、1,600バーツほど。
イミグレーションの窓口で罰金を払っている外国人を何度も見かけた。
これは本来宿泊施設オーナーがやっておかないといけないことを放置していたせいだ。

事情がわかっている長期滞在者はタイ入国直後にわざわざイミグレーションに出向いてTM30登録することもある。
コンドミニアムの賃貸契約の際には、不動産会社やコンドミニアムの管理会社がイミグレーションに居住通知を行ってくれることが多い。ネットで簡単にできるそうだ。これだと外国人がわざわざイミグレーションで手続きする必要はない。
ただ、オーナーとの直接契約やローカルアパート入居だと何もやってもらえず、あとで外国人宿泊者のほうが罰金をくらうことになりかねない。自分でイミグレーションへ出向いて手続きをしておくのが無難というわけだ。

なお、TM30は短期旅行者にはほとんど関係がない。
それなりにきちんとしたホテルであれば、チェックイン時に宿泊者の情報をイミグレーションに通知している。
また、短期旅行者だとイミグレーションで何らかの手続きをすることも稀のため、そもそもTM30が必要となる場面がない。
短期旅行者は特に心配する必要なしだ。

ただ、今回の中国人の摘発にはちょっとびっくり。
居住通知をせずに身柄を拘束され、罰金4,000バーツ。しかも氏名も住所も顔写真まで公開だ。
そこまでやるかと。
なかば見せしめのような気もするが、とりあえずパタヤ中長期滞在者はTM30には注意しておいたほうがよさそう。
さすがに日本人短期旅行者が摘発されることはないはずだが。

ハリウッドパタヤで一斉捜索

4月23日夜10時半、ノースパタヤにあるハリウッドで不法滞在外国人の一斉検査が行われた。
警察が踏み込んだ際には店内には合計300人のタイ人と外国人客がいた。
タイ人と外国人、男性と女性にわけて、IDカードとパスポートをチェックし、尿検査も実施したという。
外国人の内訳は、中国人81人、香港人28人、韓国人27人、台湾人3人、ラオス人2人。
全員、ビザや入国方法の問題はなく、違法ドラッグの使用も見つからなかったとのことだ。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2555884/police-raid-pattaya-pub-for-overstayers

ハリウッドといえば、今や中国人御用達のディスコとなった。
10年くらい前までは、日本人の遊び場でもあったが、韓国人が増え、そして中国人が押し寄せるようになり、日本人の姿は大きく減少した。
報道発表では、外国人客の中に日本人はいない。ほとんどが中国人ないし香港人だ。次いで韓国人となる。

パンデミック中、ハリウッドはなかなか営業再開しなかった。
いや一度は営業再開したのだが、すぐにまたクローズしてしまった。
タイが開国して、主に欧米からの観光客が増加しても、ハリウッドは無関係。ハリウッドに行くファランはごく少数派だ。
メイン顧客が中国人なので、中国が鎖国している間は営業再開しても客が来なかったのだろう。営業してもしょうがない。
韓国人観光客が増えていき、ようやくハリウッドは営業再開。
今は中国人客が大半となった。
元の姿に戻った形だ。

今回の取り締まりは午後10時半という、少し早い時間帯だ。
そのせいもあってか、違反者はゼロという結果に。
こういったディスコが盛り上がるのはもう少し遅い時間帯だ。
深夜1時にチェックしたら、違う結果が出るかもしれない。

パタヤ旅行中は最低でもパスポートのコピーを

ハリウッドにかぎらず、パタヤでの不法滞在外国人の取り締まりがこのところ増えている。
ウォーキングストリートのバーやクラブに警察と入国管理局が立ち入り検査することもある。
パスポートとビザの情報をチェックされるので、最低でもパスポートのコピーだけは携行しておいたほうがいい。スマホで撮影しておくのもアリだろう。入国スタンプもわかるようにするとベター。
日本人短期旅行者はまず問題とならないと思う。
変な事件に巻き込まれないようには注意のほどを。

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