31日目つづき 夜の部
【Nをペイバー】
ソンテウを乗り継ぎ、パタヤ中心部まで戻る。
金持ちガウリー(韓国人)が帰国したのでフリーとなったNに会いに行かねば。
ほぼ1週間ぶりにNと再会。
笑顔で出迎えてくれる。
相変わらずのじゃじゃ馬娘で、落ち着きがない。
が、その一方、金がないとこぼしていた。
ガウリーから2万バーツ貢いでもらったのに、まだ足りないらしい。
実家の母親から仕送りを催促されているようだ。月に2万とか3万バーツとか何とか。弟の面倒もみなくちゃいけないとのこと。
なんか変な話だ。両親は何をしているんだ?
まあ、そのせいで18歳の子がこんなバービアで働いているわけで、夜遊び旅行者としては、ありがたい話でもあるのだが。
同情はするが余計な金は渡さないという方針で接していきたい。
ちょっとビリヤードして、ドリンク1杯ずつ飲んだところで、さくっとチェックビン。
Nをペイバー。
一昨日の晩にウドンタニーでGをペイバーしてから中一日しか経っていない。
本来なら中3日、最低でも2日は空けたいところだ。
かなり計画が狂うが、無事にタイ滞在延長を果たせて気が大きくなったことと、Nのことがかなり気になってきているので、ついついペイバーしてしまった。
あと、ひょっとしてガウリーへの嫉妬心もあるかもしれない。あんなおっさんより、おれのほうが若くてかっこいいぞと。
まあ、実際はこっちもじゅうぶんにおっさんで、単なる客の一人にすぎないのだけど。
【Nの秘密】
部屋に戻る。
Nから昔の写真をいろいろと見せてもらう。財布の中に証明写真サイズのものをたくさん持っていた。
つい最近まで高校に通っていただけあって、制服姿の写真が多い。若々しい。
ついでにIDカードの写真もチェック。
何気なく生年月日に目をやると、ちょっと違和感。
あれ、申告していた年齢と計算が合わないような気が、、、
タイ歴で今年が2557年、生まれたのが25...
またサバ読みかよ。
だから下方修正が必要なサバ読みはやめなさいって。
そもそもこの生年月日だと、まだ高校を卒業していない年頃じゃないか。
高卒バービア嬢じゃなくて、高校中退バービア嬢か。
まあ、複雑な家庭事情があるのだろう。
母親からの送金依頼も厳しいようだし。
が、単なる夜遊び好きとしてはうれしい誤算とも言える。
相手は若いに越したことはない。若すぎるのは問題だが、これくらいならちょうどいい。
年齢詐称を指摘すると、Nはウフフと笑っているだけだった。
小悪魔め。
ドーピングの必要もなく一発。
若い体と心っていいよね。
一戦後、ノドが痛い(タイ語でジェップ・コー)というNのために薬局へ薬を買いに行く。タイ語で書かれたメモを持たされた。
深夜1時頃だというのに薬局が平気で開いているパタヤが大好きだ。
なにやらボトルに入ったうがい薬のような液体を買わされた。40バーツ。安い。
よほど苦いのか、Nは苦しそうに飲んでいた。イソジンのような赤黒い色をしていたので、てっきりうがい薬だと思っていたが、そのまま飲み込むものらしい。
それにしてもNの喉痛が早く治ってほしいものだ。
キスとオムをもっとしてほしいというこちらの勝手な理由なんだけど。