4日目
【セントラル・フェスティバルへ】
軽く二日酔いだ。
タイ料理の気分ではないので、セントラル・フェスティバル(通称センタン)へ。
入り口には張り紙がしてある。夜8時閉店。外出禁止令は夜10時からだが、早めに閉店してしまうようだ。
フードコートで軽く食事にしようかとも思ったが、結局、マクドナルドでチーズバーガーセット。109バーツ。
日本ではあまり食べないハンバーガーも、海外に行くと利用頻度が格段に高くなる。
外国できちんとした和食を手頃な値段で食べるのは難しいが、世界共通の味である大手ハンバーガーチェーンなら安心して安価で食べられる。
でも、タイのマクドナルドの値段もじわりじわりと値上がりしている。
去年まで130バーツくらいだったフィレオフィッシュセットが140バーツほどになっていた。
ちなみにパタヤのマクドナルドでは、店舗によって値段が違う。セントラルとアヴェニューは同じ値段で、ウォーキングとロイヤルガーデンとソイ5にある店舗は少し高い。
ソイVCに最近オープンした店舗もおそらく高そう。
さらに蛇足ながら、同じようなセットでもタイの地方都市に行くと安い。たとえばウドンタニーにあるセントラル内のマクドナルドではチーズバーガーセットが99バーツだ。
【バービア嬢と再会】
昼食後、セカンドロード沿いのアパートに住んでいる知り合いバービア嬢に電話してみた。
前回のパタヤ滞在時に一度だけペイバーしたことのある子。かりに名前はAとしておこう。たしか28歳くらい。ただ見た目は若い。日本人に人気がありそうな顔つき。日本語も少し勉強している。
2度目のペイバーはないけれど、たまに電話で話すようになった。
アパートの下の雑貨屋にいて、すぐに再会。
Aいわく、部屋に冷房がなくて暑いので、日中は風通しがよくソファーも置いてある、この雑貨屋で暇つぶししているとのこと。
やけに肌が焼けている。
「ダムダム」(黒い黒い)と言ってからかう。
タイ人は肌が黒いことを気にしているので、あまり言い過ぎると嫌われるのでほどほどに。
問い詰めると、Aはファランの客とチャン島に行ったそうだ。
そうこうしている間にも、客らしいファランからLINEでメッセージが送られてくる。
まあ、上客がいるのは結構なこと。
Aのルームメイトで同じバービアで働いている友人も合流。
このバービア嬢には韓国の客からLINEでビデオ通話がかかってきた。
英語でやり取りしているが、お互いあまり通じてなさそう。それに回線の調子も悪い。すぐに切れた。
あとはメッセージのやり取り。
英単語のスペルや文法がわからない二人のかわりに文章を考えてあげる。
何か楽しい。
友達だとわりきれば、素直に応援したくなる。自分が狙っている女性だと嫌だけど。
英語のわからない新人バービア嬢のかわりに先輩がメールを代筆するだけでなく、第三者の変な日本人が書いていることもあるのだ。
屋台のおやつで一休み。
氷入りのあんみつみたいなやつ。タイ語の名称は不明。中国語が書いてあるので、なんとなくわかる。
バービア嬢二人は5時から出勤とのことで、ここでバイバイ。
あとでバービアに遊びに行くと約束。現在は他のバービアへ移籍したそうだ。
日中のいい時間潰しになった。まったく金もかからないし。
(つづく)