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タイ国内情勢

タイ累計感染者が1万人越えに。パタヤでは違法カジノ摘発。

投稿日:

1月9日から10日かけてのタイの国内情勢をまとめる。
ついにタイで確認された感染者の累計が1万人を越えた。
シラチャーでは感染拡大が続いている。
パタヤでは違法カジノを開いていた中国人たちが逮捕された。

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タイ全国の感染状況

1月9日発表、タイの新規感染確認者は212人
(累計10,053人)

外国からの入国:19人
国内感染:187人
移民労働者への積極調査:6人
死亡:0人(累計67人)

国内感染県別

サムットサコーン46
バンコク27
サムットプラカン124
チョンブリ26
など

調査中
チョンブリ14
ラヨーン4
など

ノンブアランプー県で感染者が1人確認され、タイ全国で感染者が確認されたのは58県となった。

ついに確認された感染者の累計が1万を越えた。
そのうち、55.2%にあたる5546人はすでに回復済み。

保健省では、今回の感染新波は1月末までに減速すると見ている。

ブリーフィングの概要

CCSAのブリーフィングは英語でも行われている。
タイの国内感染がゼロが続いている間は英語版ブリーフィングは数ヶ月に渡り中断していたが、年末の感染拡大からは毎日実施されている。

その模様は、タイ政府広報や各メディアを通じて配信もされている。

https://www.facebook.com/thailandprd/

1月9日の概要

・タイは、移民労働者をタイ経済の発展のために支援してくれる人とみなしている。よって、彼らはタイ人労働者と同じように、尊厳と公正さを持って扱われるべき。政府は、タイの医療制度のもと、移民労働者を含むすべての人にできるだけのベストな医療を提供する。

・CCSAによる症例統計は24時間ベースとなっている。毎日24時に締め切り、翌日に発表する。これは誤って二重にカウントするのを防ぐため。

・県をまたぐ移動は依然として推奨していない。県を越えて移動する必要性の証明書をチェックポイントで提示するのは簡単なことではないから。

・来週より、イギリスに入国するすべての者は、出発72時間以内に発行された陰性証明書の提示が必須となる。

・タイの工場で作られた魚の缶詰を食べるのは安全である。なぜなら100度もしくはそれ以上で缶を滅菌しているから。

チョンブリ感染状況

1月9日発表、チョンブリの新規感染確認は40人
(国全体の統計とはタイムラグがあるため数値は異なる)
(累計518人)

新規感染地区別
ムアンチョンブリ地区:1人
バンラムン地区(パタヤ含む):4人
シラチャー地区:35人

シラチャーがほとんど。
これは90というブリュワリーでクラスターが発生しているためと見られる。

1月9日夜にチョンブリの感染者タイムラインによる感染リスクスポットが新たに発表になった。


こちらもシラチャーがほとんど。
日本人が行きそうなところも多く含まれている。

つけ麺城、Kissスナック、まるはし、OPPATスナック、クリスタルベイゴルフクラブ、なんじゃ亭、39 Pub、パタナーゴルフコース、姉御など。

パタヤで違法賭博場が摘発

チョンブリ、ラヨーン、チャンタブリーなどタイ東部で感染が拡大しているのは、ラヨーンとパタヤの違法賭博場が原因とされている。
賭博場でクラスターが発生したが、違法行為に問われることを恐れた感染者が行動履歴を申告しなかったり、虚偽の証言をしたと言われる。

シラチャーの感染拡大も元は賭博場に端を発している。
賭博場で感染した人が、シラチャーのパブへ行き、そこでスナックで働く従業員が感染。さらにスナックで日本人客が感染といった具合にどんどん広がっていった。

そんな中、パタヤで違法賭博場が摘発された。
1月9日、チョンブリ警察、パタヤ警察、ツーリストポリスなどの合同捜査チームが、ジョムティエンのコンドミニアムで違法賭博がおこなれているとの情報を得て、急襲。

場所は、 ジョムティエンのセカンドロードにあるEspanaコンド。

5階の517号室と518号室。
急襲時、部屋の中では多くの者がポーカーに興じていたという。

ニュース動画

21人を逮捕。
14人が中国人で、そのうち5人はビザが切れており不法滞在。
5人がタイ人。
シンガポール人とカンボジア人がそれぞれ1人。
カンボジア人は不法入国していた。

現場からは10万ドル相当のチップなどを押収。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2048131/21-thais-foreigners-held-in-pattaya-gambling-bust

この状況下にあっても、なおも違法カジノはなくならない。
しかも今回は中国人がほとんど。
昨年のロックダウン時にも、パタヤの中華レストランで違法賭博をしていた中国人たちが逮捕されている。
本当になくならない。
実態としてパタヤにはそういった中国人がうじゃうじゃういると思ったほうがいい。

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