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タイ国内情勢

タイのレッドゾーン28県に対するロックダウン措置は本日から

投稿日:2021年1月4日 更新日:

1月3日から4日にかけてのタイ国内の状況をまとめておく。
レッドゾーン28県への規制措置強化がどうなるかがポイント。

1月2日から3日の状況はこちらから。

パタヤの街中の様子と迫りくるロックダウン

続けて読むと時系列で理解しやすいかと。

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タイ全国感染状況

1月3日発表、タイの新規感染確認者は315人

外国からの入国:21人
国内感染:274人
移民労働者への積極調査:20人
死亡:0人(累計64人)

国内感染県別
チャンタブリー68
チョンブリ62
ラヨーン43
サムットサコーン38
トラート12
チェンマイ2
など

このCCSAによる発表後、さらにサムットサコーンで541人の感染が確認された。
うち448人は移民労働者への積極的調査で見つかった。7人は病院で。あとの残りはタイ人。
新しい症例は翌日発表の数値に含まれる。
パンデミック発生後の最大数となるのが確定した。

チェンマイで日本人2人の感染を確認

1月3日発表のチェンマイでの感染症例は、チャンマイ在住の日本人2人(59歳と64歳)。
12月28日にチェンマイから飛行機でスワンナプームへ。さらにタクシーでチョンブリ県シラチャーへ移動。
12月28日と29日は、シラチャーのレストランや娯楽施設をまわる。
12月30日、ふたたびスワンナプームからチェンマイへ戻る。
12月31日はコンドミニアムの自宅で過ごし、出かけたのはコンビニのみ。
1月1日、同僚のアドバイスによりバンコク病院チェンマイで検査したところ、陽性が確認された。

具体的な感染経路は明らかとなっていないが、シラチャーでの感染が疑われるところだ。
後述するように、シラチャーでは多くの感染者が出ている。日本人がよく訪れる場所も感染危険スポットとして警告が出ている。

チョンブリ(パタヤ、シラチャー)の感染状況

1月3日発表、チョンブリの新規感染確認は62人
(累計305人)

新規感染地区別
バンラムン地区(パタヤ含む)7人
シラチャー地区50人
ムアンチョンブリ地区2人
など

数字が示すとおり、シラチャーで感染が急増している。

これまでチョンブリ県が、感染者の行動履歴(タイムライン)をもとにした、感染リスク警告場所を何度も発表している。

パタヤでは、ターミナル21やセンタンやウォーキングストリートのディスコやブッカオ市場なども含まれる。

シラチャーも多数掲載あり。
シラチャーの日本人が関係しそうな場所をいくつかピックアップ

・ロビンソン前のミニバン
・キングBBQ
・ロビンソンのシャブシ、8番ラーメン、フジレストラン、ユニクロ
・シラチャーナコン通りのFlower Snack(12月20日から28日の19時から深夜)
・Jパークのスーパー
・Jame boy パブカラオケ
・イオンとパタヤタイ病院付近

チョンブリ県発表の全リストはこちらで確認できる。

https://facebook.com/ChonburiPr

感染者が訪れたとされる日時も載っている。
ただ、数が多いし、タイ語のみなのでかなりわかりづらい。
また、場所や日時などは曖昧な部分も多く、過度に心配したり、あまり惑わされないほ
うがいい。
でも、心当たりがあり症状もあるなら、保健当局に連絡し病院へ。

レッドゾーン28県への2段式規制強化案

1月2日にCCSAによって提案された、レッドゾーン28県への2ステップ式規制強化措置。

maximum control zone(レッドゾーン)28県リスト
バンコク、ターク、ノンタブリ、パトゥムタニー、アユタヤ、サラブリ、ロップブリ、シンブリ、アントン、ナコンナヨク、カンチャナブリ、ナコンパトム、ラチャブリ、スパンブリ、プラチュアップキリカーン、ペチャブリ、サムットソンクラーム、サムットサコン、チャチュンサオ
プラチンブリ、サケオ、サムットプラカン、チャンタブリ、チョンブリ、トラート、ラヨーン、チュンポン、ラノーン

1月4日午前6時から2月1日午前6時までがステップ1。
それでも改善しないなら、2月1日午前6時よりステップ2へ規制をステップアップするというものだ。

バンコクポスト紙がインフォグラフィックを作成しており、簡潔でわかりやすい。

https://bangkokpost.com/thailand/general/2044555/crackdown-in-virus-red-zones

バンコクポストでは、2 tierという表現を使っている。2段式だ。2層式ともいえる。

Tier1(1段目) 1月4日から2月1日
・営業時間の短縮
・違法活動のための集会を捜査して取り締まる
・多くの人が集まるであろう活動を制限
・県をまたいだ移動は避けるよう
・学校を閉鎖しオンライン授業に切り替える
・Work from Homenの推奨
・移動制限も考慮される
・緊急の積極的感染検査

Tier2(2段目)2月1日から
・より広範囲な施設閉鎖
・県をまたいだ移動の禁止
・Work from Homeをより進める
・すべての高リスク場所や活動をより厳しく観察と調査する
・夜間外出禁止の導入

まだ提案段階で、首相の承認が必要となる。

ショッピングセンターは午後9時閉店の短縮営業に

CCSAの提案を受けて、タイ全国のショッピングセンターが1月4日より短縮営業となる。
タイ小売店協会とタイショッピングセンター協会は、すべてのデパートの店舗を午後9時閉店とすると発表した。
ショッピングモール内のすべての店舗が対象ということだ。
また、入店時のスクリーニング措置や、店内での消毒など、感染防止対策を強化するという。

https://nationthailand.com/news/30400609

タイ首相がレッドゾーンへのロックダウン措置を発表

その後、首相が非常事態宣言令に基づく、規制強化措置を発表した。1月3日付けで官報に掲載。
非常事態宣言はタイ全土に適用されるが、今回の規制措置は主にレッドゾーン限定となっている。
規制措置は1月4日午前6時から実施される。

教育、試験、訓練のために建物や敷地を使うことを禁止する。

レッドゾーン内に住む人は、必要不可欠な場合をのぞいて、県外への移動を控えるよう推奨。警察はレッドゾーンに出入りする車両をチェックする。

企業は、オフィスの混雑を減らすため、時間差労働や従業員の隔日勤務を調整すべし。

レストラン店内でのアルコールの販売および消費は禁止されるが、飲食は許可される。

すべてのショッピングモール、デパート、展示センター、会議ホール、コンビニ、スーパーマーケットは引き続き通常通りに営業可能。CCSAによって定められたガイドラインに従うこと。

会議やセミナーや食品の配布といった人を集める活動は、レッドゾーンにおいては禁止。活動には当局の認可が必要。

参照:https://www.thaipbsworld.com/thai-pm-imposes-lockdown-restrictions-in-28-red-zone-provinces-from-monday/

基本的には先のCCSA提案のTier1と同じもの。
1月4日午前6時から実施だが、期限は不明。
まだ速報レベルにつき、本日4日にさらに詳しい情報が明らかとなるだろう。

ざっくりいえば、

・レストラン店内飲食可能だが、アルコール提供は不可
・スーパーやコンビニでのアルコール販売は可
・ショッピングモールは営業可能
・県間移動制限は無し(レッドゾーン内の人は控えるよう要請)
・夜間外出禁止令は無し
・国全体としてのロックダウンは実施せず

感染拡大リスクが高いとされる施設、たとえばバーやパブの閉鎖については、各エリアごとに定めるという形になっているようだ。
他の閉鎖措置についても同様。
国としての規制基準を定めて、あとは各県ごとの判断で実施する。
国の基準より低い規制は不可だが、それより厳しい規制は可能だと。

すでに、チョンブリ(パタヤ)やバンコクでは、厳しい規制措置を実施している。
パタヤでは、バーもショッピングモールも閉鎖されている。
逆に店内飲食とアルコール提供も認められているが、このうちアルコール提供は国の方針に反するため、ルール上は今日から禁止となるはずだ。(実際どうなるかはまだ不明)

具体的な閉鎖措置は、各県知事の発表を待たないことには、なんとも言えない。

パタヤについては、レストラン内でのアルコール提供が禁止になるかならないといった程度で、あとは特に影響なさそう。すでに厳しい規制措置が出されているんで。
詳細は県の発表をもう少し待とう。

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