新型コロナウィルスの広がりを見せ、旅行者が減少、アジア系航空会社は運休や減便を余儀なくされている。
また、タイ入国に際して、日本からの到着便もスクリーニング検査対象となった。
ますます旅行者が減ることが予想され、タイ国際航空も日本発着の一部を運休ないし減便することになった。
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TG日本路線が一部運休
タイ国際航空の発表によれば、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、日本発着便の一部も運休となる。
中部=バンコク TG647便:3月4日、5日、11日、12日、18日、19日 運航取り止め
バンコク=中部 TG646便:3月3日、4日、10日、11日、17日、18日 運航取り止め
福岡=バンコク TG649便:3月2日、5日、9日、12日、16日、19日 運航取り止め
バンコク=福岡 TG648便:3月2日、5日、9日、12日、16日、19日 運航取り止め
運休となったフライトのチケットも持っている人は、代替便の利用が可能。
成田・関空便も一部フライトがキャンセルとなっているもよう。
他にも、中国・台湾・香港・韓国・シンガポール・フィリピン・バングラディシュ発着のTG便は一部運休と減便を実施。
特に中国路線はひどい状況になっている。
この先、事態が深刻化していくにつれ、さらなる減便も考えられる。
予約変更・経路変更無料化
新型コロナウィルス感染拡大を受けて、TGでは、一部路線に関して予約変更と経路変更を無料とする措置を取っている。
運休便とは関係なく、条件さえ合えば、変更手数料が無料となる。
対象航空券
・2020年2月18日以前に発行済かつ2020年2月18日から3月31日の期間に下記区間が含まれているもの。
・バンコク/チェンマイー台北/高雄/中部/福岡/羽田/成田/大阪/札幌/仙台/ソウル/プサン/シンガポール間
・TG3桁便ないしタイスマイル運行のTG4桁便
この条件に合致すれば、予約日程変更や経路変更が手数料無料となる。(6月30日までの日程にかぎる)
なお、払い戻しに関しては一律無料とはならず、元々購入した航空券の条件による。
より詳しくは、タイ国際航空へ直接問い合わせてほしい。
所感
とりあえず暫定的な措置として減便やフライト変更無料化に踏み切ったような印象。
前述のように、日本からスワンナプーム・ドンムアン空港への到着便はスクリーニング検査を実施することが決まっている。
さらにタイ政府はタイ人へ日本への旅行は見合わせるように勧告ずみ。
これからさらにフライト利用者が減ってくると思われる。するとさらなる減便や運休が出てきそう。
TGにかぎった話ではないが、旅行予定がある人は、各航空会社の運行情報をこまめにチェックしておくのがベター。
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