マナオ(マナーオ)とは、タイ語でライムのこと。
タイ料理にもよく使われるし、酒に入れることも多い。
サンミゲルライトをオーダーすると、ほぼ確実にマナオを乗せてくれる。
パタヤではマナオ売りの移動販売車が出没する。「マナーオマナーオ」という独特のイントネーションの掛け声が耳に残る。
さて、そんなマナオの名前を冠したタイ料理を一つご紹介。
ムーマナオだ。
これ、個人的にけっこう好物。
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ムーマナオ
ムーマナオ、ないし、ムーマナーオ。
ムーが豚、マナオがライム。
そのまんまの料理名。
蒸した(茹でた)豚肉とライムをベースにしたタレにつけて食べる料理だ。
街角の小さなローカル食堂にはあまり置いてないかもしれないが、少し大きめのきっちりしたタイ料理レストランには売っているはず。
また、食堂でも頼めば作ってくれるかも。
それほど手の混んだ料理ではない。
バービアのパーティでフリーフードとして提供されることもあるほど。
パタヤでも簡単に食べられる。
最近、パタヤのレストランで食べたムーマナオを紹介。
Khun Oporのムーマナオ
サードロードにあるレストラン、Khun Opor。
タイ料理とファラン飯を扱う、よくあるタイプのパタヤのレストラン。
地図
以前は、ブレックファーストとステーキを紹介した。
関連記事:ステーキ59バーツから。セット料理もいろいろの便利なカフェレストラン、Khun Opor。
ちなみに、ステーキは値上げとなっているもよう。
その後、何度かタイ料理を食べる機会があった。
メニューにムーマナオを発見。オーダーしてみた。
ムーマナオがこちら。
見た目はひたすらミントの葉っぱだらけ。
スライスしたにんにくと唐辛子が豚肉の上に乗せられている。
さらに豚肉の下には大量のキャベツが敷き詰められている。
で、底にマナオとナンプラーを合わせたような辛めのタレ。
このまま食べてもおいしい。
豚肉は脂身がほとんどなく、実にたんぱく。
そこに、ミント、にんにく、唐辛子、マナオの風味が加わる。
この組み合わせがいい。
豚肉に秘められた旨味がマナオの向こう側からせり上がってくるような感じ。
さらに、タレが別皿に入っている。
これをつけると、酸味と辛味がアップ。
なんか癖になる味だ。
どこか、クンチェーナンプラーを彷彿とさせる料理。
一人で食べるにはちょっと量が多い。
二人以上で訪れてシェアするのがベター。
料金は失念したが、たぶん120バーツほど。
ここは、他のタイ料理も総じておいしい。でもローカル食堂に比べるとやや高め。
ローカルプライスと観光客プライスの間くらいだろうか。
(追記:その後閉店)
モーファイ屋のムーマナオ
続いてもサードロードで。
移転して大きくなったモーファイ屋だ。
関連記事:サードロードの移転したモーファイ屋はメニュー豊富で利用価値大
メニューにムーマナオを見つけた。80バーツ。
見本写真には切ったマナオがたっぷり。
実際に出されたムーマナオがこちら。
マナオは実をすりつぶしてペースト状にして、プリック(辛子)と混ぜてタレにしてある。
ミントは少なめ。
豚肉はたっぷり。やはり豚肉の下にはキャベツが敷いてある。
さらに、よくわからない野菜の葉っぱが添えられていて、なぜだか氷付き。
理由はタイ人に聞いてみたが、よくわからなかった。
Khun Oporとは違い、別皿のタレはなし。
このままで食べる。
マナオの酸っぱさよりも、辛さのほうが強く感じた。
これは辛さ耐性の低い日本人だからかもしれない。タイ人には酸味のほうが強く感じるかも。
けっこう辛い。
でもおいしい。
豚肉はやはり脂身はほとんどなし。
でもこれだけライムとミントがあれば、飽きずに食べられる。
ちょっと刺激が強いと感じたら、氷で冷やされた野菜の葉っぱを食べるといい。
この冷えた葉っぱが絶妙な箸休めとなるのだ。
タレの和え方といい、ここのムーマナオのほうが、クンチェーナンプラーに似た感じ強め。
いやあ、好きだな、これ。
量は一人でも食べ切れるほど。というか、うまいんでがつがつ食べてしまう。
他の麺料理が50バーツ前後。
ムーマナオ一皿80バーツはやや高いけれど、食べてみる価値はあると思う。
かなりおすすめです。
(追記:その後閉店)
まとめ
豚肉にはこんな調理方法もあるのだと思い知らせてくれる一品、ムーマナオ。
シンプルかつ実は奥が深そうな料理でもある。
ライムと聞くとひたすら酸っぱいと連想してしまいがちだが、実際は酸味よりも辛味が来ると思う。
タレの量を調節してやれば、なんとも豊かな風味が口の中に広がり、ついでに肉を食べているという充実感も得られる。
食べる機会があれば、ぜひとも試していただきたい。
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