ソイブッカオの通り沿いに新しい固定屋台群ができている。
場所は、LKメトロから行くなら、北へ向かって、バンコク銀行を越えて、左側の空き地のあたり。
道路沿いに5,6軒くらい、屋台テントが並んでいる。
この一角にあるイサーン料理屋台がおいしかったので、紹介したい。
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イサーン屋台
ハンバーガー店、白いテントと続いて、その隣のピンク色テントがイサーン料理専門店だ。
夜の様子
タイ語のみだけどメニューは豊富
とにかくうまいぜみたいなことが書いてあるそうな。
ソムタム50バーツ
コームーヤーン60バーツ
カオパット50バーツ
などなど
テーブル席があって、その場で食べることもできる。無料の水あり。
隣の白テントはフルーツジュース屋だが、テーブルは共有しているようだ。
今回食べたのは、コームーヤーンとトムセーブムー。
あと、カオニャオ2人前。
これで140バーツ。
お持ち帰りした。
コームーヤーン
豚の喉肉を焼いたイサーン名物の一つ。
ここのコームーヤーンは、豚トロというより普通のムーヤーンに近い。
ほどよく脂が乗っていて、ほどほどにおいしいかな。
付属のナムチム(タレ)をつけると、さらにおいしくなった。
コームーヤーンのタレは、液体状のものが多いけど、ここはペースト状になっていて、かなり辛い。でも独特の風味があって、肉のうまみが格段に増す。
いいね。
ムーヤーンを食べるなら、パタヤカンソイ12入り口屋台がおいしい。
⇒パタヤカンソイ12イサーン屋台のナムトックムー(ムーヤーン)がうまい
トムセーブムー
トムは、トムヤムクンのトム。スープのこと。
セーブは、イサーン語でおいしいの意味。
つまり、イサーンのおいしいスープという、身も蓋もないネーミングの料理だ。
本当は豚肉(ムー)ではなくて牛肉(ヌア)を注文した。
が、出てきたのはムーだった。持ち帰ってから気づいた。まあ、わたしの発音が悪かったのだろう。
でも、このトムセーブ、やたらとうまかった。
名前に偽りなし。
イサーンのスープというと、酸っぱいという印象があったけれど、これは酸味控えめ。
どうやってダシを取っているのかさっぱりわからないが、何とも形容しがたい深みとコクがある。
一緒に食べたイサーン出身も、このスープはおいしいと褒めていた。
が、やたらと辛い。
辛さ耐性にすぐれたはずのイサーン人も、「うまいけど辛い」と繰り返すほど。
確かに辛い。舌がひりひりする。
でも、うまい。
やめられない。
具材の豚肉は、たぶん、あばらの部分で骨付き。
ほろほろになるまで煮こまれていて、骨から肉をすぐに剥がせる。やっぱり、骨周りの肉はおいしい。
あとは、野菜と香草も入っているが、あんまり食べないかな。
ちなみに、カオニャオは、2袋頼んだが、一つは炊き上げから時間が経ちすぎていたのか、ぱりぱりだった。もう一つは、しっかりしていたけど。
営業時間は不明。たぶん、昼ごろから夜9時か10時くらいまで。さすがに深夜に通りかかると閉まっていた。
ブッカオ沿いで、テーブルに座って本格的なイサーン料理が食べられる店は、意外と貴重。
イサーン屋台はたくさん出ているけど、コームーヤーンも売っている店もまた貴重。
ブッカオ近辺に滞在していて、お手軽にイサーン料理を食べてみたい人は、この屋台へどうぞ。
トムセーブがうまいけど、辛さは控えめのほうがいいかも。注文の際は、「ペッ ニッノイ」と添えておきましょう。
(追記)
その後、このエリアはTREE TOWN PATTAYAとして再開発されている。このイサーン屋台食堂も閉店。
TREE TOWNについてはこちらから。
⇒ソイブッカオの空き地に登場したTREE TOWNは、まだまだ開発途上
⇒ナイトマーケット化しつつあるTREE TOWN PATTAYA。食べ放題ムーガタ屋も新規オープン。
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