アジア周遊旅行26(クラビ編1)
ハジャイからクラビに到着したのはいいものの、長時間のロットゥー乗車ですっかり消耗。
予約していたホテルにチェックインして、シャワーを浴びてから、すぐに寝てしまった。
まずは体力の回復をはからねば。
綺麗なホテルで寝心地は良好。
午後6時半くらいから寝て、目が覚めたのは深夜1時だった。
ああ、初日の夜が台無しだ。
でもまだ頭が痛い。
アオナンビーチ周辺にはコンビニがうじゃうじゃある。
パタヤのソイブッカオくらいに、あちこちコンビニだらけ。24時間営業なので深夜でも安心。
コンビニで、さくっと弁当を購入して軽く食事。
ついでに、頭痛薬も買っておいた。
タイではお約束のTYLENOL(タイレノール)である。タイ人は、「タイレノン」とか発音している。
たしか12バーツくらい。激安だ。
タイで頭痛になったら、すぐにゲットすべし。
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深夜のアオナンビーチのバービア
まだ頭痛は残っているが、せっかくのクラビの夜だ。もう一度外出。
それにしても大通りに車が少ない。
ちょこちょこと若い欧米人旅行者が集団で歩いているので危険はなさそうだけど。
たまたまコンビニで知り合ったタイ人男に、「このあたりにバービアはある?」と聞いたみたところ、すぐ近くにあると教えてもらった。他にもあるとのこと。
すぐに見つかった。
全部で10軒くらいのバービア群だが、深夜2時でもしっかり営業中。
バービア好きとしてはちょっとテンションが上がる。
その中でも一番繁盛しているバービアへ。
よく冷えたLEOビールだ。うまい、と言いたいところだが、あいにくと体調不良のせいで、苦味しかしない。
ここはファランの溜まり場だ。
バービア嬢たちは揃いの衣装を着ていた。
なんだか、ファランの陽気なノリについていけず、ビール1本飲み干すことなくチェックビン。
ビールは90バーツだった。
本格的な調査は明日に持ち越しということで。
レディボーイに追いかけられる
バービアやディスコがあるという、もう一つのナイトスポットもついでに予備調査しておこう。
CENTER POINTというらしい。
センターポイント目指して、またもや暗い夜道を歩いていると、バイタクに乗った女性が近づいてきた。
いや、よく見てみると、レディボーイじゃないか。
「Hell,where you go?」という声も間違いなくレディボーイ特有のもの。
でも、反射的に返事をしてしまった。
「パイ ディスコー」(ディスコへ行く)
すると、バイクに乗れというレディボーイ。連れて行ってくれるようだ。
が、それは固辞。
「マイアオ」と言って、そのまま歩き去る。
すると、バイクに乗ったまま追いかけてくるレディボーイ。
しつこく「ハローハロー」と言い寄ってくる。
無視して歩いていても、しばらく追いかけてきていた。
やれやれやっといなくなったと思ったら、また別のバイクレディボーイがやって来て、「ハロー」
今度ははじめから無視する。
で、また別のレディボーイがやって来る始末。
最後には、バイクと止めて、歩道上で待ち伏せしてくるではないか。
やめてくれ。
どうやら、深夜のアオナンビーチでは、バイクに乗ったレディボーイが一人歩きの男性をターゲットにしているようだ。
面倒臭いなあ。
深夜のセンターポイント
徘徊しているレディボーイ軍団を振りきって、なんとかセンターポイントに到着。
入り口前には、若いファランたちが固まっていた。
中に入ってみると、バーやディスコはまだ営業中。
でももう客足はまばら。
客引きの勧誘もなかった。
わたしが寝込んでいる間に大雨が振ったようで、あちこちに水たまりができている。
雨のせいで客足が鈍いのかもしれない。
ここも本格的な調査は明日に持ち越しだな。
すごすごと暗い夜道を引き返す。
すると、またまたバイクに乗ったレディボーイが追いかけてくる。
「へろ~ ふぇあ ゆ~ご~?」
もう勘弁してくれ~
こうして、頭痛に悩ませれたクラビ初日は、新たな頭痛のタネを抱えたまま、終了。
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