ついに迎えた4月19日。パタヤのソンラクーンが最高に盛り上がるワンライだ。
街中の至るところで水をかけ合うという意味不明かつ気宇壮大な祭り。
冷静に考えれば、まことにバカバカしいし、水資源の無駄遣いでしかないが、まあ祭りなんて、そんなもの。
参加すれば楽しい。はたから見ればバカの集まり。
とりあえず水をかければいいのさ。楽しくやろう。
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パタヤのワンライ
ソンラクーン時期は、パタヤ中心部での水かけがメイン。ビーチロード、セカンドロード、ソイブッカオにかけてのツーリストエリアが水かけ地区。
今年でいえば、ソイ7とソイ8は11日からすでに水かけが始まっていた。
関連記事:悲報?朗報?2018年パタヤのソンクラーン水かけがすでに開始される
13日から15日の通常ソンクラーン時期でも、ローカルエリアではあまり水かけをやっていない。
たとえば、昼間のソイボンコットやソイアルノタイを通っても、ほとん濡れずにすむ。サードロードやスクンビット通りも同様だ。水かけはほぼゼロ。
が、ワンライだけは別。ツーリストエリア、ローカルエリア関係なく、パタヤ全体で水かけをやる。
さて、ワンライ当日。
午前中からすでに街のあちこちで爆音ミュージックが流れている。
小さな商店や食堂やマッサージショップも本日は閉店のところが多い。営業はしていないが、人は集まっていて、店の前で宴会しながら水をかけている。
ただでさえ年中お祭りムードのパタヤだが、ワンライばかりは別格。
もはや正気の沙汰とは思えない光景があちこちで繰り広げられる。
ソイブッカオ
午後2時半頃のソイブッカオ。
すでに渋滞。すでに路面はフルウェット。
LKメトロ内では泡が舞っていた。
ソイメイドインタイランド
Rコンバービア群とTREE TOWNバービア群の間で派手に撃ち合い。
メイドインタイランドバービア群のほうは、比較的大人しい印象。
以前に比べると水かけに参加しているバービアの数が減っているかも。
セカンドロード・センタン
セントラルフェスティバル(センタン)前は渋滞中。
ワンライ当日は、ビーチロードは歩行者天国となる。セカンドロードからビーチロードへ至るソイも基本的に車両進入禁止となる。
センタンの駐車場脇を通ってビーチロードへ抜ける。
例年より、ここを通る人が少ないような気がする。
ビーチロード歩行者天国
ビーチロード到着。
少しだけ雲が出ているが、快晴そのもの。
でも、思ったより人が少ない。
路面の一部は乾いたまま。
ビーチは穏やかな雰囲気。
そういえば、ビーチロード沿いに露天商が出ていない。
去年の様子がこちら。
関連記事:2017年パタヤのソンクラーン、最後はワンライで盛大に祝う
道の両側にずらりと屋台が並んでいた。
そういえば、規制が入ったというニュースを見たような気がする。
実際に確認したのはセンタン付近だけなので、他のエリアでは屋台の出店があるのかもしれないが、たしかに屋台がなければ、人混みは緩和される。
でも、どこか物足りなさがあるのも確か。
難しいところだ。
センタン前の広場では、恒例のコンサート開催中。
おっと、ここも以前よりは人が少ないような気がする。
放水も見当たらない。
夕方以降はもっと盛り上がるかも。
ビーチロードには徐々に人の数が増えていく。
センタン前には給水車が待機していて、無料で水を配給していた。
そのままビーチロードを北進。
ここにもステージが組まれて、フリーコンサート開催中だ。
けっこう盛り上がってますな。
このあたりは、例年通りの人の多さ。
この先は、ソイ8とソイ7となる。パタヤの水かけ最大の激戦区だ。
あまりにも人が多すぎて、歩くのがきつい。
一度セカンドロードまで戻る。
ソンラクーン名物の白い粉が至るところで売られている。
これを水で溶いて、顔に塗りたくる。
乾いてくるとカビカビになります。
ローカルタイ人、特に若い男は、水かけよりも粉にご執心。
通りかかる人、特に若い女性を狙って塗りたくってます。
ソイ8
セカンドロード側はまだマシだが、奥にすすむとやばそう。
ソイ7
ソイから人が溢れ出している。進入する気にはなれないなあ。
ここまですべて歩き通したが、全身ずぶ濡れ&粉まみれである。
しかも直射日光が強烈。
体の表面と内部が、寒いんだか熱いんだか、さっぱりわからない状態。
冷えているもいるし火照ってもいる。
知り合いのバービアへ立ち寄って、休憩。
ちょっと回復してきたところで、ふたたび水かけ遊び。
うろうろするより、一箇所滞在でのんびり遊ぶほうが楽しいかも。
そのまま日没後まで楽しく水かけ。
日が暮れてもまったく水かけが止む気配はない。
ここで、わたしのソンラクーン、ワンライは終了。
午後8時頃、部屋に戻って、熱いシャワーを浴びる。
でも、外ではまだ爆音で音楽が鳴っている。
タイ人たちのパワーおそるべし。
パタヤのワンライまとめ
これを書いているのは、ワンライ当日の24時。
軽くソイブッカオの様子を見に行ってみたが、まだ局所的に水かけをやっている。サードロードも同様。ローカル向けの飲み屋が多いこともあり、深夜でも平気で水かけをやっている。
ウォーキングストリートの様子は不明だけど、夜中まで水かけが続き、おそらく夜遊びどころではないはず。そもそも、タイ人たちも遊びたい。仕事そっちのけだ。
終わらないワンライ。
ここ2,3年のうちでは比較的人出が少ないように思えたが、それでもこの盛り上がり。
昼頃から夜中まで、ひたすら水かけと饗宴。
夜遊び目的や単なる観光目的で訪れると大後悔すること必至だが、祭りを楽しむつもりでパタヤを訪れると、カルチャーショックを受けるとともに、多少の嫌なことやストレスなど、水に流してしまおうという気持ちになれる。
それがパタヤのワンライだ。
まだ参加したことがない人は、来年こそパタヤへどうぞ。毎年4月19日です。
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