イサーン遠征編後半1
エアアジアの国内線で、パタヤ・ウタパオ空港からウドンタニーまで移動した。
Airasia FD2001便だ。
パタヤ市内からウタパオ空港までは、シティ・トランスファーというサービスを利用。
パタヤのセントラルフェスティバル前でバンに乗って、あとは流れ作業で行ける。
とても快適な旅となった。
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目次
Air Asiaのシティトランスファー
エアアジアのタイの出発地には、シティ・トランスファーという項目がある。
たとえばパタヤなら、乗り場が「パタヤ・ダウンダウン(セントラルフェスティバルパタヤビーチ)」となっている。
これは、パタヤ市街地からウタパオ空港まで送り届けてくれるものだ。
市街地から空港まで離れているような場合に便利なサービス。
パタヤのシティトランスファーは、ウタパオ空港から直接出発するより、210バーツ高くなっている。
パタヤ市内の旅行代理店で乗り合いバンを頼むと一人250バーツほどなので、シティトランスファーのほうが安くなる。
ウタパオ空港発料金
シティトランスファー利用時の料金
パタヤにかぎらず、自分が泊まっているホテルから空港までの交通手段と料金を考えて利用すればいい。
タクシーしか使えないようなら、シティトランスファーにしたほうがはるかに安上がりで済むはずだ。
パタヤのシティトランスファー乗り場
パタヤのシティトランスファー乗り場は、セントラルフェスティバルパタヤビーチと指定されている。
つまり、ビーチロードのソイ9脇にある大きなショッピングモールのことだ。ノースパタヤのセントラルプラザではない。
でも、セントラルフェスティバルといっても敷地は広い。ビーチロードからセカンドロードまであり、いったいどこに行けばいいものやら。
出発時間は3つあり、わたしは5時10分を指定した。
早朝5時にセントラルフェスティバルへ。日が昇る前で、あたりは真っ暗だ。
まず、セカンドロード側の正面入口右手の様子をみる。ここは、バンコク行きのロットゥ乗り場となっているから、ここらへんにバスが止まっていると予想。
が、誰もいない。
ついで、ソイ9沿いにビーチロード方面へ移動してみる。
と、セントラルフェスティバル脇の業務用駐車場あたりに、テールランプをつけているミニバスを見つけた。
真っ暗でよくわからない。
近づいてみると、間違いないくエアアジアのロゴが見えた。
わかりづらいなあ、この場所。
地図
場所はおおまかです。セントラルフェスティバル敷地内の駐車場を歩いていれば見つかる。
ビーチロード側の出入り口から中に入ったほうがいい。ソイ9側は柵があって入りづらいので。
初めてだと迷いやすい。出発10分前には、現地に着くようにしておこう。
運転手に、あらかじめWebチェックインして印刷しておいた搭乗券を見せる。
名前を確認して車内へ乗り込む。すでに先客が4人ほど乗っていた。
わたしが最後の客で、すぐに出発となった。
パタヤからウタパオ空港へ
車内は広くて快適。
早朝ということもあり、渋滞はまったくない。
無事にウタパオ空港到着。
5時10分に出発して、到着したのが5時58分。
セントラルフェスティバルからウタパオ空港までの所要時間は、約50分だった。
以前、ウタパオ空港からパタヤビーチロードまでの乗り合いバンを使った際は、昼間だったため1時間ほどかかった。昼間や夕方は渋滞にひっかかると思っておいたほうがよさそう。
明るいところで撮影したエアアジアのシティトランスファー用車両
City Transfer
U-tapao Airport-Pattaya Downtown
と書いてある。まさに専用カーですな。
ウタパオ空港からパタヤ市内への行き方
ついでに、ウタパオ空港にフライトが到着してからパタヤ市内への移動方法についても軽く触れておく。
ウタパオ空港からパタヤ市内へは、乗り合いバンが運行されている。
到着フロアーにチケット販売所がいくつかある。おそらく200バーツか250バーツくらい。(最近利用していなんで最新の料金は不明。)
これは、希望するホテルまで送ってくれる。
もちろん、あらかじめ予約しておけば、エアアジアのシティトランスファーを利用してセントラルフェスティバル前まで行くこともできる。
現地で不安がある人は、事前予約しておけば安心だろう。
また、ウタパオ空港出入り口には、ATMが置いてあり、現金引き出しが可能だ。
到着フロアに両替所ブースがあるが、わたしが以前利用した際は、国内線利用だったため開いておらず詳細不明。おそらく国際線到着時にはオープンしているはずだが。
(追記)
2018年3月時点の最新情報はこちらから。
⇒パタヤのホテルとウタパオ空港を結ぶミニバン。U-TAPAO AIRPORT LIMOUSINE。
パタヤのホテルまでピックアップに来てくれて、ウタパオ空港まで250バーツで行ける。これは複数業者あり。
ウタパオ空港からパタヤ市内へのミニバンはU-TAPAO AIRPORT LIMOUSINEに統一されたようだ、250バーツ。
ウタパオ空港の様子
このウタパオ空港を利用するのは、2度目。
数年ぶりに訪れたウタパオ空港だが、大して変わっていない。
一応、国際線空港だが、単なる地方空港といった雰囲気のまま。
出発(DEPARTURE)フロアは、向かって左側。
フロアに入る際には、荷物検査がある。
入って右側にチェックインカウンター。
自動チェックイン機あり。
ほとんどの人がWebチェックインと搭乗券印刷を終えているようで、有人カウンターは人が少ない。
荷物預けがある場合は、もちろんカウンターへどうぞ。
出発ゲートのあるDEPARTURE LOUNGEへは、各フライトごとの案内となるようだ。
出発予定時刻の1時間前に、放送が流れて、中に入れるようになった。
便名FD2001と行き先UDON THANIの表示がある
機内持ち込み荷物のX線検査があって、搭乗口付近の待合所へ。
国際線の場合はここにイミグレーションがあるが、国内線のためスルー。
待合所
売店あり。水やコーヒー、軽食が買える。
喫煙所あり
パタヤウタパオ空港からウドンターニー空港までのフライト
出発30分前にゲートが開いた。
バスで移動。
無駄に広い敷地だ。
搭乗
3×3列シート。前後ピッチは、国際線に比べると狭いが、それほど窮屈さは感じない。
7時10分、定刻通り離陸。
左手に、シーラチャーかレムチャバンあたりが見える
雲を抜けると、大平原
午前8時10分、ウドンタニー空港に着陸。
フライト時間はちょうど1時間だった。
ブリッジを通って空港内へ。
狭い空港なので、バッゲージクレイムまでは1,2分。
ウドンターニー空港から市内までの移動方法
あとは、市内へ向かうだけ。
ウドンタニー空港到着フロアー1階に、リムジンサービスのカウンターがある。すぐに見つかる。
ウドンタニー市内まで80バーツ
ノンカーイのラオス国境(友好橋)行きも運行されている。はっきり料金を確認していないが、おそらく200バーツほど。
ウドンタニー市内行きチケット現物
チケットを購入して、空港外の乗り場へ。
基本的に乗り合いのミニバンとなる。大きなスーツケースがあっても収納可能。
人が集まったら、出発。
が、今回は3人しか集まらず、普通乗用車に乗り換えとなった。
ドライバーが目的地を聞いてくる。
タイ語で「トゥンナイ(どこまで)?」となる。
わたしは、外国人向けホテルやバーが固まっているサンパンタミット通りまで行きたかったので、「ソイサンパンタミット」と答えると、すぐにわかってくれた。略して、「ソイサンパン」のほうが通じやすいかも。
バスターミナルまで行きたいなら、「ボーコーソー」と答えましょう。ただ、ウドンタニーにはバスターミナルがいくつかある。普通は、中心部にあるバスターミナルに連れて行ってもらえるはずだ。このバスターミナルは、バンコクやパタヤ方面のバスが発着する。バスターミナルからソイサンパンタミットまで徒歩5分くらいの立地。
ウドンタニー空港から市内中心部のサンパンタミット通りまでは、10分から15分くらい。
好きな場所で降ろしてもらえるので、ドライバーに一声かけよう。
ホテルが決まっていて、ドライバーがホテルの場所がわかっていれば、目の前まで行ってくれそうだ。
パタヤからウドンターニーまでの所要時間
これまで、パタヤからウドンタニーへの移動には、407というバス会社を利用していた。
時間帯によりけりだが、おおよそ11時間前後かかる。
それに対して、飛行機ならわずか1時間!
もう圧倒的な時間の差だ。
午前5時にセントラルフェスティバル前に行き、ウドンタニー市内のサンパンタミット通りに到着したがのが、午前8時50分。
ウドンタニー空港を少し散策して15分くらいロスしているはずだから、実際の所要時間は、3時間半くらいだろうか。
トータルで比較すれば、バスの3分の1の所要時間となる。
パタヤ発ウドンタニー行きのフライトは1日1便で早朝発。
ひたすら早起きをしないといけないのが難点だが、移動時間の短さは圧倒的魅力である。
エアアジアの料金はプロモーションや空席状況次第で大きくかわるものだが、パタヤからウドンタニーはおおよそ1000バーツほどで取れることが多い。
バスは、運賃600バーツくらい。
よほど価格差がないかぎり、パタヤからウドンタニーへ行く場合は、エアアジアを利用することをおすすめします。
また、ウタパオ空港からはウドンタニー行きのほか、チェンマイ、ハジャイの国内線、さらにクアラルンプール、シンガポール、マカオなどの国際線もエアアジアが運行している。
パタヤを起点としたアジア周遊旅行も実現可能だ。
意外と使えます、ウタパオ空港。
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