本日2025年5月1日より、外国人のタイ入国には、タイデジタル到着カード(TDAC)の登録が必須となった。
以前に実施されていた紙での出入国カード(TM.6)に代わるものだ。
タイ在住外国人も含めてすべての外国人が対象となる(国賓など極稀な例外はあり)。
TDACに登録しておかないとタイに入国できない。
TDACはタイ移民局による専用サイトにて登録する。タイ到着予定日の3日前から登録可能となっている。(3日前まで、ではない)
TDAC⇒https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/#/home
登録料はかからず、完全無料だ。
言語変更すれば、日本語対応も可能となっている。(ただし入力は英語で)
が、以前から懸念されていたが、登録に際して手数料を請求する偽サイトが登場した。タイ政府が警告している。
偽のサイト⇒https://tdac.info/ja/
(アドレスだけでリンクは張っていない)
日本のPCだと自動的に日本語表記されるようだ。
わかっている人には即座に偽物だと看破できるが、慣れていない人だと本物だと勘違いするかもしれない。
登録方法などは同じで、必要事項を入力すると、登録ができる。
ただし、手数料10ドルを支払う必要がある。
すると、画面とQRコードのページが送られてくる仕組みのようだ。
もちろん、本来のTDACにはそのような手数料は一切必要ない。
登録内容も正規TDACサイトで行うのと同じもの。
10ドルを支払う必要などまったくない。
やっぱり出てきた、偽のTDAC登録サイト。
TDAC自体が代行申請可能なシステムである以上、あくまで代行サービスと考えれば、詐欺と断言することはできない。
でもまあ紛らわしいよなあ。偽サイトと言われても当然だ。
同様のことは、フィリピンの入国電子登録でも起きている。
アメリカのESTAなんかも同様だ。
この手の詐欺っぽいサイトは必ず出てくる。
気をつけるしかない。
ちなみに、スワンナプーム空港では、DTAC登録用の端末を用意しているとのこと。
パソコンやスマホを持っておらず、DTAC事前登録ができなくとも、スワンナプーム空港到着後に用意された端末を使って登録することができる。
また、紙の申請用紙に記入することもできる。
事前にTDAC登録ができなくとも、スワンナプーム空港到着後でも代替手段にて登録可能な措置が取られている。
ただ、いずれにしても、入国カードの提出が必須なことに変わりない。
到着3日前になったら、余裕をもって登録しておこう。
直前になり焦って検索して、偽のTDAC登録サイトに引っかからないよう気をつけよう。
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