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パタヤホテル宿泊レポート

1泊400バーツ、パタヤ沈没向けホテルのナコーンサイアムブティック(Nakorn Siam Boutuque)

投稿日:

パタヤで安いホテルを探していると、必ずのように目に付くのがソイボンコットにあるナコーンサイアムブティックだ。
ローシーズンであれば1泊400バーツ台から予約できる。
しかも開業したのはここ数年のこと。まだ新しいホテルだ。でも安い。
オープン当初に部屋の内見に訪れたことがあるが、今回は実際に泊まってみた。
パタヤでなるべく安くて清潔なホテルで沈没生活した人向けといえる。

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ナコーンサイアムブティック(Nakorn Siam Boutuque)

ソイボンコットから、いわゆるジェントマンズクラブ長屋へ至る路地に建っているホテルだ。

2019年にオープンした。
開業当初の内見レポート。

関連記事:ソイボンコットの新築ホテル、Nakorn Siam Boutique

開業したはいいけれど、すぐにパンデミックとなってしまい、観光客がいなくなった。タイミングが悪い。
でも、パンデミック中も営業を続けていて、主にマンスリー契約のアパートとして客を集めていた。その頃は、一ヶ月の家賃が6,000バーツくらいだったはず。

オープン当初とは違い、現在はOYOグループに加盟している。
アゴダでの登録名は、スーパーオヨ458ナコーンシャムブティック(OYO 458 Nakorn Siam Boutique)だ。

開業後に1階駐車場まわりは工事を進めており、レストランや売店や洗濯屋などがオープンした。
スイミングプールを作るという話も聞いたが、その気配はまったくない。

レセプションや宿泊棟自体に変更はなさそう。

今回は、トリップドットコムで予約しておいた。
チェックインはパスポートを提示するだけでいいが、デポジットが必要。たしか400バーツだったような。300バーツだったかも。領収書はないが、チェックアウト時にちゃんと返金される。

鍵を渡されて、自力で部屋へ。
エレベーターがあるので高層階でも楽だ。

スタンダードダブルルーム

トリップドットコムで予約したのは、スタンダードダブルルームという一番安いグレードの部屋だ。
トリップドットコムの注意書きには1階の部屋となっていた。
実際にアサインされたのは、日本でいう2階の部屋だった。
スーペリアルームやデラックスルームにすると上層階となる(後述)。

2階のスタンダードルームはこんな感じ。

2019年の開業当初と変わっていない。
見た目は清潔だ。床も壁も綺麗。

中サイズの冷蔵庫。水が2本。灰皿。

室内禁煙とは書いていないが、喫煙はベランダで。

大きめのクローゼットにはハンガー。セーフティボックスはなかった。

鏡台と椅子。テレビ台。さらに丸いテーブルもある。

テレビは液晶テレビで、パタヤのケーブルテレビ局が映る。スカイスポーツもあってF1も放映。

ダブルベッドはちょっと低め。マットレスは柔らかめで、寝心地はいまいち。
ベッドの両サイドに台とコンセントがあるのはいい。
用意されたバスタオルは少々へたっており、吸水性も良くない。

部屋はまだまだ綺麗な状態を維持している。

浴室はわりと広め。

寝室に比べると、痛みが激しい。はやくもガタが来ている。

洗面台の蛇口まわりの取り付けがゆるくなっていて、蛇口をまわすと全体が一緒にまわる。手で抑えながら使えば大丈夫。

シャワーの床は痛みあり。
シャワーの水圧と温度は問題なし。
シャワーとトイレの間に段差はあるものの、仕切りはない。シャワーを使うと、トイレの床は濡れる。
アメニティは、固形石鹸と小分けされたシャンプーのみ。
浴室の換気扇の音がちょっとうるさい。

ベランダは広めだ。

戸が大きく、カーテンを開けると採光はばっちり。
網戸も付いているのがいい。
ただ、網戸にしていても、蚊がよく入ってくる。
2階なのでしょうがないけれど、虫は多め。

部屋の床は綺麗に掃除してあるが、ベランダの床は掃除していない。素足で歩くと真っ黒に汚れる。

この部屋はサードロード方面に向いている。反対側の部屋もある。

景観は特になし。
すぐ下がホテルの駐車場で、車が出入るする音が夜でも聞こえてくる。ただそれほどうるさくはない。

右側にはホテル併設レストランが見える。

2階のスタンダードルームは、最安値の部屋で、マンスリーで借りている人が多いようだ。
他の住人は、タイ人グループが大半みたい。あとは長期滞在ファラン。
正直なところ、住人の質があまりよろしくない。タイ人グループは夜でもうるさい。むしろ夜のほうが騒いでうるさい。
また深夜3時や4時にファランが狂気じみた叫び声を上げていることもあった。
また、蚊が多いのも気になる。寝ている時に耳元で蚊の羽音を聞くのは安眠妨害だ。
ベッドの寝心地もいまひとつ。
まあ1泊400バーツ台なので、1,2泊なら我慢できる。

ルームクリーンは、こちらから申告する方式だ。
レセプションに鍵を置いていくか、ルームクリーン担当者に直接鍵を渡せばいい。
何も言わなければ、ドアの前に水2本だけが置かれるだけ。

スーペリアルーム

2階の部屋でストレスを感じたため、上階へ引っ越すことにした。
アゴダでスーペリアルームを予約して、レセプションにその旨を告げる。すると、5階の部屋の鍵をくれた。

部屋の大きさや基本構造は2階のスタンダードルームと同じだ。

でも、ベッドのシーツ類が異なる。
OYOを強調していて、小さなクッションも追加。掛け布団も上質なものを使っている。
またバスタオルの質もよくなった。明らかに生地が上等なものになった。

あとは同じ。
鏡台、テレビ、椅子、丸テーブル。

浴室も同じ。

アメニティのシャンプーは小分けボトルになっている。
あと、洗面台の蛇口の取っ手が外れているが、まあ使えるので問題ない。

シャワーの排水口から少し匂いがする。
虫が出てくることもあった。
ルームクリーン担当者に伝えると、芳香剤や殺虫剤などで対応してもらえた。

ベランダの床が汚いのは変わらず。
向きも同じだけど、高くなったぶん、景観が良くなった。

LKプレジデントがなければ、もっと見回すことができるのに。

下を見れば、ホテル向かい側に並ぶ屋台たち。

ハンバーガー屋、コーヒー屋、ケバブ屋、タイ飯食堂、鶏の丸焼きなどなど。
けっこう便利。

夜の騒音はまったく気にならない。
同じ階の住人の質も上がっているようで、夜も静かなもの。

スーペリアルームにして正解だった。

Wi-Fiは無料。
パスワードを入力して接続する。
接続速度は、時間帯によりけりだが、39Mbps出ていることもあった。
利用者が多い時は接続状態が悪くなりがち。
特に2階のほうが状態は悪かったような気がする。

夜間はレセプションが無人となる。ホテル玄関のドアは鍵をかざして開けるようになっている。ただ実際には警備員や誰かしらがいるのでドアは開いていることがほとんどだ。
ゲストの招来は完全自由な状態。好き放題どうぞ。

館内設備

すでに説明済みだけど、地上部分に食堂、売店、駐車場、洗濯屋がある。

ホテル自体には朝食付きプランはないけれど、併設の食堂で食事を取ることができる。利用者はけっこう多い。
売店は食堂と一緒に経営している。

洗濯屋のほか、コイン式洗濯機も置いてある。1回40バーツ。
スイミングプールやジムはない。

バイク置き場は屋根付きで、それなりの台数が置ける。
バイク派なら動きは取りやすい。

地図と周辺施設

地図

ホテル向かい側に、CCRコンドミニアム。
ホテル利用もできる。

関連記事:パタヤ新築コンドミニアム兼ホテル、City Center Residence宿泊レポート

パタヤに中長期滞在したい人は要チェックのコンドミニアムだ。
日本人居住者も多い。

道路沿いに食堂やコーヒー屋台などが並ぶ。

コンビニはソイボンコットまで出て右手に進むとセブンイレブンがある。徒歩3分くらいか。
セブンイレブン前に食堂が並んでいる。
このあたりではローカル食堂に不便しない。

セブンイレブン近くには、日本焼き鳥屋も最近できた。

関連記事:ソイボンコットの日本焼き鳥屋

ホテルを出て、ソイアルノタイ方面へ進むと、ジェントマンズクラブ長屋となる。

歩いてすぐだ。真昼でも歩いて遊びに行くことができる。

LKメトロあたりまでは徒歩15分ほど。
サードロードを渡るのが面倒だけど、充分徒歩圏内だ。

土地勘のないパタヤ初心者が泊まると勝手がわからず右往左往しそうな立地だけど、サードロードまで足を伸ばしたことのあるパタヤリピーターであれば特に問題ないかと。

宿泊料金と予約先

アゴダでも他のホテル予約先でも、登録名にはOYOがつく。
スーパーオヨ458ナコーンシャムブティック(OYO 458 Nakorn Siam Boutique)だ。

今回は、最初のスタンダードダブルルームは、トリップドットコムで予約した。
バーツ建てだと426バーツ。

日本円払いにすると、トリップドットコムの特典割引が受けられて、1,698円となった。1泊400バーツだ。

部屋替えしたスーペリアダブルルームは、トリップドットコムの安値が出てこなかったので、アゴダで予約。1泊509バーツだった。

結果的にスタンダードからスーペリアへの差額は109バーツとなった。
この差額であれば、スーペリアルームのほうがいいと思う。

2019年開業当初はスタンダードルームが1泊650バーツだったが、今は安い。
ただ、ハイシーズンになると価格は大きく上昇するはずだ。

マンスリー価格についても聞いてみた。
パンデミック中の1ヶ月6,000バーツはさすがにもうやっていない。
最低でも8,000バーツあたりから。これは電気水道代別だ。アパート利用といえる。
ホテル利用だと1ヶ月12,000バーツからと言っていたような気がする。こっちは電気水道代掃除代などすべて込みの価格。
細かい価格は失念したので、必ずレセプションで確認のほどを。

この界隈のローカルアパートの家賃相場はエアコン付きの部屋で6,000バーツ前後。
そう考えると、まだ築浅の部屋が8,000バーツは高すぎることはないかもしれない。エレベーター付きだし。

ハイシーズンは人気で部屋が埋まってしまうと言われた。
興味がある人は早めに部屋を抑えたほうがいいかも。

ローシーズンだと、アゴダやとトリップドットコムで予約したほうが手っ取り早い。
1泊400バーツ台で取れれば、全込みのマンスリー価格と変わらない。
クレジットカードで決済できて、ホテル予約サイトのポイントも貯まる。

沈没向けホテルなのは間違いない。
まずは、お試しで数泊してみることを推奨。
問題なければ、大幅延泊すればいい。

まとめ

オープンからおおよそ5年経ったが、パンデミックによって3年近くはローカルアパートとして営業していたことになる。
低階層の部屋は使用頻度が高いようで、少々ダメージがある。でもまだまだ清潔だと思う。
高層階はおすすめできる。
短期旅行者でもホテル代を節約した人は利用価値があると思う。
数週間や1ヶ月ほど沈没生活したい人にもおすすめだ。ローシーズンはホテル利用でも1泊400バーツ台なので好きな日数を予約すればいい。
あとはハイシーズンの価格上昇にどう対応するかだ。月単位でがっつり中長期滞在するなら、周囲にあるコンドミニアムやアパートと価格比較すること。
ソイボンコットは生活には便利なエリアだと思う。大雨が降ると洪水しがちなので注意。洪水以外は快適に過ごせるはず。

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