ソイボンコットに新築ホテルができている。
一部施設はまだ工事中だが、宿泊は問題なし。
完全新築で部屋は綺麗。
1泊650バーツから。
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目次
Nakorn Siam Boutique
ソイボンコットのソイ8にある。
つまりはCLUB4長屋へ続くソイである。ジェントルマンズクラブ好きにはおなじみの立地といえる。目にした人も多いはずだ。
ホテル名は、Nakorn Siam Boutique(ナコーンサイアムブティック)。
アパートのような外観で、基本的には月単位での利用がメインだそうだが、デイリーのホテル利用も可能。
まだすべての設備が完成しているわけではない。
建物手前側の空き地もホテルの敷地で、来年早々にはスイミングプールを作るとのこと。
建物入り口とレセプション
駐車場や駐輪場も仮の設備だ。
目立つ看板あり。
1泊650バーツと謳っている。
一見無愛想だけど、実は優しいおばさんに部屋を案内してもらった。
英語も通じる。
8階建て。もちろん、エレベーターあり。
廊下
部屋はざっくり3種類。
細かい名称は不明だが、小中大とわかれる。
ドアは重厚なつくり。
カードキーを採用。
小ルーム
タイ語でホーンレック(小さい部屋)と言われた。たぶん、一般的にはスタンダードルームという名称でよさそう。
ここが1泊650バーツのプロモーション対象の部屋となる。
内装や調度品の雰囲気は、ブティックホテルという名前に沿っていると思う。特にベッドまわりと照明は少々ゴージャス。
完全新築につき、もちろんすべてぴかぴかだ。
冷蔵庫は小さい。
クローゼット内にはセーフティボックスはまだ設置されていないが、順次、つけていくとのこと。リクエストがあれば優先的につけてくれるそうだ。
浴室は、ユニットタイプながら、ゆったりとした広さ。
換気扇がついていることをおばさんはしきりにアピールしていた。
たしかに安ホテルやアパートでは換気扇はついていないことがほとんど。
バルコニー付き。
こちらは別の小ルーム。
まだ工事が終わっておらず、ベッドや照明にはカバーがかかったまま。
中ルーム
部屋が少しだけ広くなり、デスク周りが充実している。
あとはスモールとそれほど変わりがないようだ。
冷蔵庫も小さい。
エアコンはベッドそば。
バルコニー
浴室は同じ。
やはり換気扇を推してくる。
大ルーム
キッチンとリビング付きの大きな部屋だ。
手前にキッチン、その奥にベッド、右手奥がリビングとなっている。
中央に置かれたテレビは回転する仕組みになっている。
ベッドからでもリビングのソファーからでも視聴可能。
革張りのソファーはくつろげそう。
キッチンは広めだ。
とはいえ、流し台があるだけ。
長期滞在するなら自分で調理器具を揃えれば自炊もできる。
冷蔵庫は他の部屋より大きい。
バルコニーは横に広い。
窓の外の眺め
正面に見える高い建物がLKレジデンス。
浴室の作りは他の部屋と共通とのこと。
Wi-Fiとジョイナーフィー
もちろんWi-Fiは無料。
実際に利用はしておらず、接続状態や速度は不明。
ジョイナーフィーについては未確認だが、この手の宿泊施設でJFが発生することは、ほぼありえない。
館内設備
前述のとおり、まだソフトオープン状態。
玄関付近は乱雑なままだ。
1階空き地にスイミングプールを作る予定。
来年早々にはできると言っていたが、具体的な時期は不明。しばらくかかると思う。
フィットネスクラブジムは無し。
レストランも特にないが、1階でドリンク類なら買えるようだ。
地図と周辺施設
地図
斜め向かい側には新しいコンドミニアム、シティセンターレジデンス。
スイミングプールとジムが豪華。
本腰を入れて長期滞在するなら、コンドミニアムのほうがいいと思う。
ホテル利用も可能。
関連記事:パタヤ新築コンドミニアム兼ホテル、City Center Residence宿泊レポート
ホテル前の道をソイアルノタイ方面へ進むと、クラブ4長屋へ通じる。
歩いて数分の距離。
近所のコンビニは、以前は角にファミリーマートがあったがすでに閉店ずみ。その近くにセブンイレブンがあるが、ホテルからは徒歩3分ほどかかりそう。
ソイボンコット本通りまで出れば、食堂、レストラン多数あり。
ファラン飯もタイ料理もなんでもそろう。
もちろんサードロード沿いにもグルメスポットは多数。
徒歩圏内に安くておいしい店はたくさんある。
ホテルからLKメトロまでは、地図上では、徒歩10分となっている。
徒歩メインでも遊べなくはない。
ただ、体感的にはけっこうきつい距離。特に昼間に歩くと汗だくになるだろう。
日常生活では徒歩だけでも充分だが、遠出する場合は、ソンテウルートからは外れているためバイクか車がないとやはり不便な立地。
宿泊料金
現在プロモーション中で、スモールルームが1泊650バーツ。
他のタイプの部屋のデイリー料金は要問い合わせ。
たしか、中ルームが1泊1000バーツ、大ルームが1200バーツだったような。
アゴダなどのホテル予約サイトの取り扱いは無し。
おそらくそのうち始めるとは思うが、しばらくはなさそう。
(12月24日追記:ホテル予約サイトでの取り扱いが始まった)
マンスリープランあり。
小が10,000バーツ
中が12,000バーツ
大が15,000バーツ
月極の場合は、電気代水道代別。
電気代が1ユニット10バーツ。エアコン使いまくると2000バーツ以上かかるだろう。
水道代は忘れたが、せいぜい一ヶ月で200バーツ程度なのであまり考えなくてよい。
ルームクリーンの頻度は不明。最低でも週に2回はあると思われる。
完全新築とはいえ、この立地で月1万バーツはかなり微妙な価格設定。電気代も高め。
ただし年末年始のピークシーズンなら決して高くはないと思う。
また、ハイシーズンにおいて新築ホテルで1泊650バーツはかなり安い。
12月から2月にかけてのハイシーズンは、中長期滞在向けのサービスアパートメントは埋まりがち。
ホテルの部屋も高値となる。
この時期にパタヤに滞在するなら、こういった穴場的なホテル兼サービスアパートメントを探していけば、安く泊まることができるだろう。
(追記)ホテルサイト予約開始
(2019年12月24日追記)
ホテル予約サイトでの取り扱いが始まっている。
登録ホテル名は、OYO 458 ナコーン サイアム ブティック (OYO 458 Nakorn Siam Boutique)となっている。
アゴダで直近の日程で価格を見てみると、スタンダードルームが1泊514バーツ。
まだソフトオープンながら完全新築ホテルがこの価格は安い。
ウォークインよりもお得だ。
まとめ
部屋は綺麗で、調度品はブティックホテルを意識したものを使っている。
まだ未完成の部分が多いので、スイミングプールやすべての部屋がきちんと完成してから評価を下したほうがいいかも。
ホテルグループの経営ではなく、家族経営のような雰囲気だ。堅苦しいところはなし。
立地的はかなり微妙。時間と移動手段のかぎられた短期旅行者は、少し価格が高くとも、もっと中心部のホテルにしたほうがいいだろう。バイクですいすい移動できる人なら問題なし。
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