はじめてホアヒンにやって来た。
バンコク南バスターミナルからバスで約3時間半かかった。
時刻は昼の12時半過ぎ。
快晴のホアヒンはとにかく暑い。
ビーチリゾートのホアヒンはどんなどころだろうか。
暑いけれど、いろいろ見て回ろう。
広告
タイ国鉄ホアヒン駅
赤い門がホアヒンの中心部らしい。
ここからビーチや鉄道駅に通じている。
この門を勝手にホアヒン門と呼んでおく。
ホテルもこのホアヒン赤門からほど近いところに取ってある。
まずは、ホテルにチェックインしようと思ったが、まだ部屋の準備ができていないとのこと。あと1時間待ってほしいと言われる。
それならばと、ホテルからほど近いところにあるタイ国鉄ホアヒン駅でも見に行くか。
大きな荷物を預けて出発。
ホアヒン消防署。赤い。
少し歩くと、駅舎が見えてきた。ここも赤い。
赤いホアヒン駅標識。
ホアヒン愛の駅。
駅前に展示された赤い車両。
赤いゆるキャラ。
赤い駅舎。
ホアヒンはとにかく赤い。
駅構内への出入りは自由だ。
改札口はないけれど、ゲートは赤い。
柱も赤い。
プラットホーム上では、中国人団体客が記念撮影大会をしていた。
赤い国からの旅行者ばかりである。
まあこんな暑い中で動き回るのは中国人くらいか。
若いタイ人観光客もいたけれど、暑いせいか全然動かない。
奥の方には新しくできた駅舎が見える。
ちょっと近づいてみる。こっちは赤さは控えめ。
線路を渡って、新しい駅舎の中に入ることもできるようだが、あまりにも暑いので断念。
いや、まじで暑すぎ。
とりあえず、ホアヒン駅舎は満喫できた。
食事とカフェ
駅前にはちょっとした食堂と土産物街のようなものがあった。
暑いけれど、腹は減る。
でも暑い。
てきとうに歩いていると、食堂のおばさんに声をかけられて、食事にする。
豚肉のガパオライスが90バーツ。観光地価格だけど、もうこれ以上考えるのも移動するのも億劫だ。
食堂はエアコン無しだが、向かい側にあるカフェの店内で食べることもできると言われる。
それはありがたい。
カフェはエアコンが効いていて涼しい。ああ、生き返る。
むろんコーヒーもオーダーする。
ここのアイスエスプレッソがおいしい。60バーツ。エアコンが効いたおしゃれ系カフェで60バーツはパタヤと同じ価格帯だ。
遅れてガパオライスが出前されてきた。
うーん、味はいまいち。90バーツがいっそう高く感じる。
でもまあ、涼しいカフェ店内で食べられたからよしとする。
Amici Coffeeはおすすめです。
ホアヒン鉄道駅見学についでに立ち寄りましょう。
フアヒンは暑すぎてこれ以上の行動は無理、というか危険だ。熱中症のおそれあり。
ちょうどチェックインの時間になったので、ホテルへ戻る。
途中では、謎のボクサーの記念像が建っていた。たぶん偉大なチャンピオンなのだと思う。ホアヒンの跳ね馬と呼ぼう。
無事にホテルにチェックインできて、しばらくエアコンの効いた部屋で休息する。
休まないと倒れるぞ、この暑さは。
洗濯物があっという間に乾く。
ホアヒンナイトマーケット
気づけば、日はとっぷりと暮れて、午後7時半過ぎ。
そろそろ夜のホアヒンの街へ繰り出そう。
近くにナイトマーケットがあるようだ。
ナイトマーケットの手前には、Patio Old Townという別のマーケットがあった。
ホテルの中庭にようなスペースに屋台がたくさん並ぶ。
生バンド演奏もある。
全体的に落ち着いた雰囲気のマーケットだ。
客層もファランがメインでうるさくない。
屋台では、カオソーイや餃子やコームーヤーンなどあり。
次にメインのホアヒンナイトマーケットへ。
Patioマーケットのすぐ近くだ。(あとでわかったが、Patioマーケットの奥の通用口がナイトマーケットへ通じるている)
ホアヒンナイトマーケットに到着。
ここも中国人団体客が多数いて、記念撮影会をしていた。
大きな道を夜だけ歩行者天国にして、屋台がずらりと並ぶスタイルのナイトマーケットだ。
手前は衣料品屋台が少しあって、あとは食べ物屋台が続く。
常設の屋根付きマーケットもある。この奥が先ほどのPatioにつながっている。
ナイトマーケットに戻り、先に進んでいくと、大きな十字路に出る。
ここを渡っても屋台が続く。
たこせんべい屋。
たこ焼き屋。
このあたりシーフードレストランが多い。
ナイトマーケット上に食材を並べて、勧誘している。
価格はパタヤのシーフードレストランよりは安いような気がする。
まあ同じような海の街だけど、ホアヒンのほうがちょっと物価が安いのかも。
ナイトマーケットを突っ切った先の路上にも屋台が出ていた。
まあ、タイのナイトマーケットは正直どこに行っても似たような品揃えだ。
海沿いの街だからシーフードは豊富なだけど、あとは一緒。内陸の街のナイトマーケットでも普通にイカとか魚とか売っているしね。
ナイトマーケットは雰囲気を味わうものかと。
たこ焼き
で、何を食べようかと右往左往したあげく、結局選んだのはたこ焼きだった。
大きなタコ(イカ?)が外に飛び出しているたこ焼きだ。日本では見かけないタイプのやつね。
一舟100バーツ。たしか5個入り。
店主のお兄さんは人がいい感じ。こちらが日本人だとわかると、あれこれ話をしてくる。
タイのローカルたこ焼きはあんまりおいしくないけれど、ここは日本の味を目指しているそうだ。
うん、たしかにこれは日本のたこ焼きの味だ。
大きなタコかイカもおいしい。変わったタイプではあるものの、たこ焼き自体は日本のもの。
たこ焼きの生地にはしっかり出汁が効いている。この点が大きい。タイのローカルたこ焼きは生地に風味がないんだよねえ。
鰹節も海苔もソースもいいやつを使っている。
大阪人でも納得のおいしいたこ焼きでした。
夜のホアヒンビーチ
ナイトマーケットをあとにして、ホアヒンビーチへ行ってみよう。
ホアヒンといえばビーチでしょう。昼間は暑すぎて断念したが、夜なら涼しい。
ソイ61がビーチへ通じるソイだ。
赤いゲートが目印で、ここをくぐっていく。
HUA HIN Beachの看板あり。
遊歩道を進んでいく。
昼間は営業している土産物屋も夜はほぼクローズ。
先まで進むと、ビーチへたどり着く。
こちらが夜のホアヒンビーチだ。
名物の馬はもう馬小屋でお休み。
いい感じに落ち着いた雰囲気のビーチである。なにかと怪しげなパタヤビーチとは大違い。
パラソルは営業していないが、ビールやつまみ売りは営業しており、ビーチ上にゴザ敷いて、まったり飲むくらいはできる。
でもパタヤビーチのように宴会しているようなタイ人グループは見当たらない。
さすがはホアヒンだ。
落ち着いたビーチリゾートを求めるならホアヒンである。
ビーチ沿いには、センタラやヒルトンといった高級ホテルも建つ。
ホテルからビーチへダイレクトに行けるみたい。
パタヤのヒルトンとはわけが違う。
王室御用達のビーチ保養地と言われる所以はこのあたりか。
さて、では夜の歓楽街はどうなっているのか。
ホアヒンビーチのそばには、ウォーキングストリートがあった。
ちょっとした衝撃だった。
こんなところがあったのね。
(続く)
地図とまとめ
はじめてのホアヒンだったが、ホアヒンの街の中心部の構造はすぐに理解できた。
(地図情報:Googleマップ)
狭い範囲に固まっている。
鉄道駅、ナイトマーケット、ホアヒンビーチはすべて余裕の徒歩圏内だ。そしてウォーキングストリートももちろん徒歩圏内。
大きなショッピングモールは少し離れているが、のちほど紹介。
とりあえず、ホアヒンは鉄道駅からホアヒンビーチへ通じる道がメイン。
赤い門が目印だ。
それと、メインの道のそばには時計塔がある。バンコクからのバスで下車するのは時計塔が便利。
これだけ抑えておけば、簡単に行動できる。
ホアヒン、いいところかも。
広告