タイ気象庁が、来週月曜日に雨季入りすると発表した。
エルニーニョ現象の影響で今年は雨が例年より少なくなるだろうとの予想だ。
6月中旬から7月中旬にかけては、一部地域では雨が降らない気候が続き、農業の水不足が起こる可能性がある。
降雨量のピークは8月と9月。熱帯低気圧が通過して、大雨となり、突然の洪水が発生すると予想されている。
雨季は10月中旬に終わると見込みだが、タイ南部地域の東側では来年1月まで雨が続く。
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パタヤの洪水対策
パタヤでは、現在、雨季に備えて排水溝の清掃と整備を行っている。
(パタヤ市より)
大量にたまった泥やヘドロの浚渫作業だ。
作業員の人は、本当に大変な仕事だと思う。
パタヤでは毎年雨季になると必ず洪水が発生する。
水位はいろいろだが、ひどい時は腰まで水につかることがある。
道路は川となり、ジョークとして浮き輪やボートで移動する人が出るほどだ。
各所で排水工事を行っているものの、根本的な解決には至っていない。
それでも少しずつは改善されてきていると思う。
というわけで、5月22日にタイは雨季入りする。
気象庁の予想どおりであれば、6月から7月はあまり雨が降らない。
この時期の旅行はまだ大丈夫かも。
怖いのはやはり9月。雨季が終わる少し前に、凄まじい豪雨が続き、街が洪水に見舞われることが多い。
今年の雨季は降雨が少ない見込みだが、たぶん洪水は発生すると思う。
在住者も旅行者も注意のほどを。
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