5月8日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は昨日よりも増加した。バンコクでは1,000人越えており、感染が収まらない状況。バンコクの規制は延長となった。
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タイ全国の感染状況
5月8日発表、タイの新規感染確認者は2,419人
(累計81,274)
外国からの入国:10人
国内感染(病院にて検査):1,890人
積極調査:519人
死亡:19人(累計382人)
亡くなった19人のうち、バンコクで7人、サムットプラカンとパトゥムタニで2人ずつなど。
男性8人、女性11人。
42歳から93歳で、中央値は68歳。
高血圧15 人、糖尿病7人など基礎疾患をもっていた。
タイ国内における致死率は0.47%に上昇。
回復済み:51,419人(+2,247)
治療中:29,473人
重症患者は1,138人、うち人工呼吸器をつけているのが380人。
国内感染上位10県
バンコク1,112
ノンタブリ217
サムットプラカン114
プラチュワップキーリーカン100
パトゥムタニ93
サムットサコン77
チョンブリ72
プラチンブリ63
ラノーン50
スラタニー35
ここ1週間の感染者の推移グラフ
新規感染者2,419人は過去3番目に大きな数字。
外国からの入国10人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、オランダ3、インドネシア、パキスタン、イギリス、クウェート、バングラデシュ、ミャンマー、カンボジア。
ミャンマーとカンボジアからは自然国境を越えて不法入国してきた。
アジア各国の統計
日本は新規感染者4,344人で前日(3,763人)よりも増加。
インドでは1日の感染者が40万人を越えている。死者は1日4000人を上回った。危機的な状況が続けている。
マレーシアでは再び増加傾向に。
タイワクチン接種状況
2月28日から5月6日まで累計:1,730,488回
初回接種:1,262,703人(+61,445)
2回目接種:467,785人(+17,261)
5月1日より、タイ国内一般向けのワクチン接種予約登録を開始した。
モープロムというアプリ、LINEオフィシャルアカウントで登録ができる。
優先グループは、60歳以上の高齢者(1170万人)と基礎疾患(呼吸器系疾患、心臓病、腎不全、がん、糖尿病など)のある者(430万人)。
政府はタイ在住外国人も分け隔てなくワクチン接種プログラムの対象であることを発表済み。
英語版のモープロムを作製中とのことだ。
CCSAブリーフィング概要
・バンコクのクロントゥーイなど多くの地区でのクラスターに対処する方法は、消防士と同じアプローチを取る。それぞれの地区で強力な積極調査を実施し、炎の上がっている場所をできるだけ早く鎮火する。
・ムアントンタニのIMPACTに新しい野戦病院が作られる
・CCSAでは、事実に基づく数値を一般に公表しており、隠された症例はないことを改めて確認した。現在、新規感染症例は1日あたり1000から2000となっており、これは多くのエリアで積極調査を実施しているからである
バンコクの規制は延長に
昨日にバンコク都が新しい通達を出した。
5月9日までとされていた規制措置を5月17日まで延長となる。
規制内容は以下のとおり。
バー、学校、公園などは閉鎖のまま。
レストラン店内飲食は禁止。
ショッピングモールは夜9時、コンビニは夜11時まで。
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