2023年4月ビエンチャン・イサーン旅行シリーズ。
ビエンチャンとウドンタニー滞在中の様子は追って記事にしてくが、とりあえず先に移動方法についてアップしていく。
ウドンタニーの次はコラートを目指す。
コラートは、ナコンラチャシマーが正しいのだろうけど、タイ人は普通にコラートとい名称を使う。以下、コラートという名称を主に使う。
コラートを訪れるのは実に7年ぶりとなる。
ウドンタニーからコラートへの移動は何度か経験済みだ。
でも本当にひさしぶりなんで新鮮な気持ちで楽しめそう。
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ウドンタニー鉄道駅
ウドンタニーからコラートへは、バス以外にも鉄道での移動が可能だ。
ウドンタニー駅は中心部にあるため、鉄道移動もありだろうと、直接駅まで行って時刻表を確認する。
のどかなウドンタニー駅。
タイの地方都市の鉄道駅は風情があって好き。
バンコク方面行き時刻表
ウドンタニーからバンコク方面行きの列車に乗れば、必ずコラートへ着くことができる。
1日5本運行。
ナコンラチャシマーまでが2本、バンコクまでが3本だ。
バンコク駅は、クルンテープアピワットセントラルターミナルという駅名となった。
05:50 コラート行き コラート着10:55
08:16 バンコク行き バンコク着16:35
13:40 コラート行き コラート着18:35
19:38 バンコク行き(夜行) バンコク着05:30
20:20 バンコク行き(夜行) バンコク着05:50
時刻表通りに運行されるとしたら、ウドンタニーからコラートへの所要時間は約5時間。
8時16分のバンコク行きに乗れば、午後1時半にはコラートに着きそう。
13時40分発だと、コラートに着く頃には日が暮れているだろう。
微妙な時間設定だなあ。
今回はやはりバス移動にしよう。
バンコク行き列車の料金表
20:20発は特別急行の寝台車のようで、1等寝台の下段が1,513バーツとなかなかいい価格。
エアアジアなどLCCのほうが確実に安いが、まあ列車旅にスピードを求めてもねえ。
ノンカイ行きの時刻表
1日5本
ウドンタニーからノンカイへの所要時間は40分前後。
ノンカイからラオスへの国際列車も運行されているが、ウドンタニーから直接ラオス側の国境駅まで行くことはできない。ノンカイで国際列車に乗り換えとなる。
またラオス側の国境駅は辺鄙なところにあり、ビエンチャン市内への移動にも苦労するほど。よほどのもの好き以外は列車での国境越えはおすすめできない。
国際バスを使いましょう。
ビエンチャンからバンコクまで至る国際列車の運行は計画されており、そのうち実現するかも。
ウドンタニーバスターミナルでチケット購入
鉄道でコラートへ行くのは断念して、バス移動とする。
前日のうちにウドンタニーバスターミナルでチケット事前購入しておくか。
ウドンタニバスターミナル1
ちなみに、バスターミナル2はちょっと郊外のほうにある。
一部路線はターミナル2の発着となるが、多くはターミナル1。バンコク行き、コラート行き、パタヤ行きはターミナル1だ。
コラート行きのバスは複数のバス会社が運行している。
多くのバスルートがコラートを経由するため、コラート行きバスはたくさん。
バンコク行きもパタヤ行きもコラート経由だ。
ナコンチャイエア、チャンツアー、407などなど。
ナコンチャイエアのバンコク行きバス時刻表。
ここは407のバスチケット売り場。
ウドンタニーとパタヤを結ぶ直行バスで有名だ。コラート行きも購入可能。
また、大型バスだけでなく、コラート行きのロットゥーもある。
コラート行きの大型バスでは、211というバス会社がわかりやすいかも。終点がコラートとなる路線を運行している。
バス乗り場に入って、すぐ左手にチケット販売している台がある。プラットフォーム2番だ。
朝早くから1時間に1本の本数で出ている。
1等バスと2等バスのどちらか。
1等が280バーツで、2等が220バーツ(?)。
1等は車内トイレありで、2等は無し。
ウドンタニーからコラートまでの所要時間は6時間とのこと。
電車より時間がかかるみたい。
午前8時発の1等バスにしよう。コラートには午後2時過ぎには着くだろう。遅くとも3時くらいなら、時間的にちょうどいい。
ちなみに9時発のバスは2等とのこと。
その場でチケットを渡される。
7時半には乗り場に来てねと言われる。
ついでに電話番号も聞かれた。
ちなみに、この時の担当者はタイ語のみだったが、翌朝の担当者は英語を使っていた。
まあそんなに難しいことはないので、タイ語が話せない人でも問題ないでしょう。
コラート行き出発当日
さて、翌朝。
なんとか午前7時には起床できた。
宿泊しているソイサンパンタミットからバスターミナルまでは徒歩5分もかからない。
7時30分にバスターミナルに到着。
すでにコラート行きバスは乗り場に着いていた。
シーチェンマイ-ウドンタニー-ラチャシマー
と車体には記載がある。
ラチャシマーは、ナコンラチャシマーのことで、すわなちコラートだ。
呼び名が3つもあってややこしいが、どれも同じ。
朝食を取っていないので、ターミナル敷地内になる屋台で、串焼きとカオニャオを買っておく。
そういえば、昔ここで食べたクイジャップが忘れられない。
関連記事:ウドンターニーの朝食なら、うどんでしょ。ウドンバスターミナルで食べるクイジャップがうまい。
でも、あれ以来ずっと見ていない。どこにあるんだろう。
7時43分、そろそろ出るから乗車してくれと言われる。
座席は自由とのこと。空いているところに座ればいい。早いもの勝ちだ。
シートは2席×2席。
少々ぼろくなっているが、余裕の許容範囲内だ。
6時間のバス旅で280バーツである。1,100円ほど。安い。
乗車率は3割程度。
かなり空いている。
発車
午前8時ちょうどに出発。
街中にはバス乗り場がいくつかあって、徐々に乗客が増えていく。
まあそれでも乗車率は50%くらい。
隣の席はずっと空いたまま。
イサーンの田舎の風景が広がる。
道路は綺麗に整備されているので、乗り心地は悪くない。
朝食とりながら、のんびり過ごす。
さつま揚げっぽい串焼きがうまいね。
10時02分、コンケーンのセントラルを通り過ぎる。
へえ、こんな大きいんだね、コンケーンのセンタン。
ウドンタニーからコンケーン中心部まではバスで2時間か。わりと近い。
10時17分、コンケーンのバスターミナルに停車。
コンケーンには3つのバスターミナルがあるけれど、ここはたぶん一番新しい第3ターミナルだと思う。
30分ほど休憩。
10時49分、再出発。
コンケーンからコラートを目指す。ここからがけっこう長い。
途中、また別のバスターミナルへ。
どこかはわからない。
あとはひたすらイサーンの田舎の風景が広がる。
イサーンは広いな大きいな。
コラート到着
14時11分、コラートバスターミナル入り口へ。
コラートバスターミナルを使うのは何年ぶりだろうか。
なにやら綺麗な施設ができていた。
ずいぶんと変わったなあ。
バス乗り場のほうは昔のままだった。
14時14分、ついに下車。
ウドンタニーからコラートまでの所要時間6時14分となった。
ウドンタニーの住民に聞いたところ、自家用車でぶっ飛ばし運転すれば3時間半でコラートまで行けるよとは言っていた。
コラートバスターミナル
コラートバスターミナルは2つある。
ここは、新バスターミナルのほうだ。多くのバスが新バスターミナルで発着する。
市中心には旧バスターミナルも健在だが、一部のバンコク行きなどにかぎられる。
地図
コラートバスターミナルからコラート市内中心部へは、ソンテウ、バイクタクシー、トゥクトゥクが利用可能。
ソンテウは過去使ったことがあるが、ちょっと難易度高め。昔は番号で覚えていたが、ひさしぶりなのでもう忘れてしまった。
中心部まではバイクタクシーで移動することにする。60バーツだ。
ちなみにトゥクトゥクだと80バーツ。Grabだと75バーツと表示された。
さくっと移動するならバイタクが早い。
まとめ
ウドンタニからコンケーンまでは2時間と意外と近いが、コンケーンからコラートまでが4時間の長い道のりだった。
合計6時間は、関空からバンコクへのフライト所要時間とほぼ同じだ。でも、イサーンバス旅だと、それほどしんどいとは感じない。
何もないイサーンの草原を眺めていれば、時間を忘れて距離が進む。
イサーンのバス旅行はいいものだ。
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