2023年4月末のビエンチャン旅行で宿泊したホテルは2軒ある。
最初に泊まったのが、リバーサイドエリアにあるサンビームホテルだ。
パタヤのソイ9に同名のホテルがあるけれど、たぶん関係ない。
ビエンチャンのサンビームホテルは昔ながらの重厚かつ木材を多用したラオスのホテルだが、部屋は広くてバルコニー付きだ。
立地がいいのに、周囲は静か。
また1階に併設のカフェのコーヒーがおいしい。
目次
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サンビーム ホテル (Sunbeam Hotel)
ビエンチャン・ワットタイ国際空港から配車アプリのLocaで呼び出した車でホテルまでやってきた。
空港からホテルへは15分ほどだった。
リバーサイドエリアだけど、周囲はわりと静かな雰囲気だ。
この路地に入るのは、ひょっとして初めてかも。
ホテル外観
見た目はしっかりした作りだ。
玄関
表側には休憩と喫煙可能なスペース。
またカフェも併設している。
アゴダで予約済みでチェックインは簡単。
書類にサインする程度のもの。
デポジットは不要だった。
ホテル外出時はルームキーを必ずフロントに預けるよう書いてある。
なお、チェックアウトは午前11時。
鍵だけ渡されて自分で部屋へ行く。
階段で3階へ。エレベーターはない。
スタンダードツインルーム
予約したのはスタンダードツインルーム。
ダブルルームが売り切れだったためツインにした。
入って正面にツインベッド。
部屋はかなり広めだ。無駄に広いとも言える。
ベッドの枕側には窓があって、開放的。
ベッドサイドにテーブルと照明とコンセントあり。
冷蔵庫は空っぽ。無料の水2本、電気ケトルあり。
作業机は小さいものの、なんとかPC作業はできる。
Wi-Fiのパスワードは机に貼り付けてある。
通信速度は31Mbps
ラオスのネット回線は早くなってきた。ただちょっと安定感には欠ける印象だ。普通に動画サイトも見られるので良し。
反対側のスペースに、丸テーブルと椅子のセット。
食事などはこっちで。
クローゼット内は予備の枕とハンガーのみ。セーフティボックスはない。
エアコンの効き目は問題なし。
が、室外機がうるさい、というか振動がする。
最初は気になったが、しばらくすると慣れた。
バルコニー付き
このホテルはバルコニー付きということもあって予約した。
特に何もないバルコニーだが広さは十分。
日当たり良好。
洗濯物の乾くスピードが尋常じゃない。
灰皿は置いてないが、喫煙しても問題ないはずだ。
洗濯と喫煙を考えると、やっぱりバルコニー付きはいい。
外の眺めはこんな感じ。
3階だけど、意外と悪くない。
左側がメコン川だが、隣の建物が邪魔で川を見ることはできず。
昼間は近くの建物から工事の音が聞こえてくる。それほどうるさくはない。
夜はたまに車の走る音がする程度で静かだ。
ぐっすり眠れた。
浴室
ラオスのホテルにありがちなのが、浴室はやたら狭いかやたら広いかの二択。
このホテルは後者の方だった。
無駄にシャワースペースが広い。というか奥に長い。
シャワーの水圧も温度もばっちり。
ボディソープとシャンプは備え付けてある。
洗面台は小さい。
変なバランスの浴室。
アメニティは、固形石鹸と歯ブラシ2セット。
ラオスのホテルって、意外と歯ブラシが置いてある印象。
換気扇がついてるのだが、威力は強いものの、かなりうるさい。また変な振動がする。
エアコン室外機の騒音と振動よりもひどい。
よって換気扇はずっとオフにしていた。
おそらく建物自体はかなり古いものだと思う。
一部は老朽化している。
でも部屋はきちんとリノベーションしてあり、それなりに清潔だ。
ラオスの格安ホテルで、この部屋の広さと清潔さは魅力的。バルコニー付きなのも嬉しい。
なお、スイミングプールやジムといった施設はない。
1階ロビーではビールやジュースの販売はあり。
併設カフェ Sili Cafe
ホテル1階にはカフェが併設してある。
ホテルロビー内から直接入ることもできる。
店内は広くて清潔で落ち着いた雰囲気だ。
テラス席では喫煙可能。
コーヒーメニュー
ホットアメリカーノ18,000キープ(約36バーツ)
アイスカプチーノ 28,000キープ(約56バーツ)
料理もあるようだ。
アイスカプチーノをオーダー。
水もサービスしてくれる。
このアイスカプチーノ、かなりうまい。
しっかり苦味と深みがある豆を使っている。
これまでラオスで飲んできたコーヒーで一番おいしいかも。
カフェの無料Wi-Fiもなかなかの速度。
快適なノマド環境で、PC作業がすこぶる。
11時にホテルをチェックアウトして、そのままカフェに座り、気づけば午後1時半。
次のホテルへ移動して、チェックインするにはちょうどいい時間になった。
というか、このカフェだけでもまた使いたい。
地図と周辺施設
地図
ホテル前路地には、小さな商店と美術店、ホテルが少々。
ホテルの斜め前はワット(寺)だ。
朝方には屋台も出る。ガイヤーンとかそういったイサーン料理と同じもの。
夜のホテル周辺は静か。
両隣の通りはレストランが多い。
コンビニはビッグCミニが近くにある。
メコン川沿いのナイトマーケットまでは徒歩5分くらい。
ローカルなナイトマーケットまでも近い。
立地的には申し分なし。
ビエンチャン訪問が初めての人でも大丈夫だ。
タラートサオバスターミナルまではなんとか歩ける距離だが、かなりしんどいと思う。汗だくになる。
ビザ発給業務を行うタイ大使館領事部まで歩くのはやめたほうがいい。
Locaで配車するべし。
関連記事:ラオス:配車アプリのLOCAが便利
宿泊料金と予約先
アゴダでスタンダードルームが1泊726バーツだった。
キープ建て、円建てでも検索してみたが、結果は同じような支払い額となる。
ラオスはタイ基準で考えるのがいいと思うので、バーツ建て表記にしておく。
ラオスのホテルは、タイに比べるとコスパは悪い。たとえばウドンタニーなら700バーツ台でもっと綺麗で快適なホテルに泊まれる。タイミングによっては新築ホテルでも800バーツ以下だ。
でもビエンチャンではこんなもの。
サンビームの700バーツ台でもわりと優秀なほうだ。
現地でのウォークイン料金表
トリプルルーム:25ドル
ダブルルーム:20ドル
ツインルーム:20ドル
シングルルーム:15ドル
20ドルということは、2,700円ほど。
ウォークインのほうが安くなりそう。
特にシングルルームはお得だと思う。
でも当日だと満室のおそれあり。
心配な人は事前予約してくのがベター。
まとめ
昨年6月のビエンチャンでは、Mixok Innという沈没向けの安宿に泊まった。
関連記事:ビエンチャンのホテル現況:Mixok Inn宿泊記、ヒルトンが建設中
安く上がるならMixokでもいいと思う。
これまでビエンチャンの格安系ホテルやゲストハウスは10軒以上泊まってきたが、今回のサンビームが一番のお気に入りかも。
立地の良さ、部屋の広さと清潔さ、そして1階のカフェのおいしさ。
1泊3,000円以下ならば泊まって損はないと思う。
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