2022年11月タイ南部・マレーシア国境旅行シリーズ第6回目。
タイ・ハジャイとマレーシア・パダンブサールを国際列車で往復して、またハジャイに戻ってきた。
前回⇒マレーシアからタイへ国際列車で国境越え パダンブサール~ハジャイ
今回はハジャイの夜遊びを調査する。
到着日夜は特にも何もないまま終了。
ハジャイ2日目夜は、物欲しそうな顔でいろいろと回ってみる。
するとあれやこれやと声がかかったり、情報収集が進んだ。
2022年11月時点のハジャイの夜遊び情報だ。
地図やまとめ情報も掲載しておく。
目次
ハジャイの夜遊び情報
バンコクやパタヤの夜遊び情報は溢れているが、タイ地方都市となると極端に少なくなる。
ましてやタイ南部ともなると、情報はかぎられる。
ハジャイ周辺にも日本企業が進出しているはずで、遊んでいる駐在員もいるにはいるだろうけど、情報は表にはあまり出てこない。
ハジャイに関しての参照情報は過去の自分の記事となる。
2011年当時のもの
⇒ハジャイの夜遊び。カラオケ置屋とホテルのベルボーイ斡旋。
2016年当時のもの
⇒タイからマレーシアへ列車で国境越え ハジャイ~パダンブサール
パンデミック明けの情報などほぼ皆無に等しい。
そもそもハジャイ訪問自体が6年ぶりのため、過去情報はもう当てにならないだろう。
とりあえず自分の足と口で情報を稼いでこよう。
Grand Pink Hotel
ハジャイの観光中心部といえるのがリーガーデンプラザホテル周辺だ。
夕方からは多数の屋台が立ち並ぶ。
リーガーデンプラザの近くにあるホテルが、Grand Pink Hotel(グランドピンクホテル)。
以前は、カラオケやMPなどが入った複合ホテル施設だった。
夜10時過ぎ、ホテルへ。
ホテル入り口へ至る通路には小さな商店が並ぶ。
いかにも夜の香りを漂わせる若い女性が立っていた。
グランドピンクホテルへ入る。
歓迎光臨と中国で書かれたカラオケ屋のポスターが貼ってある。
エスカレーターを登った先がロビーになっている。
入ったとたんに、待ち構えていた男性の従業員に声をかけられる。
「何をお探しで?」と。
まず、以前あったMPの有無について確認すると、パンデミック中にもうなくなったとの返答。
通常のマッサージ屋のみになったという。
ただ、女は呼ぶことができるそうだ。
ロビーの奥のあるソファーで待機せよとのこと。
桃花江というカラオケ屋の前だ。
数分ほどで一人の女性がやってくる。
ちょっと予想はしていたが、さっきホテル前の通路で見かけた女性だった。
交渉は斡旋してきた男性従業員と行う。
ショート1500、ロング3000。
ハジャイのホテルといえば、ホテルスタッフによるマッサージ嬢の斡旋が定番だった。
かつての相場は、ショート1500、ロング2500だったように思う。
ロングが少し値上がりしているようだ。
チェンジは可能。
手持ちのコマが切れるまで呼んでもらえる。
もし交渉がまとまれば、宿泊しているホテルまで一緒に移動するか、ホテル名と部屋番号を伝えておき、のちほどデリバリーしてもらうことも可能だ。
リーガーデンプラザホテル付近でのデリバリー斡旋
グランドピンクを出て、リーガーデンプラザホテル周辺を物欲しそうな顔をして歩く。
すると、道端に立っているおばさんが何人かいて、すぐに声をかけられた。
デリバリーを斡旋してくれる、いわゆるやり手ばばあというやつだ。
外国人相手の商売ということで英語も通じる。
ちょっと裏通りにまわってからやりとり。
好みのタイプを聞かれたあとに、ばばあはどこかへ電話。
近くに待機場があるらしく、ほどなくしてバイクの後部座席にのった女性が登場。
最初はタトゥー多めだが、それなりに若い女性。
こちらが拒否すると、日本人はタトゥーが苦手よねと、タトゥーがなくて若い女性を手配するとがんばるばばあ。
日本人のことをよくわかってらっしゃる。
でも、最近は日本人客はほとんどいないと言っていた。マレーシアやシンガポールからの中華系やマレー系ばかりとのこと。
次は一度に2人がやって来た。
どちらかもなかなかのレベル。
パタヤの全バービアをくまなく捜索して、数人見つかるかどうかといったレベルの若い女性だと思う。
本当かどうかはしらないが、この時期は学校が休みで、学生が働いているとかなんとか。
今って冬休みだっけ?
言い値は、ショート1500、ロング2500。
ロング可能かどうかは女性次第とのこと。
バーファイン代を考えると、トータルではパタヤのバービアとほぼ同じくらい。
このレベルがショート1500は、まあおトクなんじゃないかと。
ホテルへ連れて帰ることもできるし、近くのヤリ部屋も利用可能。
ホテルのショート部屋代は250バーツ。
むろんのちほど自分が泊まっているホテルの部屋へのデリバリーも可能だ。
ハジャイのホテルにはジョイナーフィーなんて無粋なものは存在していないはず。
そのおばさんの斡旋を断ると、他にも同じようなおばさんから声がかかる。
いくらでもいるね、これは。
まあ、だいだいのことはわかった。
夜食に燕の巣を
腹が減っては夜遊びはできぬ。
リーガーデンプラザ前のハンバーガー屋台でビーフチーズバーガーを食べる。55バーツ。
ボリュームがあって、味もなかなか。
次に、燕の巣スープ。
100バーツ。
ホットとアイスか選べるようで、ホットにする。
以前のハジャイ訪問時にも食べたけれど、まあなんとなく元気になったような気がしないでもない一品である。
日本語が話せる斡旋おばさん
リーガーデンプラザから離れて歩いていると、ぼろぼろのバイクに乗ったおばさんから日本語で話しかけられた。
まさか、ハジャイで日本語とは。
昔日本で働いていた経験があるそうだ。
ハジャイに来る日本人が珍しいようで、おばさんは、ひさびさの日本人に遭遇してテンションが上っていた。
まあ、会話の内容はもちろん斡旋である。
言い値はショート1500、ロング2500。
これが今のハジャイの基本価格のようだ。
紹介できるという女性の写真をあれこれ見せられた。
SNSにアップされているような自撮り写真やスナップショットだ。
まあ、綺麗に映っていること。
この写真をそのまま信じるならば、かなりレベルは高い。
バンコクやパタヤのウォーキングストリートのゴーゴーで踊っていても1軍になれそうだ。
むろん写真通りの本物が登場すればの話だが。
こちらが渋っていると、ショート1300にまで価格が下がった。
うむ、ドリンク代などを考えれば、ソイ6やジェントルマンズクラブで遊びよりも安上がりだ。
ゴーゴーの数分の1である。
実際に呼び出してもらい、実物を確認してから、イエスかノーかの選択もできる。
今回はスルー。
帰り際に、日本語おばさんから菓子パンをもらった。
なんでやねん。
カラオケ置屋は?
ホテルへの帰り道に近くのセブンイレブンに立ち寄る。
セブン前にいたバイクタクシー運転手から声をかけられた。
バイクタクシー運転手などからの聞き込み情報となる。
現地確認したわけではないので、あくまで参考程度に。
かつて、第一ホテル周辺にはカラオケ置屋が軒を連ねてきた。
が、徐々に衰退。
2022年11月時点では、もうカラオケ置屋はやっていないとのこと。
たしかに2016年当時でもそれほどにぎわってなかったように思う。
そのかわりに、Kiss Gardenというホテル内に置屋があるそうだ。
バイタクの運ちゃんいわく、レベルは高いけれど、値段も高いとか。ショート2,000とか2,500とか。
たしかに2016年時点でも、ここにはちょっと高そうなカラオケやラウンジがあった。
通称ソイ2の古いカラオケ置屋街については調べていない。
街中のカフェーとカラオケ屋とパブ
ハジャイにあるそれなりの規模のホテル内には、カラオケやカフェーやマッサージが併設されていることが多い。
サクラホテル1階にはカフェーがある。
またカラオケ屋も併設してある。カラオケ屋は本当に歌うだけのようでカラオケ置屋とは別。まあカフェーと同様にやり方しだいでは連れ出し可能かもしれないが。
街中の通りにも小さなカラオケ屋が点在している。
バー&カラオケといった雰囲気で、ホステスと一緒に飲んで歌う。
飲むだけでもオッケーのようだ。
パブも点在。
MOUTHという店では店頭に若いホステスが待機している。
こういう店がいくつもある。
正直、カフェーやパブやカラオケ屋の遊び方はよくわからない。
連れ出し可能かも難しいところ。
ハジャイは、ローカルタイ人や中華系やマレー系向けの遊び場がほとんどだ。
ハジャイ夜遊びマップ
以前作成したハジャイ夜遊びマップを更新しておく。
ハジャイ夜遊び地図
2022年11月時点の情報更新
・デリバリー斡旋
リーガーデンプラザホテル付近の路上で声をかけてくるおばさんがデリバリーを斡旋してくれる。
グランドピンクホテル内でも斡旋あり。
また、他のホテルに宿泊していても、こちらが男一人だとわかると、ベルボーイやスタッフが部屋のドアをノックして、マッサージを呼びましょうかと斡旋してくる。
サクラホテルでは斡旋はなかったが、ある程度大きな規模のホテルだと斡旋ありと考えてよさそう。
ショートが1500から2000、ロングが2500から3000が言い値。
レベルはけっこう高い。
・カラオケ置屋
第一ホテル周辺の置屋は営業していないと言われた。
ソイ2は未確認。
カラオケ置屋は、カラオケ屋とは名ばかりで、実質は連れ出し大前提の置屋だ。いちおう店内にはカラオケ機器が置いてあったりもするが、基本誰も歌わない。
ハジャイにカラオケ屋自体はたくさんあるけれど、連れ出し大前提のなんちゃってカラオケ屋が存続しているかは不明だ。
カラオケ置屋がいいなら、隣町のダンノックへ行こう。
・MP
グランドピンクホテル内のMPは閉店とのこと。
以前はアタミなど数軒のMPがあったが、今回は未確認。
2016年当時、アタミは一風呂800バーツからという低価格だった。もし存続しているにしても、さすがにもう800バーツでは無理だと思う。
・バービア
リーガーデンプラザホテルの近くには欧米人向けのバーやパブが数軒並ぶ通りがある。
中にはバービア嬢がいるようなバーもある。
まとめ
2022年11月時点のハジャイの夜遊び調査は以上のようになった。
もっと動き回るべきだったが、マレーシアへ一日で往復したあとでは、体力気力的にこのあたりで打ち止め。
ハジャイの夜は全然廃れてはいないが、カラオケ置屋はちょっと厳しいように思えた。
パタヤやバンコクやプーケットのように外国人、とりわけ欧米人や日本人向けにわかりやすくシステム化されているわけでもなく、気軽にバーホッピングして飲み歩くのは難しい。
デリバリー斡旋はかなりレベルが高かった。パタヤではあまりお目にかからないような雰囲気の若い女性が顔見せにやって来る。
チェンジもできるし、現物を確認してからホテルへデリバリーしてもらうことも可能だ。
というわけで、ハジャイではデリバリー利用で簡単に遊ぶことができる。
わざわざ夜遊びだけを目的にハジャイへ行くことはおすすめしないけれど、旅の途中でちょっと遊んでみようというなら全然あり。