欧米はもとより、東南アジアでも開国が相次いでいる。
日本は外国人の観光目的の入国は認めないままだが、留学生やビジネス目的での新規入国が再開された。
またソンクラン休暇も始まり、タイから海外へ渡航する人が急増中となっている。
スワンナプーム空港では2年ぶりに混雑がみられる状況だ。
タイ国際航空ではスワンナプーム空港でのチェックイン手続き時間について告知。
また日本の入国者上限引き上げに伴い、日本到着時にも混み合うおそれあり。
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スワンナプーム空港でのタイ航空チェックイン時間
スワンナプーム空港利用者が増加しており、長蛇の列を避けるため、タイ国際航空は夜便のチェックインサービスの開始時間を以下のように告知している。
ヨーロッパルート:Row Hにて18時オープン
日本・韓国ルート:Row Bにて20時オープン
その他のフライトは出発3時間前にチェックインカウンターで手続き可能。
チェックインカウンターの営業は、午前4時から翌日午前1時まで
フライト手続き締め切りは出発40分前。ゲートは出発10分前に閉める。
現在のタイ航空の日本バンコク路線時刻表
バンコク・スワンナプーム発
成田行き 23:50
関西行き 23:59
中部行き 00:05
すべて深夜便となっている。
日本行きのチェックインはRow Bへ行けばいい。(他のカウンターでも可能な場合あり)
昨年10月下旬に関西行きのTG622便を利用した際も、Row Bだった。
この時でも20時前にはチェックインカウンターはオープンしていた。
でもがらがら。
順番待ちはゼロ。
最終的に関空行きの乗客はせいぜい20人か30人ほどだった。
でも現在日本行きのフライトにはかなりの乗客がいるようだ。
タイ航空のチェックインカウンターは混んでいるという情報を聞く。
カウンターでは、陰性証明書などのチェックを行うため、チェックイン作業には時間がかかる。
MySOSでのファストトラックを利用すれば、チェックインも早くなりそうだ。
ファストトラックの登録なしの場合は、陰性証明書のチェック、誓約書など書類配布、MySOSアプリのダウンロードなどが求められる。
まずはファストトラックの登録を。
それと、混雑していても大丈夫なように、なるべく早くスワンナプーム空港へ。
やはり3時間前がベター。
空港内ラウンジが使える人は、4時間前チェックインでもいいかもしれない。
タイ航空がボーイング777-300ERを新規リース
タイ国際航空では、航空需要増加に対応するため、3機のボーイング777-300ERをリースにて新たに導入と発表した。
2機は受け取り済みで、あと1機は別途受け取り予定。
777-300ERはファーストクラス付きとなっている。
ファーストクラス8席、ビジネスクラス40席、エコノミークラス255席、計303席。
まずは、4月27日以降、バンコク・ロンドン間で運用開始予定。
あとの2機はいずれ発表。
なお、タイ国際航空は会社更生のため、多くの機材を売却済みだ。
今回はリースという形での機材強化となる。
4月10日より日本入国者上限1万人に
4月10日より、日本への一日あたりの入国者上限が1万人に増やされた。
上限引き上げ前からすでに日本の空港検疫は大混雑となっているようだ。
特に成田空港の午後到着は5時間以上かかるケースも出ている。
関連記事:日本の入国者上限を1万人に引き上げへ、空港検疫では5時間待ちも
1万人に増やされたことで、これからさらに混雑する可能性が高い。
タイ航空で帰国の場合は、いずれも早朝着のため、成田空港でも比較的空いているとみられる。
特に関空と中部は余裕があるようだ。
とはいえ、フライトが増えてきており、他の到着便と重なると検疫に時間がかかるおそれあり。
国内線への乗り継ぎなどには余裕をもっておくこと。
各国とも開国へ進み、国際的な往来が活発となってきた。
日本の水際対策はあまりにも厳しい。
タイでは5月に到着時PCR検査を迅速抗原検査へ切り替える計画を立てている。すでに事前の陰性証明書取得は不要となった。
日本入国には、陰性証明書取得に加えて、空港での抗原検査も必要。
もはや現実に即していないといえる。
そろそろ限界だろう。
これからタイへ旅行してまた日本に帰る人が増えていく。
タイ在住者で日本への一時帰国予定に人も多いだろう。
タイから日本へ行く際には、スワンナプームと日本の空港それぞれで時間的余裕をもってどうぞ。
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