ここ最近、パタヤタイのワットチャイモンコン前の屋台群が出ていなかった。
取り締まりにより消滅したと考えていた。
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が、昨晩10時頃、パタヤタイを通りかかると、屋台が復活しているではないか。
以前のようにびっちりと屋台で埋まっている状況ではないが、それなりに屋台が出ていて、普通に営業している。
てっきり禁止されたと思いきやの復活だ。
本日のパタヤローカルテレビがこの問題について報道。
事情がある程度理解できた。
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ワットチャイ市場再開事情
まず、ワットチャイ前の屋台群は、もともと特例的に公道上での営業が認められていたようだ。
ただし、営業できるのは午後11時から午前7時までにかぎる。交通への影響が少ない時間帯だ。
パンデミック前、客の多くは深夜の時間帯の来店を好んでいた。娯楽施設閉店後に食事に来たり、買い物する客が多かった。よって、深夜営業が成り立っていた。
が、ロックダウンや娯楽施設営業規制により、午後11時以降に屋台を出しても客はやってこなくなった。
そこで、まだ集客が見込める夕方6時頃から屋台を出すようになった。
実際、夜早い時間帯なら客は集まっていたという。
が、これは明確な違反行為だ。
許可された時間帯以外での営業は不可ということで、警察が取り締まるようになった。
屋台を出すなら午後11時以降にしろと。
でも夜中に出店しても、今のパタヤでは客は来ない。
事業者と当局との話し合いが行われた。
午後7時から午前1時までの営業を試験的に許可されることになったということだ。
2ヶ月間試用期間をもうけて、その間に、公道上の営業エリアについて法的な整備を進める。
参照⇒https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/5173775385976687
ざっくりとした理解だが、こういう事情があったようだ。
なるほど。
もともと深夜しか営業しては駄目だったのか。
たしかにこの2年間のパタヤでは、深夜のみの営業はきつい。
夜間外出禁止令が出ている期間も長かった。
ナイトライフも禁止だ。
夜中に外出しても何もやってない。
ぽつんと屋台だけやっていても、わざわざ客は出向かない。
もっとローカルエリアにあればまだましだが、ウォーキングストリート近くという好立地が仇になったといえる。
昔はウォーキングストリートの店が終了する午前2時や3時以降にワットチャイ前はにぎわっていたものだ。
今のウォーキングストリートは、基本午後11時終了。営業再開した店は増えているものの、まだまだ数は少ない。
夜中に屋台を出しても客は集まらない。
早い時間帯は営業禁止。にっちもさっちもいかない。
とりあえず、夕方からの屋台営業が許可された。
午後7時ということだが、もう少し前からやっているかもしれない。
まだまだ屋台の数は少なめ。
昨晩はカオカームー屋台も見かけた。
完全復活ではないが、パタヤ中心部で屋台が楽しめるようなった。
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