2月1日にタイは再開国した。
Test&Goという制度で、ほぼ隔離無しでタイに入国できるようになった。
Test&Goでタイランドパスに登録し、承認されれば、QRコードを受け取り、タイに入国できる。
タイランドパスの承認期間についての注意喚起と、読者の方から寄せられた実際の承認期間について。
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出発日前日のタイランドパス登録は認めず
2月9日にプーケットインフォセンターが発表したインフォグラフィック。出典はタイランドパスとなっている。
以下、タイランドパスの発表。
タイランドパスシステムでの登録と承認プロセスに充分な時間を確保し、旅行者が旅行日程を調整する必要性を消去するために、2022年2月7日よりタイランドパスは出発日前1日未満の登録は許可しない。
(スムーズな旅行を確実にするため、最低でも7日前に旅行を計画することを強く推奨する)
緊急事態での旅行の場合は、リクエストとサポート書類をtestgo@consular.go.thに送信すること。
以上
Test&Goでのタイランドパス申請は、2月1日に再開された。
タイランドパスの登録から承認までは、3日から7日かかるとタイランドパスではずっと注意している。最低でも出発7日前までには申請しておくようにと。
昨年11月に開始されたタイランドパスでは、即時承認も可能だった。
ワクチン接種証明書のQRコード添付などに条件が揃えば、本当に1,2分で承認済みタイランドパスQRコードが送られてきていた。
が、新しいタイランドパスでは、承認プロセスが複雑化しており、どうやら即時承認は難しいようだ。
即時承認可能であれば出発前日の申請でも何とかなったわけだが、現行では不可能。
たとえば、2月11日のフライトに搭乗してタイへ向かうため、2月10日のタイランドパスを申請しようとしても、自動的に却下されることになる。
タイランドパス問い合わせ先
なお、今週月曜日に開催されたCCSA会見(英語版)で、タイランドパスについて注意喚起していた。
・タイランドパス申請に必要な書類は、英語で書かれている必要がある。複数言語での記載の場合、必ず英語が含まれていること。
・タイランドパス承認プロセスは2つのステップが必要。
登録後にSHA Extra Plusホテルが最初の確認ステップを行う。1日目と5日目のPCR検査検査が含まれている必要がある。
次のステップで疾病管理局がワクチン接種証明書の確認を行う。
その後、タイランドパスシステムが申請者にタイランドパスQRコードを自動的にEメールで送信する。
承認手続きには7~14日かかるため、出発日のかなり前に申請してほしい。
また、会見内で以下の連絡先の資料を開示。
外務省とタイランドパスでは以下の問い合わせ方法を設けている。
地元のタイ大使館/領事館にも問い合わせ可能だ。
プーケット・クラビ・パンガーへ入国する旅行者専用の問い合わせ先もある。
実際の承認期間は?
2月1日のTest&Go申請再開後、実際にはどのくらいの期間でタイランドパスは承認されているのか?
複数の読者の方からタイランドパス承認済みの報をいただいた。
3例ほど紹介。
・2月1日申請で2月6日早朝に承認QRコードが届く
・2月3日深夜1時申請で2月6日午前11時過ぎに承認QRコードが届く
・2月4日22時申請で2月8日0時過ぎに承認QRコードが届く(ワクチン接種証明書のQRコードは非添付)
あくまで限られた例だが、概ね、3日から5日の間で承認されていることになる。
2月1日のTest&Go申請再開直後に申請したけれど、まだ承認されていないという人もいるかもしれない。
却下された例もあるだろう。
新しいTest&Goでのタイランドパス承認は以前よりも時間がかかることが多そうだ。
14日はさすがに長過ぎるかもしれないが、やはり最低でも出発の7日前までには申請しておくのがよい。
ざっくりとしたタイランドパス申請方法の解説はこちらで。
デジタルワクチン接種証明書のQRコードはスクリーンショットではアップロードできないケースがあるようだ。
読者の方からの報告では、ワクチンパスポートのQRコードをアップロードせずとも3日ほどで承認された例もある。
いずれにせよ、即日承認の賭けに出て。出発直前にタイランドパスを申請するのはやめたほうがよい。
旅行日程には余裕を。
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