旧正月期間中に入ったタイ、パタヤ。
2月1日は祝日となる。
週末ともあって国内観光客が増えているようだ。
さらに2月1日にはタイ再開国とパタヤ再開放が控えている。
元娯楽施設の再開店舗が増えつつある昨晩のパタヤの様子を。
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パタヤビーチ
パタヤビーチには中国正月の赤提灯がずらりと飾ってある。
灯りもついており、なかなかいい雰囲気。
とはいえ、パタヤという街はもともと中華色があまり強くない。
ナックルアは別だが、パタヤ中心部はあくまで観光モードとしての中国正月だ。
でも中国が鎖国政策をとっており、中国人団体旅行者はゼロだ。
今のパタヤに中国人歓迎ムードはない。だって、中国人観光客がいないから。
2月1日に再開国しても中国人旅行者がすぐに戻ってくることはない。
ウォーキングストリート
いつもメインゲートだけは明るいウォーキングストリートだが、ゲートをくぐる人の数が増えているような気がする。
でも中に入ると、やっぱり人は少ない。
以前のウォーキングストリートならば中国正月中は赤提灯の飾り付けをしてあったが、現在はただの電球があるだけ。
おっと、パンダが再開している。
中国正月に合わせて再開したのか。
表には呼び込みが数人いる。
むろん、バーではなくて、レストランとしての再開となる。
さらにファーレンハイトも再開している。
看板は以前のままだが、登録上の店名は、FAHRENHEIT Bistro & Loungeとなっているようだ。
ビストロ&ラウンジとして1月28日に再開したばかり。
そういえば、パレスは、スナックラウンジとして再開したのだった。
ファーレンハイトでもドアは開けっ放しで外から中が見える。
パレスと違いステージ自体はまだ残っているが、当然ダンスは不可。
まだあまりスタッフがおらず、客もいない。
これから人を集めるといった感じだろうか。
パレスとタントラは営業継続。
タントラのスタッフは、チャイナドレスの旧正月仕様だ。
やはり再開店舗の中ではピンナップが一番人気。
客足が増えている。
外から中が見えるが、スタッフも多い。かなり活気が出てきた。
ちなみに、ピンナップはSHA+認証済みとなっている。
現在の規制措置では娯楽施設の再開は不可だ。娯楽施設はレストランに業態を変更し、SHA+もしくはThai Stop Covid 2 Plusの認証を受けて、保健当局から許可を得た店舗のみが営業再開できることになっている。
Pin-up Food & Drinksという店名での認証だ。
店先には食事用テーブル、そして、エプロン姿の料理人たちが立っている。
ここはあくまでレストランなのである。
接客してくれるのはウェイトレスないしラウンジスタッフという扱いだ。
ひどいペテンのような気がしないでもないが、これが今のパタヤの現実。
ウィンドミル再開
ソイダイアモンドをのぞいてみると、奥の方に青と赤いネオンサイトが見えた。
まさかのウィンドミルが再開だ。どうやら1月28日に再開したらしい。
もちろん、レストランとしてのオープンである。
ハッピーアワーのドリンクはあくまで食事のお供という建前。
入り口ではATK検査キットが売られている。たしか60バーツだったような。
手持ちの検査結果を提示しても入店可能のようだ。
現行ルールでは、すべての従業員は始業前にATK検査を実施し、客は入店時のATK検査か72時間以内の陰性証明書の提示が求められる。
これを守られない店舗は営業停止処分が下されるという決まりになっている。
ウィンドミルのドアは開けられているが、入り口にはカーテンがしてあり中は見えない。
でもファランが続々と入店していく。
ちらっと中がのぞけたが、やはりダンスはしていない。
ダンスは禁止となっている。
あのウィンドミルが、表向きレストランとしての営業再開である。
いや、なんだかえらく間違っているような気もするし、なんでもありになってきた感もある。
現在はダンス禁止だが、来月からは解禁されるんじゃないかという噂も出ているほどだ。
再開店舗が増えつつあり、ウォーキングストリートには少し活気が戻ってきたように思う。
奥のほうに進むと、ニューヨークダイナー周辺の駐車車両がひどいことになっている。
車で渋滞するほどだ。
LKメトロ
ウォーキングストリートより一足早く復活しつつあるのがLKメトロ。
いや、一足どころか二足も三足も早い。
予想はしていたが、デスティニーが再開となった。
これで、ソイブッカオ側ではシュガーシュガーとキャッチミーに続いて3軒目。
ソイダイアナ側ではクリスタルクラブとレディラブが再開しており、明かりが戻ってきた。
数日前はキンクの照明だけがついていたので、ひょっとしてもうすぐ再開予定なのかもしれない。
昼間のLKメトロは関係車両や工事車両が多くとまっていて、あちこちで再開準備中の雰囲気だ。
クイーンクラブでも動きがあるようだ。
LKメトロは昨年4月のロックダウン以前の状態にほぼ戻ったといえる。
来週のタイ再開国とパタヤ再開放でさらに多くの客が戻ってくるだろう。
ウォーキングストリートへ行く層はまだ少ないかもしれないが、LKメトロやソイブッカオやツリータウンは今以上に賑わうことになりそうだ。
続々と、元娯楽施設の新レストランがオープンしていく。
パタヤのナイトライフは新形態レストランのもとで復活しつつある。
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