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タイ入国情報

タイ隔離無し入国Test&Goは2月1日再開決定、パタヤサンドボックスも再開

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本日、タイのプラユット首相を議長とするCCSA本会議が開催され、タイ入国制限について見直しが行われた。
昨年12月22日に新規申請受付が一時停止となっていたTest&Go(隔離免除入国)の2月1日再開が決定。
サンドボックスはパタヤにも拡大されることになった。
これで、タイは再び開国し、パタヤも開放される。

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Test&Go再開

2月1日にTest&Goの新規申請が再開されるとCCSAが発表した。

従来は、日本を含む一部の指定国に限定してTest&Goを受け付けていたが、新しいTest&Go制度では、その指定国縛りがなくなり、全世界の国と地域が対象となる。
タイは全世界へ向けて開放されることになる。

新しいTest&Goルールでは、タイ入国後2回のPCR検査が必要となる。
到着初日と滞在5日目の2回だ。

それぞれ事前にSHA Extra Plus(Sha++)と呼ばれる指定ホテルを予約し、PCR検査も合わせて予約する必要がある。

初日は、空港到着後にホテル手配の送迎車でホテルに直行し、PCR検査を受ける(場合によっては病院を経由して検査を受けてからホテルへ)。
検査結果が判明するまではホテルの部屋から出てはいけない。陰性結果が判明すれば、ホテルを出て自由に行動できるようになる。

2回目の検査は滞在5日目。
CCSA会見英語版の説明では、2回目の検査時でもSHA++ホテルの予約が必要とのことだ。PCR検査の予約も合わせて必要。
初日と5日目のホテルは、別々でもかまわないという。
5日間連続で同じホテルにずっと宿泊する必要はない。初日がバンコクのSHA++ホテル、2日目から4日目はSHA++以外のホテル、5日目がパタヤのSHA++ホテルでもかまわないということになる。

2回目の検査についてこれ以上詳しいことはまだ不明だが、初日と同じシステムならば、SHA++ホテルないし提携病院でPCR検査を受けて、検査結果が出るまではホテル内で待機しないといけないのかもしれない。
このあたりの詳細はじきに発表になるはずだ。

その他の条件は、以前のTest&Goと同じとなる。
必要書類を揃えて、タイランドパスにて申請する。承認されればQRコードが送られてきて、タイ入国時に提示する。

必要な書類
・ワクチン接種証明書
・最低5万ドルを補償する医療保険加入
・1日目と5日目のSHA++ホテル予約確認書(宿泊料金とPCR検査代は事前支払い)

また、タイランドパス申請時には不要だが、出発前72時間以内の陰性証明書がないとフライト搭乗ならびにタイ入国はできない。

現時点で判明している新しいTest&Goの流れはこうなる。

出発前:タイランドパス承認を受けて、出発前に陰性証明書を取得
1日目:海外から空港到着→SHA++ホテル送迎車→1回目のPCR検査→ホテル待機→陰性ならば自由行動
2日目から4日目:タイ国内どこでも自由に旅行可能
5日目:SHA++ホテルに宿泊、2回目のPCR検査
6日目以降:自由行動→帰国

なお、CCSAの発表では、2月1日にTest&Goの新規登録を再開するという言い方をしている。
字義通りに解釈すると、タイランドパスの受付再開が2月1日ということになる。
それとも2月1日からTest&Go入国を認めるという意味なのかもしれず、はっきりしない。もし2月1日からTest&Go入国受け入れとなれば、タイランドパス申請自体は1月下旬には再開するはずだが。
詳細発表を待ちたい。

サンドボックス追加

Test&Go再開と合わせて、サンドボックスの拡大も発表された。
12月22日にプーケット以外のサンドボックスの新規申請が停止された。
年明けには、パンガー、クラビ、スラタニー(サムイ島、タオ島、パンガン島)が追加された。
今回の発表では、さらにトラートとチョンブリが追加となる。
トラートは、チャン島のみに限定。
チョンブリは、パタヤ、バンラムン、サタヒップ、シラチャー、コーシーチャンが対象となる。

ついに、パタヤサンドボックスも再開となる。

2月1日からのサンドボックスは以下のとおり
プーケット、クラビ、パンガー、スラタニー(サムイ島、パンガン島、タオ島)、トラート(チャン島)、チョンブリ(パタヤ、バンラムン、シラチャー、サタヒップ、シーチャン島)

サンドボックス制度では、サンドボックスエリア内に7日間滞在する必要がある。ホテルは7泊分の事前予約が必要。
Test&Goと同様に、到着初日にPCR検査を実施し、陰性であればホテルを出て自由に行動できる。ただし、行動できるエリアはサンドボックス内のみ。
サンドボックスエリア内に7日間滞在し、2回目の検査が陰性であれば、エリアを出てタイ国内を自由に旅行できるようになる。

以前は、サンドボックスは全世界対象で、Test&Goは一部の国限定だった。
よって、Test&Goが利用できない国からの旅行者はサンドボックスを利用する価値があったが、今回の新しいTest&Goでは全世界が対象となる。
こうなると、サンドボックスの利用価値はほぼなくなったように思える。
パタヤがサンドボックスに追加されても、パタヤを訪問する旅行者はほぼ間違いなくTest&Goを利用するだろうから。

もしTest&Goがまた一時停止となった場合、プーケットと同様にパタヤのサンドボックスが継続する可能性がある。そういう事態を見据えてのサンドボックス拡大かもしれない。

まとめ

Test&Go停止から1ヶ月あまりで再開が実現する。
タイの反応は早い。
2月1日、タイは再び開国へ。そしてパタヤもまた開放される。
新しいTest&Goの詳細なルールは2,3日中には明らかになるだろう。
2月以降、日本からタイへの隔離無し入国は可能だ。
隔離無し入国とはいえ制約が多いものの、今回の決定は素直に喜びたい。

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