ついに日本に帰国することになった。
1年半以上の長いパタヤ軟禁生活が終わりを告げる。
まずは、パタヤからスワンナプームへ向かう。
空港へ行くのも、飛行機に乗るのも、1年半以上ぶりだ。
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パタヤからスワンナプーム空港へ
タイ航空の関空行きフライトに搭乗予定だ。出発は23時59分という深夜便になる。
さて、パタヤからどうやってスワンナプーム空港に行こうか。
ジョムティエンのスワンナプーム空港行きエアポートバスの状況を見てきてが、やはり閉鎖されたままだった。
もうずっと閉鎖されている。
パタヤカンからランシット行きのロットゥーが運行されており、これはスワンナプーム空港とドンムアン空港行きを経由する。
情勢が情勢だけに本数は少なく、最終は夕方4時くらい。さすがに早すぎる。
次に検討したのが、ノースパタヤ発エカマイ行きのバスだ。
エカマイからBTSでパタヤタイまで行き、そこからARL(エアポートレイルリンク)でスワンナプーム空港へ乗り継ぐという方法だ。
メガバンナーあたりでバスを下車できれば、スワンナプーム空港が近いので、タクシーに乗り換えれば早く行けそうだ(ためしたことはないけれど)。
パタヤ発エカマイ行きのバスは徐々に本数が増えていき、現在はこのようなタイムテーブル。
18時のバスに乗れば、20時過ぎにエカマイ着。
そこから1時間くらいでスワンナプームに行けるだろうから、遅くとも21時半着が想定される。
まあこれが妥当なところか。
当日、18時のバスの乗るべくノースパタヤバスターミナルへ向かう。
外は豪雨だった。
Voltでタクシーを呼ぶ。なんならバイタクよりもVoltのほうが安いくらいだ。よほどの急ぎでもないかぎり、Volt一択である。大きな荷物がある時はなおさらだ。
豪雨の影響は道は混雑しており、バスターミナルに着いたのが17時50分。
18時には間に合ったが、チケットはすでに売り切れていた。
次は19時と言われた。
うーん、微妙。
この雨だし、バンコク市内が渋滞していたら、エカマイに着くのが21時過ぎになるかもしれない。
そうなれば空港着が22時頃。
チェックインでトラブルがあれば対応する時間的余裕がなくなるかもしれない。
Voltのドライバーは、バスターミナルに向かう道中で「スワンナプーム空港まで1000バーツぽっきりで行くけどどうする?」と直接営業をかけてきていた。
バスチケット売り切れを見越して、ドライバーには待機してもらっていた。
外は豪雨。雷も鳴っている。
コロナ禍で日本へのフライトに乗るのは初めてだ。
通常の旅行だったら、パタヤから空港までタクシーを使うことはない。でも今は特殊な状況だ。
ここはタクシーで確実に空港に向かうのは無難と判断。
そのままスワンナプーム直行をドライバーに依頼した。
高速代込みで1000バーツなので、特に高いわけではない。
むしろ普通。
18時にパタヤを出発し、雨の中の高速をひた走り、スワンナプーム空港に到着したのが、19時23分。
90分もかからなかった。雨でも早かった。
あと、タクシーは楽でいい。
そして、スワンナプーム空港よ、ひさしぶり。
懐かしさのあまり感涙にむせびそうになった。
スワンナプーム空港のパタヤ行きエアポートバス
スワンナプーム空港の現状は別の記事で詳しく書くとして、1階にあるパタヤ行きエアポートバスの様子だけを先にお届け。
1階のバスチケット販売ブースは大きく改装されていた。
箱型ブースが整然と並んでいる。
ここが、パタヤとホアヒン行きエアポートバスのチケット販売所だ。
ずいぶんと小綺麗になったことで。
でも現在は誰もいない。この一帯のチケット販売所はすべて無人だ。
パタヤ行きエアポートバスチケット売り場にはこのような張り紙。
2021年7月1日から7月31日まで一時サービス停止します。
パタヤ行きを希望の方はエカマイバスターミナルでのサービスを利用してください。
7月1日からずっと閉鎖されたままということになる。
残された料金表は130バーツのまま。
預け荷物料金表
20kgまでのバッグは20バーツ、ゴルフバッグは100バーツ、TVセットは200バーツなど。
他にも、カオサンやシーロム直行のLimo Busや、チャン島行きバスがある。
さらに、コンケーン、ウドン、ノンカーイ行きも。
このあたりは以前と変わりはないと思う。
どれも運行停止中のようだが。
ちなみに、バスチケット売り場近くにあるフードコートのMAGIC Food Pointは絶賛営業中。
その奥にあるコンビニも営業している。
改装したようで、見た目はすごく綺麗になっていた。
まとめ
11月1日にタイ開国とパタヤサンドボックス開放が実現する。
日本からはワクチン接種済みであれば隔離免除でタイに入国できる。
でもタイ到着初日は指定ホテルに1泊する必要があり、空港からホテルへは事前手配した車両でしか移動できない。
パタヤのホテルも利用可能だが、スワンナプームからパタヤへエアポートバスで移動することは当然不可。
隔離免除入国でもパタヤサンドボックスでも同じ規則だ。
よって、11月1日開国以降もスワンナプーム空港からパタヤへのエアポートバスを利用する旅行者はほとんどいないだろう。
エアポートバスの運行再開がいつになるかは不明だ。
帰国便搭乗のためにパタヤからスワンナプームへ向かう利用者は多くなっていくはずなので、そのうち運行再開するとは思うけれど。
また昔のようにエアポートバスで気軽にスワンナプーム空港とパタヤを往復する日が早く戻ってきてほしい。
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