11月1日にタイ入国制度が大きく変更される。
タイ開国とサンドボックス拡大がまず第一。現行のCOE（入国許可書）システムがThailand Passというウェブベースの新システムに変わる。
タイランドパスを使ったタイ入国手順がタイ外務省によって発表されている。
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タイランドパスでの旅行手順
11月1日以降は、すべてのタイ渡航希望者は、COEシステムではなくて、タイランドパスを使って入国許可申請を行う必要がある。
指定国からの隔離免除（Test & Go）、サンドボックスプログラム、AQ強制隔離のいずれの入国制度でのタイランドパス登録を行う。
タイ外務省発表のタイランドパストラベラージャーニー
ステップ１：必要書類を準備
・パスポート
・ビザ（必要ならば）
・ワクチン接種証明書
・5万ドル以上をカバーする医療保険
・支払い済みのAQ/SHA+ホテル予約確認書（PCR検査代も含む）
ステップ２：tp.consular.go.thで登録
（出発日の最低7日前に）
・個人情報（出入国用紙含む）を記入し、必要書類をアップロード
・ワクチン接種証明書の承認を待つ
・タイランドパスQRコードを取得
ステップ３：出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書を取得
ステップ４：タイへ入国
・タイランドパスQRコードと陰性証明書を係官に提示
・疾病コントロールと入国検査を通過
・空港/ホテル/指定宿泊所でPCR検査を受ける
ステップ５
・AQ強制隔離ならAQホテルで隔離検疫を受ける
・サンドボックスプログラムならSHA+ホテルへ進む
・隔離免除（Test & Go）ならAQ/SHA+ホテルへ進む
隔離免除（Test & Go）による入国についてもう少し詳しい手順もタイ外務省が発表している。
タイ入国後は、ホテルもしくは指定施設にてPCR検査を受ける。
もし検査結果が陰性であれば、タイ国内を隔離無しで自由に旅行できる。
以上はタイ外務省発表による公式情報。
隔離免除でもあっても事前のホテル予約は必須となっている。また滞在中の指定回数分のPCR検査代も含めて支払っておく必要がある。
隔離免除入国では、AQホテルもしくはSHA+ホテルに最低１泊することになっているが、現状ではAQホテルだけが検査代も含めてパッケージでの予約を受け付けている。
パッケージには空港からホテルまでの空港送迎代も含まれる。
タイランドパス申請の必要書類には空港送迎代が記入されていないが、空港からホテルまでの自力移動は認められず、結局は専用車の手配が必要となるため、ホテルをパッケージで予約することになる。
タイランドパスはアップデート中
新しいタイランドパスはウェブベースの登録システムとなる。
が、まだ完成はしていない。
10月27日の夜の時点では、タイランドパスのウェブサイトはまだ工事中だ。
新しいアナウンスが表示されている。
タイランドパスは11月1日午前9時に登録開始予定。
出発7日前までにタイランドパスQRコードのために登録しておくことを推奨。
すでに発行済みCOEを持っていて、11月1日以降に入国する旅行者は、そのCOEが引き続き有効。
また、承認済みCOEは、COEサイトもしくはEメール記載のリンクを通じて、新しい入国規則に適合されたものにアップデートできる。
報道によれば、COEのウェブサイトは11月1日に登録を停止するとのことだ。
ただ、11月7日までは、タイ大使館・領事館で事前にCOE申請が可能だとしている。
10月26日の在東京タイ大使館の発表では、以下のようになっている。
・2021年11月1日以降タイ入国予定ですでにCOE取得済みならばそのCOEは有効
・11月1日～10日にタイ入国予定ですでにCOEを登録申請しているならば、そのまま承認を待ち、発行されたCOEで入国可能
・11月1日～10日にタイ入国予定でCOE未登録ならば、10月28日までに現行のCOEシステムで登録すること
・11月11日以降にタイ入国予定でCOE未登録ならば、11月1日運用開始のタイランドパスで登録すること
つまり、11月1日から10日の間にタイへ行く予定があるならば、本日28日中に、最低でもCOE登録申請はしておく必要がある。11月1日には現行のCOE登録サイトは受付停止するが、タイ大使館とやり取りしてCOE申請を続けることができるということのようだ。
このあたりはかなりあやふやな状態だ。
詳細についてはタイ大使館・領事館で確認するほうがいい。
27日のCCSA会見においても、タイランドパスの11月1日開始は確認されている。現在は、アップデート中であり、準備が整い次第すみやかにお知らせするとのことだ。
大幅なシステム変更となるため、これから1週間ほどは、かなり混乱することが予想される。
落ち着くのはタイランドパス開始となる11月1日から数日を待たないといけないかもしれない。
急用がないかぎり、システム更新時は手続きと渡航は避けたほうが無難。
どうしても早急にタイ渡航を考えている人は、タイ大使館に確認のほどを。
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