11月1日のタイ開国から4日間の空路でのタイ入国者数が発表になった。
隔離免除入国制度のことをTest & Goという呼び方をしている。
日本は隔離免除対象国でTest & Goが利用可能だ。
タイ入国後にPCR検査を実施し、陰性であれば自由に行動できるようになる。
開始2日間の統計では日本からの入国者がトップだったが、4日目ではどうか。
CCSAが資料を発表している。
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スワンナプーム空港到着入国者
11月1日から4日までのスワンナプーム空港到着タイ入国者数と検査陽性者と陽性率
1.Test&Go 8,169人(陽性1人、0.01%)
2.サンドボックス 358人(陽性0)
3.隔離 683人(陽性2人、0.29%)
合計:9,210人(陽性3人、0.03%)
サンドボックスは、隔離免除対象外の国からの旅行者が利用する。サンドボックスエリア内に7泊したのと、タイ国内を自由に移動できるようになる。
隔離は非ワクチン接種者が利用するもので、10日間の強制隔離が必要。
隔離免除入国での旅行者の間ではたった1人しか検査で陽性が確認されていない。サンドボックスはゼロ。
まだまだ母数が少ないとはいえ、陽性率は極めて低い。
隔離免除でもサンドボックスでも隔離でも、出発前72時間の陰性結果証明書が必要。
空港別入国者
11月1日から4日までの空港別タイ入国者と検査陽性者
現在タイに空路で到着する国際線フライトは、スワンナプーム空港、プーケット空港、サムイ空港のみ。
ドンムアン空港への国際線到着はまだ再開していない。
スワンナプーム空港9,210人(陽性3人)
プーケット空港4,005人(陽性7人)
サムイ空港182人(陽性0)
3空港を合わせた入国者合計と陽性率
隔離免除8,614人(陽性2人、0.02%)
サンドボックス4,084人(陽性6人、0,15%)
隔離699人(陽性2人、0.29%)
総合計:13,397人(陽性10人、0.075%)
プーケット空港にサンドボックスで到着した6人が目立つが、それでも全体としては低い率だ。
タイ空路入国者出発地トップ10
11月1日から4日までのタイ空路入国の出発地トップ10
1.アメリカ1,593人
2.ドイツ1,592人
3.イギリス1,006人
4.日本935人
5.スイス624人
6.スウェーデン511人
7.韓国499人
8.オランダ363人
9.UAE350人
10.中国345人
出発国であり、国籍を表すものではないはずだ。
よって、帰国タイ人が多く含まれている可能性が高い。
開国2日目のランキングでは日本は1位だったが、今回は4位。
前回のランキングでは日本出発者にアメリカからの日本経由便利用者が含まれていた可能性がある。
今回ではおそらく大元の出発国で分類してある。
それでも日本からは1日250人ほどがタイに入国していることになる。
すべてが日本人ではないにしても、けっこうな人数だ。
スイスやスウェーデンではプーケットへの直行便があるため、おそらく多くはプーケット入りしているとみられる。
タイランドパス申請数
タイランドパスという新しいタイ入国申請システムが11月1日に開始された。
11月4日午前8時時点で、申請数は65,338件。うち12,607件が承認されたとのこと。
開始当初はエラーが頻発していた。システムの問題もあったようだが、タイ外務省の声明では、外部からの干渉を受けた影響が大きいとのこと。ハッキングなのか詳細は不明だが、改善に取り組み、現在は問題は減少しているようだ。
まとめ
開国4日間の隔離免除入国者が8,614人。サンドボックスが4,084人。隔離入国が699人。空路での入国者は全部で13,397人。
1日あたり3,349人。
ちなみに、2019年の外国人観光客は年間3,990万人。1日あたり10万人以上。ハイシーズンではもっと多い。
現在は30分の1以下の入国者数となっている。
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