37日目
【Nと目覚めの一発】
昼前に起床。
先にシャワーを浴びてから、Nを起こして、一発。
Nは疲れているようだが、素直に応じてくれた。
このあたりはいい子だと思う。
中には、ロングで連れ出したのに朝の一発を拒否される場合がある。
これは悲しい。せっかくのロングが台無しだ。ただの添い寝となってしまう。
まあ、最悪なのは、擦れたゴーゴー嬢のように、ロング代を先払いしたのに早帰りするケースだが。
タイでの夜遊び初心者のころは、何回か痛い目にあったものだ。あれは本当に悲しい。自分がむなしくなる。
かといって、連れ出す前に、「朝何時まで一緒にいて、起きてから必ず一発やれるのか」といった質問をするのも、どうにも野暮なような気がする。
連れ出す前にコミュニケーションをはかり、相手の性格やサービス精神を見定めてからペイバーするようにしている。
それでも外れを引くことは避けられないんだけど。
当然逆のケースもあって、バーでは愛想が悪いけど、ベッドの上では情熱的という子もいる。
こればっかりは、経験を重ねても正解なんて見つからない。
難しいところである。
【ブッカオの名無し食堂でカオマンガイ】
さて、Nとの目覚めの一発をさくっと済ませて、外出。
Nと昼食。
クィッティアオと並んでNの大好物であるカオマンガイを食べる。
LKメトロの近く、ブッカオ沿いにある人気のローカル食堂。屋号がないので、通称「名無し食堂」(参考記事)。
会計をすると、二人で70バーツ。
カオマンガイ一皿35バーツか。
このご時勢で35バーツは安い。
すばらしい。味もいい。
食後、Nを見送る。
ロング代のチップは1500バーツ渡す。普段は2000バーツだが、LINEでのやり取りどおり500バーツまけてもらった。
バービアの相場1500からすれば、2000は少し高めだが、若さを考えれば、まあ妥当な値段。しかもちゃんと2発目にも応じてくれるし。
こちらに金銭的余裕があれば、素直に2000あげているのだけど。
Nも1500で納得してくれているので、まあこれでいいか。
【なじみのバービアでパーティ】
夜8時前には、なじみのバービアへ。
バーはカラフルな風船で飾り付けられ、すっかりパーティモード。
バーの前では豚の丸焼きがちゃくちゃくと進行。腹を開かれたブタさんがクルクル回っている。
ママさんとファランのボスとの結婚記念日パーティだそうだ。
夜8時スタートだから、必ず来てねと言われていた。遅れると、無料の料理がなくなっちゃうからと。
パーティだけあって、バーは満員御礼の大繁盛。イスが足らなくなり、他のバーから借りてきたほど。
ママとファランボスは、常連客たちとの記念撮影大会で大忙し。
あちこちで乾杯の合図だ。
ファランの常連客の多くはパートナーのタイ女性を同伴している。リタイア組が多いので、特定の相手と暮らしているようだ。
なかなか楽しそうな老後である。
隣に座っていたファンキーなファラン爺さんとそのタイ彼女
ブタの丸焼きをアテにビールがすすむ。
自分で4杯注文、おごってもらってさらに2杯。
すっかり酔っ払いモード。
そろそろパーティは佳境に。
ママさんが、ブーケを女性陣に向けて投げる。
受け取ったのは、言葉は悪いけど、結婚できそうにない丸々と太ったバービア嬢。
ピンボケ写真。中央奥の女性がブーケをゲット。
そのあと、パーティ主催者のママさんから、お盆に載せられたキャンディーがみんなにふるまわれた。
よくわからないが、これがタイ・スタイルなのだろう。
最後は、風船を盛大に割っておしまい。
祭りの後
常連客ファランたちは、タイ彼女と一緒に帰っていった。
まだバーは営業しているが、さすがに疲れたので、こちらも帰ることにした。
楽しいパーティだった。
まあ、みんなお幸せに。
結婚も悪くないかなと思った夜であった。